慶応義塾大学 vs  東京大学
1999年9月15日(水)

秩父宮ラグビー場


■結果
慶応義塾大学129(80) - 5(0)東京大学

■試合
レフェリーは、藤氏。
慶応の巧さだけが目立った試合で、あとはとくに言及することはないんだけどね。といいつつ・・・
東大は、マイボールラインナウトは簡単に取られるし、パスもよくないし、日体にあわや勝つ? という試合をしたとは思えないチーム。まあね。慶応が、塾高から着た選手に頼るのをやめて、人買いに走ったんだからしょうがないやねえ。慶応高校出身者は、2人ぐらいじゃないの?
先週のケンブリッジのときはスピードがないチームに見えたけれど、今日はスピーディだった。相手のレベルが違ってくると、こうも動きが違うものか。やりたい放題の慶応だった。まるで、東大の次の動きが完全に読めているような動きもしばしば。
しかし、ラックのときなど東大が律儀にボールに向かって行くのに対して、慶応の方はまるで明治のよう。スイープ担当はボールじゃなくて相手選手の次の動きを封じに行く(その選手はさっさとオンサイドにもどらず、オフサイドの位置で様子をうかがいつつ、相手に背を向けたまま立って邪魔する。こういうのって、最近の試合では当然のごとく行なわれているけど、どうも納得がいかない。オブストラクションに、どうしてならないんだろう?)。ボールに行く選手は素早く対応する。チームが組織として機能しているのだ。なんか、東大のプレーを見ていると、かつての慶応のようなひたむきさが感じられて、慶応のプレーには傲慢ささえ感じる。そうそう。ペナルティで相手ボールになると、ボールを放り投げたり蹴飛ばしたりも、していたねえ。
立派なチームになったものである。
まあ、そういう巧い(上手いではない)プレーを差し引いたとしても、東大は50点差以上で負けたでしょうけども。
こういう慶応を、慶応ファンはどう見ているんざましょ。

■出来事
とくにないねえ。校歌の斉唱、吹奏もなくなって、清々しくなったことぐらい?

■客の入り
バックスタンドに150人ぐらい。メインスタンドは500人ぐらい? のどかな秩父宮でした。

■天気
関西地方に台風、のようなの? で、空には黒い雲が現れたり晴れたり。後半は小雨も。風も舞っていた。

[1999.09.15]

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