■試合
明治大敗。その割に、ぎりぎりまで明治ファンは席を立たずに我慢していましたね。ご立派。というより、呆れて立つ勇気もなかったのか。それにしても、明治はいいところがまるっきりなかった。今年は、対抗戦4位にすべり込み、ってところかな。
それでも前半は結構しぶい展開で、お互いに持ち味をだせないまま。明治はラインアウトのたびにメンバーをこまめに変えていたけれど、スローインのタイミングがまるで合っていない。おまけに、時間かけすぎでペナルティとられたり。うーむ。慶応がゴールラインぎりぎりにタッチに蹴出してラインアウトから押し込んだトライで、逆転。5-3になったのが、前半の26分。うーむ。このまま、しぶい展開で後半もいくのか? と思っていたらさにあらず。後半は、慶応のトライの嵐が始まった。
3分(トライした野澤は「どうだ!」と言わんばかりに、ボールをインゴールに叩きつけた)。11分。19分にはスクラムトライ(報道によると、崩れたスクラムから飛び込んでトライ、だそうです)。28分。37分にはインタセプトからトライ。と、5つのトライを奪う活躍。その立役者は、野澤だった。よくボールに絡む男である。このままノートライに抑え込まれるのか、とみんなが心配ていた後半34分に、なんとか阮がトライ。といっても、この1トライのみ。無惨な結果になってしまった。
■出来事
「明治、廃部しろ」だの「死ね!」だの、明治ファンの悲痛な叫びがこだましておりました。
銀杏並木も、10%ぐらいの黄色い葉っぱが混じってきましたね。
■客の入り
2万人とちょいと入っているのかな。しかし、ほんんど座っていた。バックスタンドの立ち見席は、すかすか。去年は、ここで立ち見だったのになあ、私ゃあ。今年の入りは、あんまりよくない、っていうことではないでしょうか。
■天気
曇りながら、ときどき陽が射す。
[1999.11.07]