明治大学 vs 帝京大学
2010年11月21日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

明治大学
20
10

0
14
帝京大学
10

14

■試合
いきなり明治が帝京陣内へ攻め入ってしまう。おやおや。でも、すぐ帝京が明治陣内へ攻め込む。ってな感じで、一進一退。DFは両チームとも堅くて、なかなか得点できない。互いに、ちょっとしたスキに取られた、って感じかな。
帝京の攻めは相変わらず単調で、内に切れ込んでいくもの。多く、ダミーを走らせていたけど、ほとんど意味ないだろ。明治の出足はかなり早かったから、ラックつくって展開しても、ほぼ止められていた。前半9分、明治がオフサイドの繰り返しで1人シンビン食らったときに取れなかったのが、痛かった。あそこは、なんとしても1トライ欲しかったね。
攻めに関しては、両チームともにいまひとつ。まともにぶつかってもダメなのが分かっていて突っ込んでいくのだから。もうちょい、策をめぐらせ、と思った。
後半、明治ノックオン! でも笛は鳴らずに試合は続行。帝京の選手は足を止めてしまっていたが、トライ成立。あららら。「いまの、ノックオンだろ」との声がバックスタンドに満ちた。谷口さんは前半にも帝京のノックオンを見逃してるし。ラインアウトのノットストレートも恣意的みたいにみたいに見えたし。帝京の選手は納得いかないままだろうな。それでもめげずに緊張を維持できたのは、ご立派。結果的に6点差なので、あのトライをさっ引けば、実際は帝京の勝利と言うことだな。
明治の選手は、ノーサイド後、ガッツポーズをしたりしていたけど、誉められたもんじゃないな。実際は負けてるんだから。
※twitterで見たら、明治のノックオンと見えたのは「スロー再生を見ると帝京の選手がはたいた」ので、帝京のノックオンだった。という話が載っていた。ふーん。でも、会場では分からないからね。選手だって分からなかったぐらいだし。思うに、テレビ中継しているのだから、会場に大型ビジョンがあるのだから、そのシーンを再生すればいいんだよ。そうすりゃ、誤審じゃない、って分かるんだ。ま、でも、実際は誤審だった、ってなると、大変な騒ぎになるかと思うけど。でも、それを怖がって見せない、のはいかがなことかと思う。

■出来事
ハーフタイムは、両大学のチアリーディング。これは、難しい技をこなした帝京の勝利だな。
後半、サイドが変わって、明治ファンが北側へとぞろぞろやってきた。彼らの口の汚いこと。下品もここに極まれり、だな。帝京に甘く見えるジャッジには「なにやってんだ、谷口、お前、金もらってんのか!」「いまのオフサイドだろ!」など、勝手なことをいう。いっぽう、明治に甘いときは、何もいわない。ま、すべてのジャッジが明治よりでないと納得できないような連中だ。明治が反則しても、それでも勝てばうれしい、という連中だ。こまった連中だ。
久しぶりに明治が全勝で迎えた帝京戦。勝ってるときだけ秩父宮に足を運ぶような連中は、こなくていいよ。という気がするのだけれど。それにしても、ラインアウトを取っただけで場内が沸き、明治のタックルには狂喜乱舞。帝京は、まるでアウェイの会場のようだった。だって、帝京がトライしても、シーン、と静まりかえっているのだもの。もちろん、明治だけ応援の連中は拍手なんてしない。こんなファンがそばにいると、胸くそが悪くなってくるよ。

■客の入り
8〜9000人ぐらいかな?
協会発表によると、8052人だと。

■天気
曇り、ときどき陽射し。ほんの少し、気がつかないぐらいに雨も降った。

[2010.11.21]

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