慶応義塾大学 vs  同志社大学

関東学院大学 vs  大東文化大学

2000年1月2日(日)

大学選手権準決勝

国立競技場


■結果
慶応義塾大学25(3) - 19(12)同志社大学

■試合
前半は、同志社が健闘。積極的な攻めで同志社ペースで推移した(でも、ミスもあったし、FWが遅いのが気になった)。慶応は思うような攻撃ができず。これは、関西パワーの爆発か? と思わせたのも一瞬のこと。後半、いきなり慶応トライ。その後は一気に慶応ペース。同志社もたまに抜けるのだけれど、慶応の素早くしつこいDFにさえぎられて、得点ならず。タッチキックが下手だった。ラインアウトも簡単にとられちゃうし。イージーミスが多すぎる。早稲田を粉砕した強力パワーはどこにいっちゃったの? 後半の37分には3点差の22-19まで迫るが、そこまで。あえなく関西で1人気を吐いていたチームも沈んでしまった。

■結果
関東学院大学46(15) - 33(14)大東文化大学

■試合
ゆとりの関東、かと思いきや、いきなり大東がトライ。おお。どうなっちゃうの? その後も、関東はリズムをつかめず14-5。ううむ。というところで四宮が関東らしいトライを決める。なぎ倒して振り切って、最後はオーバーアクションのダイブをしたりして、どーも演出過剰だなあ。まあ、いいけど。PGでなんとか14-15と逆転して前半終了。大東はなかなかDFがよく、よくもここまで勝ち残ってきたなと思わせる仕上がり。リーグ戦の成績はあてにならないのかな。
で、後半。前半のじれったさを吹き飛ばすかのように関東がトライしまくり。四宮、矢口、渕上が目立っていた。ハンドリングもよかった。で、ダブルスコア以上になってしまう。こりゃ、大東も切れたか、と思ったのでした。ところが、どっこい、大東のしつこさは最後まで見せてくれました。後半20分過ぎからの4連続トライ。これまでのお返しとばかり、33-39と6点差にまで迫った。場内は、歓声につつまれる。が、反撃もここまで。関東が最後にとどめのトライを決めて、勝負は決まった。どーも、関東はリードして気を抜いてしまったのかな?

■出来事
ハーフタイムに上智、青学、慶応、学習院などのチアリーダーたちが、華麗なるチアリーディングをやってました。もっとも、メインスタンド正面だけなので、こっちからは後ろ姿を遠く拝むだけだった。バックスタンドでもやってくれい! そうそう。なんか、番号を発表して賞品をどーのこーのいってたけど、チケットのどこの番号のことなんだ? 確かめるのも面倒なので、そのまま帰ってしまったけどね。

■客の入り
行こうかどうしようか迷ったけど、よろよろ出かけたのだった。当日券。S席はありません、とのことだった。B指定で高見の見物といくか、と思っていたら、なんとB指定でも端っこの席。上段ではなく、A指定とC指定に挟まれた場所で、C指定と5mも離れていない。もちろんインゴールの後ろの方。やれやれ。といっても、大して混んでいない。自分の25ゲートL-7の席にはぎっしりと人が座っていたので、その近くの開いているところに座って、ゆったり見物した。ちょうど、車椅子の席の上のあたりです。A指定席はまずまず入っている。B指定の両サイドの上段はあまり入っていないね。C指定は、まばらだ。ん? C席は指定なのか? 自由席なのか? 指定だったはずだけど、あんなまばらに入れるか? かつてはブロックごとにぎっしりの所と、ブロックごと空席、というのに別れていたりしたものだけれど。4万人近くは入っていたのでしょうか? もっとも、第1試合が終わると、かなり減った気がしました。

■天気
始めのうち、少し晴れていた。けど、すぐに陽は閉ざされ、しだいに雲が厚くなり、寒かった。風がなかったのが、幸い。第2試合の後半30分過ぎには照明が点灯された。

[2000.01.02]

back next
 
 

|ホームページへ戻る|