1999年10月29日(金)
■浜松町-虎ノ門-日比谷
●浜松町から東麻布
わけのわからない打ち合わせを11時に終えて、時間があるので知り合いの事務所へ行ってみることに。増上寺の境内を通って裏手に抜けた。東京タワーのすぐ下だ。とろとろ歩いていたら、明照会館というピルの1階に三康図書館なるものがあるのを発見。ふーん。こんなところにねえ。と、入っていく。1回の利用料が100円だと。ふーん。古ぼけた感じだが、図書カードがあったので見てみた。なんとなく、旧そうな図書が多くて、古書の原本なんかもありそう。うーむ。利用することはあるだろうか? 東麻布の事務所で昔の知り合いと少し話して、一緒に外出して六本木でタイ料理のバイキングの昼食。
●飯倉から神谷町
話しながら歩いていたので、どの辺にいるのか分からなくなった。飯倉の方への道を教えてもらい、広い通りに出ると、外観はずいぶん変わっているけど、何年か前に確かに歩いた道だ。右手にスペイン村へ入る小道・・・。左手に郵政省の麻布のビル。右手にロシア大使館。もう、分かった。すぐノアビルだ。ぐぐっと曲がって神谷町の駅前。オークラへ行く道の周辺に36、37とかの森ビルが林立して、ちと戸惑う。でも、第30森ビルにポラロイドギャラリーは、まだあった。石内都「Body and Air」展。一歩はいると、木造民家もある虎ノ門。その一画のPGI(Photo Gallery International)では、何とかいう男の人の写真。ウィン・バロックやエドワード・ウェストンっぽい感じの白黒写真。アメリカで撮った写真で、なかなか感じがいい。客は私1人。いいねえ、ここは。いつもゆったりしていて。
●日比谷公園、日比谷図書館
虎ノ門から文部省の前を通り、右に曲がって日比谷公園。いろいろな団体が結集していていて「狭山差別」「部落解放」なんて文字の書かれたゼッケンをつけている。これからデモの様子。私は横目で見て日比谷図書館へ。図書館というのはあまり利用したことがないので、使い方がわからない。けど、なんとなく書棚を見ていたら「東京市史稿」が開架で見られることを発見。おお。なんだ。保存庫から出してもらわなくても、勝手に見られるのか。うはははは。で、係に聞いたら、自由に3階にもっていって、コピーも可だって。コピーの後は、自分でもどすんだって。ひぇー。信頼関係が成立しているんだねえ。というわけで、あの本、この本と、40枚以上もコピーしてもらってしまった。もう、4時30分だ。
●家に帰ったら友だちが・・・
留守電が何回か入っていた。6時に来ると言っていたんだ。まだ6時前だけど、何度か電話を入れていたらしい。なんとか連絡取れて、やってくる。久しぶりにあれこれ話した。