1999年2月3日(水)


■日比谷-銀座-京橋



●最近歩いてないわけじゃないんですが

散歩のあれこれを書くのは久しぶりです。歩いてないわけじゃないんだけど、いつもと同じような場所を歩いているからですね。変わったところに出かけたりしていない。せいぜいが、正月の七福神(下谷と隅田川と)ぐらいかな。だらだら歩きを、あんまりしていないということですか。
今回も、大した場所でもないし、大して歩いてもいないんですけどね。

●「メリーに首ったけ」はよかったぞ

毎月第一水曜日は映画半額の日。だもんで、日比谷映画へ「メリーに首ったけ」を見に行きました。11時から(本編は11時15分から)なのに、10時45分に着いたらチケット売場に6、7人の行列。おお。評判のいい映画だし、封切ったばかりだし、安いし。これは大入り? いやほんとに。上映する頃には、ほぼ満席となりました。
映画もよかった。なにせ、明るい。そして、主人公のメリーがかわいくてチャーミングで、強い。ものにも動じない。そして、うじうじ男にも幸せがやってくるぞ、と思わせてくれる。元気になる映画だね、こりゃ。本年度No.1はこれに決めた。

●本屋をうろうろ

お昼を食べた後、丸善有楽町店へ。小さいので本の種類がない。で、2時30分にシャンテに行く。「のど自慢」見学のつもり。が、前の方しか席がないという。おお。油断した。くそ。じゃあ、いいや、でやめた。銀座旭屋、近藤書店、教文館と歩く。目当ての本(「人形の誘惑」井上章一)なし。

●教文館横のガラスの建物は、なんだ?

そーなんだよ。ちょっと行かないと、どんどん妙な建物が建ってしまうのだよ。ここには、なにがあったっけ? 覚えていないなあ。

●読売広告社解体中だった

あのビルはそれほど旧いものだとは思わなかったけどな。といっても、入ったことはなかったけれど。自社ビルの建て直し? 儲かっているんでしょうか? どーでもいいですが。それにしても、社員の方々はどこに分散配置しているのでしょう? それとも、読広はどっかに移転でもしちゃいましたか?

●「オフィス・デポ」は、総合文房具屋ですね

銀座と京橋を区切る高速の下に、アメリカンタイプ(のような)文房具屋ができていました。まえは、家具屋だったはずです。だれも入っていない家具屋だったっけ。それにしても、広い。机上の文房具から机、椅子、棚、金庫、ワープロ、コンピュータ、プリンタ、お菓子やコーヒー紅茶まで。オフィスで必要なものがここで全部そろってしまうというコンセプトです。広い空間に、開放的な棚がならび、どかっ、と色気なく商品が並んでいます。うーむ。でも、そんなに繁盛している風にもみえなかったな。

●INAXで「人形の誘惑」ようやくゲット

で、京橋のINAXへ。おお、あった。「人形の誘惑」井上章一です。先だって新宿の紀伊国屋書店にも行ったんだけど、なかったのだ。ただいま増刷中なのかな。そういえば、「借家と持ち家の文学史」も、出版社で品切れ状態のままだけれど。増刷かけないのかな。INAXには、欲しい本ばかりたくさんあるので、困ってしまうです。上のギャラリーでは、宮大工の棟梁のような人の展示でした。複雑怪奇な木の継ぎ方などがあったりして、うーむ。INAXらしい展示でした。



back next



|ホームページへ戻る|