明治大学 |
42 |
28 |
− |
10 |
10 |
慶應義塾大学 |
14 |
− |
0 |
■試合
慶應がトライを挙げる少し前に入った。前半の25分ぐらいかな。すでに明治は3トライ。力の差かと思ったら、慶應トライで21-10 になって。どうなるかと思ったら。明治がボールをもつと、一気に大幅ゲイン。個人技か。タテに突破する力がある。慶應DFをかき分け振り切って突進する様子は、なかなかのパワーラグビー。ただし、ゴールライン近くまで行っても、トライがなかなかとれないシーンもあったりして、決定力はいまいちな感じ。
逆に慶應が攻め込むシーンもあったりしたんだけど、トライはとれず。
いっぽうの明治は、マイボールではすこぶる元気になる。明治はDFが問題かな。あと、突進する選手のフォローがしっかりすると、トライに結びつきそうな気がするんだけど。
後半も同じような感じで。慶應は、たまに攻め込んでもトライがとれず。明治も、ギャップをついて走るんだけど、ゴールライン前で止められると、それ以上進めない。がむしゃらにタテに行って止められる、ペナルティーを犯す…で、攻めが単調。もっと左右に降ってギャップをつくるとかすりゃいいのに。少し退屈。
まあ、そんな調子で、でもたまに明治がトライして加点して、40-10という差はついたけど、中味はいまいちかな。というなかで、明治のコンバージョンがよく決まる。かなり角度はあるんだけど。
■結果
帝京大学 |
92 |
36 |
− |
3 |
15 |
早稲田大学 |
56 |
− |
12 |
■試合
最初は早稲田も頑張って、PGで3点先取。が、しかし、早稲田のタッチキック(10mラインぐらいだったかな)を、ボールがラインを割る前に帝京の選手がジャンプしてキャッチし、ピッチ内へ。さらに、そのまま展開してトライ。これが帝京のトライ祭りの始まりで。次は、インゴール手前にキックしたボールを絶妙にキャッチしてトライ。その後もキックパス風を多用してトライが2回あったのかな。かなり練習してるんだろう、見事に決まると場内からため息がもれる。
帝京の選手は強い。倒れないし振り切る。早稲田のタックルしてきた選手を弾き飛ばす。パスも巧みで、自由奔放。そしてスマート。見ていて楽しいスマートなラグビーをする。大人な感じ。青学戦のときは、けっこうダークな感じがあったけど、慶應戦以降は感じられない。
第1試合の慶應 vs 明治の、ごにょごにょちまちましたプレイとは大違いだな。
30分過ぎかに早稲田に攻め込まれたんだけど、結局、ゴールラインは割らせず。その過程で帝京の選手がひとりシンビンとられたけど、早稲田はトライとれず。
なんだけど、帝京はコンバージョンが入らない。どうしたことか。
さて後半。16分ぐらいの帝京のトライで、早稲田の選手は棒立ち状態。インゴールにつめに行こうともしない。完全にキレたか、あきらめが漂ってみじめ。さらに23分にはノーホイッスルトライ。帰り始める客もめだったくる。
26分に、やっと早稲田トライだけど、これはもう、帝京も手抜きだな。でもコンバージョン外す、というかポールに当てるというのは、なんなんだ。さらにもうひとつトライとってるけど、帝京は選手を7人変えちゃってるからな。参考にならん。100失点は免れたけど、ここまでひどいと、可哀想になる早稲田。
■出来事
慶應の応援は、こないだと同じ黄色いTシャツで北スタンドに陣取ってた。木魚みたいな音は出してないけどあ、この度はバルーンである。これをたたきながら『がんばれー」とやってるんだけ、うるさくてかなわない。鳴り物なしにして欲しいもんだ。そもそも、ラグビーにはああいう応援は似合わないことを、誰か教えてやれよ。
芝生が密集して、緑があざやか。試合数が少ないからなのか、芝生を変えたのか。どっちなんだろ。
帝京のチアリーディング。ぽんぽん宙に跳び、くるくる回転する演技に、場内からため息が。こちらも群を抜いている。
■客の入り
第1試合は15000人ぐらい? で、第2試合は18000人とか?
発表によると、第1試合は12078人で、第2試合は16674人だと。意外と入ってなかった。
■天気
おおむね晴れ。
[2015.11.02]