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Rejoice always,pray without ceasing,in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.

My Diary(Weimar/Erfurt/Frankfurt)

5/6/2004

*フランクフルト空港で

SK632のコペンハーゲン行きは12:45発なのですが、 中央駅から9:47発のSバーンで行くことにしました。 すごく時間があったので、朝食後すぐそばの駅でTicketを買うことにしました。 フランクフルト中央駅から空港までは3.25ユーロです。 成田もこれだけ近かったらなぁといつも思うのですが、 10分ちょっとで空港に到着。出発まですごく時間がある・・・。 Yのプレゼントは空港でも見つからなかった。 何度も旅行していると、荷物が年々減っているのを感じています。 パッキングもいつも出発前日の夜遅くになってしまいがちですが、 それで間に合う位なのです。 着替えはたたんで一つ一つ透明のビニール袋に入れているので、 旅行中も出したり入れたりは簡単に出来ます。 下着類もビニール袋に種類ごとにたたんで入れていますが、 ひも付きの色つきのビニール袋に入れていて、 綺麗なものと洗濯するものを色で分けています。 以前は、収納するおしゃれな下着入れを使ったりしていたのですが、 二週間の旅行にはちょっと適しませんでしたので、 結局だんだんプラクティカルな方法になって来ました。 後確実に減ったのは、写真を撮る枚数でしょうか。 以前は2週間だと、フィルムを10本も使ったものですが、 昨年久しぶりのイタリアでバチバチ撮っても5本くらいでした。 今回はもう10日にもなるのに、たったの2本しかフィルムを使っていません。 何か写真を撮る楽しみも今ひとつになってしまったのかも知れません。 そうは言っても、10年使ったカメラが昨年の旅行中に壊れてしまった為、 新しいのを購入しなくてはなりませんでした。 前のカメラは、リコーので5〜6万円くらいだったと思いますが、 最近ではコンパクトカメラよりデジタルカメラが主流になっているようでしたが、 シンプルで美しいカメラを買いました。ビックカメラのポイントを使えたので、 ニコンのカメラを2万円台で買うことが出来ました。感謝です。

<個人的メモ>

1ユーロ=約135円


*日経新聞			4.50ユーロ

*トイレ(Salzburg駅)	0.45

*トイレ(Munich駅)		1.10 (エスカレーター側)

*トイレ(Heidelberg駅)	0.50

*トイレ(  " お城)		0.30

+トイレ(Weimar駅)		0.50




5/5/2004

*フランクフルト市内

今日はフランクフルトが最後で明日はコペンハーゲンに発つ為、 フランクフルトで過ごすことにしました。 滞在しているInterCity Hotel Frankfurtは入り口のところにインターネットが自由に使えるようになっているのですが、 いつも誰かが使っているし、使っていても誰かが後ろに立っていて、 とても落ち着いてメールや掲示板の書き込みは出来ません。 利用者はビジネスマンが多く、後ろから覗かれるような場所なので、 とてもビジネスメールは書けないと個人的には思うのですが、 仕事で来ている人はラップトップ持参をお勧めします。(^_^;; そういう事情もあり、コペンハーゲンではインターネットカフェがあるかどうかわからないので、 フランクフルトでホテルの近くのインターネットカフェに入りました。 40分もいましたが1ユーロ位で、ザルツブルクの4ユーロとは随分違います。 メインのメールのパスワードを忘れてしまい、hotmailを使っていましたが、 Yは忙しいのか全然返事をくれないので"I miss you."と書いてみました。(笑)意味解ったかなぁ・・・。 返事くれるかなぁ〜。(^_^;; それから、ネットフレンドの某氏をビックリさせようと思い、わざと携帯にメールを送ってみました。(笑) 後、Tさんと教会の姉妹にも送りました。 いくつかのBBSに投稿も出来ました。27日からずっと一人なのでネットカフェがあると嬉しいです。 海外で、日本語が文字化けしないでちゃんと読めたりすると、 感激もひとしおです。ちょっと寂しくなってきちゃったので、かまってかまって状態の私です。(笑)

