明治大学 |
77 |
43 |
− |
6 |
6 |
日本体育大学 |
34 |
− |
0 |
■試合
明治、勝ったとはいえ、いろいろ締まらないところがありすぎ。ミスが多く、高く上がったボールをキャッチできずノックオンしたり、初歩的。そして、致命的にコンバージョンが入らないのは大きい。
個人パワーはそれぞれあるんだろうけど、日体DFだから抜けるんで、これが筑波以上のチームだったら通用しないだろ。組織的な動きはまあできてるけど、最後は個人技に頼っちゃってる感じだったからなあ。帝京には、慶應同様こてんぱんにやられる予感。
いっぽうの日体は個人が非力。組織的な動きもできてなくて、HBなんか次にボールをどう動かそうか迷ってたりする。当然、スピードは遅い。たまに攻め込むけど、決定力がないので反則で明治ボールにしてしまう。結局、この試合はノートライ。かつての日体の面影はどこにもない。綿井さんが泣いているぞ。ところで、ひとり茗渓の選手がいた。茗渓から日体にいくのがいるのか?
■結果
帝京大学 |
89 |
40 |
− |
0 |
10 |
慶應義塾大学 |
49 |
− |
10 |
■試合
帝京の横綱相撲。試合内容も、かなりよかった。以前、青学との試合では、王者らしからぬプレーもあったけど、この試合ではほとんどなく、フェアで、見ていてもキレイなプレーだった。ボールのつなぎ方など、ほれぼれするぐらい上手い。
なんとか慶應がついていけたのは、前半の半ば過ぎまで。30分を過ぎると、走られ放題になった。帝京、前半の3つのトライはフォワードで押し込むかたち(二つ目も、そうだったかな?)。最初に疲れさせる計算か。あとの3つは30分過ぎてからで、走って突破してのトライ。お見事。40点以上もリードすると余裕なのか、帝京は選手交代したり、勝ちを意識した采配になる。いやらしいけど、まあ、現実的でもある。
後半12分ぐらいに慶應が押し込んでトライ。でも、なんか帝京は必死で防ごうとしてなくて、トライの1つや2つ、あげるよ的な感じで47対5に。その後、もうひとつトライしたけど、これも、帝京はムリに防ごうとしてなかった。こういう態度が、のちに致命的になったりしないかな、と気にはなるが。まあ、互角で戦える相手がいないんじゃ、やりようもないよな。
■出来事
慶應の応援団なのか。黄色いTシャツの青年男女がうろうろしてて。一団は北スタンドにも2〜30人固まっていた。
叩くと鳴るようなものを使い、「だんばれがんばれ、けーいーおー」とか「けーおー、ちゃちゃちゃ」(ちゃちゃちゃの部分はアコースティックな鳴り物ね)なんてのを延々やってて、ジャマだった。
前列にいた女の子たちが、前半の終わる前にぞろぞろいなくなったので、もしかしたら彼女たちはハーフタイムに演技したチアリーディングのメンバーかも。
しかし、黄色い声で応援なんかやられちゃたまらんなあ。こういう、他の学生スポーツで行われているような応援スタイルをそのままラグビーに持ち込み、わめくって連中はときたまボウフラのように湧いてきて。でも、あっという間に消えるんだが。これも、W杯で3勝したおかげかしら?
■客の入り
第1試合は2500人ぐらいで、第2試合は4000人ぐらい?
協会発表によると、第1試合は3795人で、第2試合は6177人だと。そんなにいたかなあ。ううむ。
■天気
快晴。暖かい。
[2015.10.18]