サモア代表 vs 日本代表
2010年10月30日(土)

秩父宮ラグビー場


■結果

サモア代表
13
0

10
10
日本代表
13

0

■試合
得点通りの内容だった。最初の20分、日本が押して攻めてPG1つ。それから、モールで押し込むトライ1つ。しかし、20分ぐらいに攻め込まれ、以降は膠着状態。けれど、次第にサモアにエンジンがかかってきた感じ。
Webによるとサモアは海外組がいない国内組(=若手主体)らしい。なので、勝てるとの見込みだったらしい。
前半20分のサモアは、覇気がなかった。きっと南国から日本に来て台風で、って、天気を呪ってやる気がない、みたいに思えた。けれどそれは、ひょっとしたら様子見だったり、エンジンが掛かる前の、エンジンを温める期間だったのかも知れない。だって、後半になると全然のチームで、果敢に攻め、走ってくるようになったから。
日本は、たまに攻めてもサモアDFに塞がれる。ギャップをつくったり見つけるための工作を、何もしていない。で、そういう攻撃の主体になっているのは、いつも3人ぐらいの外国人選手。日本選手は、あまり相手に当たったり、切り込んで行ってなかったみたいに見えた。
で、後半になってサモアは2つのPGを入れた後、日本のギャップを見事に突いて、DFを切り裂くようにトライ。いや、いいトライだった。これで逆転。
ま、こんな程度が日本の実力。これで外国人選手を外したら、どーなるんだよ。

■出来事
予報は,雨。夕方には関東に上陸。なんていう予報が出ていて、決行か中止か、当日10時にHPで発表する、となっていた。で、10時過ぎ、決行、と発表された。げ。雨の中かよ。
しかし、2試合通し券・自由席(4000円)を買っていたので、しかたなく出かけた。買ってなかったら、とうぜん行ってないと思う。前売り特典のタオルマフラーをもらわなくちゃならんので、外苑前で降りて正門から入る。「リポビタンDが無料で飲めます。秩父宮に来てください!」と客引きのバイト(?)が叫んでいたが、入場してもそれがどこにあるか分からなかった。
バックスタンドへ。ちょうどサモアの国歌斉唱中。で、南側スタンドからバックスタンドに行こうとしたら、行けないようになっている。けっ。バックスタンド側から入れ、ということなんだろう。きっと、バックスタンド下に出店があるから、そこを通って、なるだけ銭を落とせ、という仕掛けなんだろう。なんとチープな。 前半は、まあまあ、普通の雨。しかし、後半になると雨粒の大きさが違ってきた。そして、北から斜めに降り注いでくるようになった。傘をさしていても、膝頭から下がどんどん濡れていく。手もかじかんでいく。強烈に寒い、ということはなかったけれど、後半は「早く終わってくれよ」という気分で時計ばかり見ていた。
ハーフタイムに、7人ぐらいメインスタンドに出てきた。在日サモア人によるサモワンダンスの披露だという。男性2人は腰みのだけでほぼ裸体。女性はブルーのムームー。が、なかに10歳ぐらいの少女が混ざってる。おい。こんな寒い雨の日に、いくらなんでも子供を雨ざらしにするってのは、マズイだろ。
下の方に、いつもいる応援屋がいた。奇妙な帽子をかぶった奴と、もう1人。ときどき「ジャパン、ジャパン」といったり「ファイト、一発」といったり。後援のリポDのキャッチを言うように、とでも言われているのか? こいつら。後半になって1人加わって、こいつがうるさかった。声をあげろだのなんだの、エラソーに言っている。お前がうるさいよ! と言ってやりたい。
それにしても、日本選手で名前と顔が分かるのは、小野沢と五郎丸ぐらいになっちゃった。リザーブの大野、マイケル・リーチ、和田耕二はなんとか分かるが、大野だけだったな、知ってる顔ででてきたのは。トップリーグ、見に行ってないしな。
それにしても、本日も始めから5/15人という外国人。途中1人ふえて6/15人だぜ。これじゃ、どこの国の代表だか分からんよな。

■客の入り
屋根のあるメインと南スタンドに集中してた。そうさね。3〜4000人の間かな?
発表によると、3743人だって。むふふふ。野鳥の会の推定数に、近づいてきたかな?

■天気
強風を含む雨。台風接近中だ。

[2010.10.30]

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