フランクフルトにもゲーテハウス(Goethehaus)があり、 久しぶりに再び訪れました。併設されているMuseumも素晴らしかったです。 私はゲーテに関しては詳しくないのですが、ザルツブルクのモーツァルトの生家の暮らしぶりとは、 天と地ほどの差があるような印象でした。台所一つをとっても随分違います。 ゲーテ一家は上流階級だったのだと思います。 帰りはフランクフルト三越に寄って、おみやげを買うことにしました。 Yにあげようと思っていた誕生日のプレゼントがKaufhof(ドイツの各地にある大きいデパート)でも見つからないので、 コペンハーゲンで探すことにしました。 トラベラーズチェックをキャッシュ化すると手数料を取られるので、デパートで使うことにしました。 それにしても今回の旅行は、かなりの節約旅行になっています。 余談ですが、三越のトイレは無人で無料でした。(笑) 他は大抵はトイレおばさんが入り口にいて、お金を払うことになっていて、 一人旅で寂しい私は、トイレおばさんに挨拶するだけでもホッとしたものです。(苦笑) 向い側の古いカフェに入り、遅い昼食を取りました。 ドイツ語のみのメニューで注文すると、何が出てくるかわからないのでドキドキします。(^_^;; それは料理そのものだったり量の多さだったり色々ですが、 運ばれてきたのは思ったより少ない量でホッとしました。 おじさんの"Guten Appetit!(おいしく召し上がれ)"や"Schmeckt gut?(美味しかったですか)" などと声をかけて貰えるだけで嬉しいものです。 何よりも、お倉に入っていたドイツ語が使え通じているのが嬉しいです。 10日もいると本当に戻るものですね。


5/4/2004

エアフルト

ワイマールの駅には予定よりも早く戻ることが出来た為、 一番早い電車でも1時間15分は待たなければなりません。 東京で働いている時には考えられないのですが、休暇中は時間に追われない為、 待つことは全然苦痛ではありません。 前の電車が大幅に遅れた為に、私は予定の電車の一つ前の(遅れた)電車に乗ることが出来ました。 その為に、私は思いがけずエアフルト(Erfurt)にも立ち寄ることが出来ました。 最初は殆ど期待していなかったのですが、街の様子は行けば行くほど、 ワイマールや他のドイツの街並みとは趣きが違い、中世の美しい建物が多く建っていました。 どちらかと言うと、チェコのプラハに近いかなと思いました。本当に素敵な、 ゴージャスな装飾的な建物?が並んでいました。私の表現力がいまいちなのが悔しい。(^_^;; 圧巻だったのは大聖堂でした。階段を上って行く丘の上に建っていました。 (上のエアフルトのリンクをクリックすると、 その全景を見ることが出来ます。後で大聖堂の写真を現像したところ、逆光で上手く写りませんでした。 すごく残念です。) 巨大な大聖堂は742年から建てられ、今のような建物になったのは、 1465年だったという。それでも、500数十年以上経っているわけで、 建物の中も、その高さ広さ全てに、あまりの歴史の古さに圧倒されました。 古い教会独特の、(多分私用語かも知れませんが)「古い匂い」がしました。 大昔も今も変わらず、何百年経っても私達の神様は生きておられ普遍のお方であることを、 今更ながらにすごいと思わされます。 その方を「御父」とお呼びする身分が与えられていることを、 改めて本当に厳粛な又不思議な気持ちになります。 何故、何百年の時を超えて、このような小さい私を見出して下さったのだろうと。 今日は、思いがけず、ワイマールとエアフルトを訪れることが出来、 神様のお導きに感謝しました。帰りの電車は一時間に1本位なのですが、 さっきと同じパターンで、前の電車が30分遅れたお陰で、フランクフルトに早めに帰ることが出来ました。 感謝です。

