帝京大学 vs 早稲田大学
2014年1月12日(日)

国立競技場


■結果

帝京大学
41
12

10
34
早稲田大学
29

24

■試合
大学選手権の決勝。
どーも近ごろ調子に乗れない帝京。大東戦は面白かったけど、慶應戦はつまらなかつたからなあ。得点できないし、攻められるとあたふた。調子に乗ってランニングラグビーすると、パスミス…。対する早稲田は、これも精度が高いとは言えないけど、上り調子ではある。これはきっと大大差にはなるまい。ひょっとすると面白い試合が…と思って国立へ。
キックオフ。1分たたずに早稲田がすり抜けて独走のトライ。おいおい。これは予想が当たったか。と思ったけど、早稲田の勢いはそれまで。帝京はゴリゴリ押しこんでトライ。これで早稲田FWが弱いとみたのか、相撲ラグビーのようになって、次も押し込んでトライ。12-7。つまらない試合になるかな、と思ったら、そうでもなかった。結構、帝京が走るし、展開もする。
前半も押し詰まって早稲田が攻め込み、左オープンに展開。もう1つ外にパスすれば確実にトライなのに、自分度持って行こうとして失敗。もっとも、帝京のペナルティでPG。ところがそれがポールに蹴られて、もどったところを拾ってさらに攻撃。再び帝京ペナルティで、今度は正面からのPGが成功。これで12-10。でも、トライしてたら流れは変わったかも…という気がしないでもない。
後半、帝京が早速トライ。そのご連続2トライやPGもあったりして34-10まで点差が広がる。とくに連続トライは、早稲田のDFはザルかよ、気が抜けたか? と思える程。ところが、今度は間髪を入れず早稲田が2連続トライで34-22。1つは隅っこにやっと、な感じだっけど、突然生き返った感じ。いったいどーなってるんだ、この大雑把な展開は。でも面白い。さらにトライを重ねて34-29まできた。勢いで早稲田がもう1つとれば面白くなるんだが…とはいかなかった。帝京がトライをお返しして41-29。
最後、早稲田が攻め込んで、ホーンが鳴った直後に、トライが宣言される。Gが外れて、ノーサイド。41-34。ううむ。届かなかったか。
しかし、いい悪いがはっきりしすぎな展開で、どーも実力そのままとは思えない。どっちもDFをしっかりしなくちゃ、な。こんな杜撰で大雑把でテキトーな試合をしていたんじゃ、社会人には通用しないだろ。 それにしても、これで帝京は5連覇達成だ。これまた強者が片寄りすぎだよな。関東学院や東海、天理はどこに行った。

■出来事
おそらく、これが現国立競技場に入場するのは最後になるはずだ。改築の予定なのでね。
ハーフタイムには、早稲田のチアリーディングショー。

■客の入り
2万5,6千人入っている感じ…。
協会発表は27224人。勘が当たってるなあ。ふふふ。
帝京の赤い旗がずいぶんあった。OBもたくさん来てる感じ。

■天気
晴れ。風もなく穏やか。ぽかぽか陽気。

[2014.01.14]

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