まず、最初に行った中国です。
1999年5月14日〜1999年6月5日の間、いました。

下の地図は例によってクリッカブルマップになっています。
地名をクリックしてください。


北京 上海 広州 南寧 憑祥 戻る
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北京(ペキン) Beijing

飛行機から最初に降りた土地が、この北京でした。

中国って、外国人が泊まれるところって決まっているらしいです。安そうなところを見つけても没有(メイヨー:「無い」とか「知らない」とかの意味)と、言われるだけ。外国人旅行者が泊まれるところは、そこそこのホテルです。ドミトリー(大部屋にいくつかのベットが置いてあるだけ)に泊まっても、1000円くらい取られてしまう。シングルとか泊まろうとしたら、2000〜3000円くらい取られる。個人旅行者にはつらい国ってイメージです。それに、英語がまったくと言って良いほど通じません。その代わり、日本人なら筆談と言う手があるので、まだ安心です。欧米人の方々は、それすら出来ないので大変そうでした。

そんなこんなで、中国はサッサと出ようという気になってしまいました。最初は西の方も行って、ゆっくり回ろうと思っていたのですが・・・

北京で見に行ったのは「天安門」と「故宮」です。交通手段は徒歩と中国唯一(だと思った)の地下鉄です。地下鉄はほとんど毎日乗っていました。市内を環状的に回っていて、どれだけ乗っても1回30円くらいでした。だから、毎日のようにこれに乗ってフラフラと出かけてました。

北京の町は、日本の下町みたいな感じでした。特別高い建物も無い見たいだし、あとはなんとなくなんですけどね。

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上海(シャンハイ) Shanhai

上海の方が北京よりも都会に思いました。「不夜城」とか書いてある大きな看板もあったし。

でも、特に何するって場所も無いんですよね。お金をいっぱい持ってれば、ショッピングとかするんでしょうけど。

この町は電車の切符が取れるまで、散歩していただけです(^^;

電車と言えば、切符を買うのにちょっと根性がいります。切符売り場の窓口に並ぶんですが、中国人は平気で割り込んできます。話し中でも割り込みます。その人たちを押し退けながら買わないと、何時間たっても買えません。

それと、「おまえは中国語わからないんだから代わりに買ってやる」と英語で声をかけてくる中国人がいますが、のってはいけません。切符代と同じくらい手数料を取られます。切符くらい言葉がわからなくても買えます。

今天(今日) or 明天(明日) or 日付(例:1999年11月10日)
電車番号(窓口の上に行き先と発車時間と電車番号の表がある)
乗車駅と降車駅
軟臥(一等寝台) or 軟座(一等座席) or 硬臥(二等寝台) or 硬座(二等座席)

こんなのを紙に書いて窓口の人に渡すと、席があれば金額を紙に書いてくれるし、無ければメイヨー(;_;)と言ってくれます。こんな簡単なことなので、一人で買った方が良いと思います。

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広州(コワンチョウ) Guangzhou

この町は、北京に似てるかな? ベトナムVISAを取得するまでの間、滞在してました。

ベトナム領事館はホテルの一室でした。英語のわかるお姉さんが2〜3人いて、私のいい加減な英単語を一生懸命聞いてくれました。

広州から南寧に向かう電車を駅の待合室で待っていると、日本人の方が声をかけてきました。しばらく話しをしていると、私と同じようなバックパッカーで、回るところも似ています。で、行けるところまで一緒に旅行することになりました。このN氏(J氏?)とはこの後、2ヶ月くらい一緒に旅行しました。

電車の席ですが、軟臥・軟座・硬臥・硬座とあります。「軟臥」と言うのは、四人一部屋で、二段ベットが二つあります。「軟座」と言うのは、見たこと無いですが、クッションのついたシートだと思います。「硬臥」と言うのは、六人で一つのコンパートメントで、ちょっと固めの3段ベットが二つあります。「硬座」は、名前の通り、固いベンチのような椅子です。

一番人気があるのは、「硬臥」です。快適さと値段を天秤にかけると、これだと思います。快適さでは圧倒的に「軟臥」ですが、「硬臥」の倍くらいの値段がかかります。安さでは「硬座」ですが、中国は広いので夜行電車とかが多いです。そして、荷物と人であふれ返っています。「軟座」は中途半端で、寝ることも出来ないし、安くも無いし・・・。なので、「硬臥」に乗りたい人は2・3日前から予約するとかしてください。当日だと辛いかもしれません。

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南寧(ナンニン) Nanning

この町、電車の乗り換えで使っただけなんですよね。だから良く知りません(^^; 朝7時くらいについて、9時くらいに出発。2時間くらいしか滞在しませんでした。

ただ、この町にはでっかい市場がありました。だから町自体は大きいんでしょう。朝ご飯を食べたり、市場を見物したりしただけです。

この町からの電車の中で、ちょっと感動しました。景色が自分で思い描いていた中国そのものだったので。

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憑祥(ピンシャン)

初めて見る国境の町。町自体は小さいですが、国境の町だけあって大きな市場がありました。

この町で泊まった宿のこと。N氏と同じ部屋に泊まってました。夜の10時頃ドアをノックされ開けてみると、女の人が2人・・・。私の頭の中にはおおきな「?」が浮かびました。でも、N氏が「いらない、いらない」と言うので理解しました。そして、お帰りいただきました。

中国では、宿の人が売春を勧め、公安に密告するってケースがあるらしいです。宿の主人は公安から報奨金をもらい、公安は旅行者を脅して金を巻き上げる・・・。こんなのに、捕まらないように注意しましょうね。

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