ワイマール

英語読みではワイマールですが、ドイツ語だとヴァイマール(Weimar)になります。 歴史的なことはあまりわからないのですが、ゲーテゆかりの町で、 ゲーテが26歳〜82歳までワイマールで過ごしたそうです。 又、1919年に「ワイマール憲法」という民主的な憲法が制定されて、 ドイツで最初の共和国が誕生しました。 今日は気合を入れて(?)2時間半以上もかけてそこに行くことにしました。 08:09フランクフルト発のICEは、2等車でも本当に心地よかったです。 コンパートメントも悪くはないのですが、もっともっと良いのです。 私は、ただひたすら窓の外を眺めていました。 緑と、この時期咲いている(恐らく菜の花だと思うのですが)黄色いお花の絨毯が、 延々と続いたりします。緑、黄色、緑、黄色・・・っていう繰り返しですね。(笑) ワイマール中央駅から真っ直ぐしばらく歩くと、劇場広場に出ました。 そこには、ゲーテとシラーが並んだ像が立っていました。 (どっちがどっちだか・・・(笑))Schoenes Wetter! 本当に良いお天気で、散歩するのには最高です♪ マルクト広場には、名前のごとく色々なものを売る市場が開かれていました。 そもそもマルクト(Markt)はMarketという意味で、市場そのものですね。(^_^) 私は市場が好きで、ドイツに来るとこれを見るのが楽しみです。 この時期にはいつも、すごく頑丈そうな白いアスパラガス(シュパーゲルSpargel)が旬で、 各地で出回っています。 市庁舎も美しく、反対側のクラーナハの家(Kranachhaus)もなかなか面白い建物でした。 こう表現力の乏しい文章で紹介しても、せめて写真でもないと難しいですが・・。 Hotel Elephantという面白い名前のホテルがあって、これはかなり由緒あるホテルのようで、 リスト、メンデルスゾーン、バッハなども泊まっています。 もちろん聞かなければ、全く気にもとめないほどですが・・。(^_^;;

お昼頃に近くのヘルダー教会に入ってみました。1500年位に建てられた教会で、 祭壇にクラーナハの大きな祭壇画があり、絵の右側にはクラーナハ自身とルターが描かれています。 その後、ワイマール公のお城に行きました。 今は美術館になっていて、かなり見ごたえがありました。 3年前にライプツィッヒに行った時もそうだったのですが、 東に行けば行くほど、又、年齢が上がれば上がる程、英語が通じません。 「すみません。入場料はいくらですか。」と英語で聞いても、 担当の少し年配の女性には通じませんでした。 こうなると「Ist hier die Kasse?」「Wieviel kostet?」 「Wo ist die Eingang?」など、どんなに片言でおぼつかなくても英語より役に立ちます。 やはり外国語は使うと楽しいものです。 中に入るとすぐに、クラーナハによるマルチン・ルターの肖像画 (教科書とかで良く使われている、見覚えのある肖像画です)を見ることが出来ました。 ゲーテの家(Goethes Wohnhaus)に立ち寄りましたが、 あまりにも普通に建っていて、大きな看板が出ているわけでもないので、 すぐに入り口が見つかりませんでした。 今日はゆったりと散策も出来たし、色々なものを沢山見ることが出来たので、 本当に満足しました。 遅いランチは、又、見つけたNordseeに行きました。 先日のザルツブルクとは若干メニューが違いました。 今回は、例の白いアスパラガスと魚とポテトの盛り合わせみたいのにしました。 すると「Was trinkst Du dazu?」みたいに聞かれたので、 「Coke, bitte.」と答えました。恐らく意味は、「(食事の他に)何か飲みますか?」と聞いたのでしょう。 しかし、ファーストフードで中・高生も多いからか、 大人のお客に対しても「Sie」ではなく「Du」とは!小柄だからかなぁ。 どこかの美術館では、独身の15歳以下の女の子にしか使わない、 「Fraeulein(=Miss.)」と呼び止められたことがあります。振り向く私も私ですが。(笑)

2000/4-2002/11までの日記は、諸事情により、当面非公開とさせていただきます。