慶應義塾大学 |
38 |
26 |
− |
0 |
7 |
青山学院大学 |
12 |
− |
7 |
■試合
前半の最後の5分ぐらいから見た。スコアは一方的。でもそんなに大差じゃない。慶應は、早明筑とくらべて力が落ちるってこったな。
後半。慶應が攻勢なのはそうなんだけど、いまいち勢いがないというか、青学も粘るし、たまにボールをもつと慶應陣内に攻め入ってくる。唯一のトライも、慶應ゴールライン間際のラックで、すき間をくぐり抜けてのもの。結構、センスがあるプレーをする。なわけで、後半だけ見ると12-7と、そんなに差がない。前半で差がついて気がゆるむ、という点差でもないと思うんだけどね。
■結果
早稲田大学 |
19 |
5 |
− |
15 |
15 |
筑波大学 |
14 |
− |
0 |
■試合
注目の一戦。明治に大敗した筑波は、どこまで早稲田に通じるのか。
早稲田が圧倒する可能性もあると読んだいたんだけど、ほぼ互角。筑波がリードして早稲田がすがる展開で、前半は5-15。予想外。面白いのはプレーのスタイルで、筑波はまるで清宮監督時代の早稲田みたいな狡猾なプレーをする。たとえばラックに直接入らず、ラックを飛び越して相手をスウィープというかジャマするプレー。これは2人が並んで飛び込んできて、一発でオブストラクションをとられていた。他にも、ラック内のハンドは何度も取られていたし、コラプシングもたびたび取られていた。あえてグレーなプレーをして、審判の判断基準を測っているかのような感じ。全盛期の神戸製鋼も似たようなことをやってたな。大西一平。反則が早稲田6に対して筑波16は多すぎるかも。
ボールを素速く動かすのは、筑波だった。ボールを持った選手がギャップを探し、こじ開けてタテに突進するシーンも数多くあった。こういうプレーは、早稲田のお株を奪うようなプレーで、早稲田がなかなかついていけない。早稲田はなんとね愚直なプレーに徹していた。
だからというわけじゃないだろうけど、早稲田はノックオンが多かった。ボールが手につかずハンブル、というシーンを何度も見た。それから、ノットストレートも何度も取られていた。気が焦っているのだろう。上手くやる、ではなく、気持ちがでてしまうプレー。完成度はいまいちだなと思った。
後半、早稲田がスクラムトライ1つ返して12-15。筑波はスクラムが弱い。それでコラプシングを取られ、でも真面目に組むと押されてしまう。ここはなんとか修正していかないといかん部分だな。
3点差のまま後半の33分ぐらいに、筑波の選手がするすると抜けて独走か、と思ったら止められて、そののち笛。なんと筑波の選手が「故意の反則の繰り返し」でシンビンを喰らってしまった。この時間、この点差でシンビンはたいへんだ。
以降、早稲田の連続攻撃がつづくのだけれど、40分をすぎてロスタイムは3分のアナウンス。で、45分にとうとう飛び込まれてトライとなるんだけど、おいおい、シンビン解除しなかったよな。忘れたのか、それとも連続攻撃中なので呼べなかったのか。どっちなのか知らないけど、15人で守ってたらどうなったか分からないと思うぞ。
■出来事
第1試合のハーフタイムは両校のチアリーディング。なんだけど衣装がクリソツだった。演技は、かなり派手に飛ばしたりしてた青学に軍配。
■客の入り
第1試合は4千人ぐらいで、第2試合は5千人とかかな?
第1試合は5528人で、第2試合は8593人だと。そんなにいたかな。
■天気
晴れ。暑いぐらい。
[2014.09.28]