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Rejoice always,pray without ceasing,in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.

My Diary(Copenhagen)

5/9/2004

*空港で

長いようで短かった旅行は今日で終わりです。 日本に帰ると又激務が待っているなぁと思うと、 時間が止まっていて欲しいと思ったり、やっぱり日本に帰って仕事をしたいと思ったり、 複雑な気持ちになります。 ゆっくりと朝食を取った後、この二週間の旅行が守られたことの感謝をし、 又日本の自宅に着くまでも無事守られるようにと祈りました。 本当にいつもどこでも神様が共に居て下さるからこそ、 こうしていられるのですものね。旅をしていると、本当に神様が身近に感じられます。 コペンハーゲン空港には中央駅から電車で行きました。 帰りの便のゲートに行き、何も考えずにひとつ空いている席があったので座りました。 すると私に声をかける女性がいて、ふと顔を上げると、何と3日の日にドイツのハイデルベルク城で声をかけてきた女性でした。 あの時は5分も話していなかったし、お互いの名前すら知らないままで、 御主人とドイツを旅行しているとは聞きましたが、具体的なことは全く知りませんでした。 もちろん帰りがいつかなども・・・。 こんな偶然は始めてでしたので、お互いに本当に驚きました。 その後は、ずっとその奥さんとおしゃべりをしていました。御主人がクラシックが好きだということでした。 私はクリスチャンで教会の聖歌隊に入っていることや、オペラのアリアを習っていることも話しました。 残念ながら、山形に住んでいる人達でしたので、私の教会で聖歌隊の歌を聴きに来て下さいとは言えませんでした。 福音を宣べ伝えるところまでは行きませんでしたが、 キリストのわずかな香りくらいは届いたかも知れません。嬉しいハプニング感謝です!


5/8/2004

*コペンハーゲン市内

今日はミセスとタイ人のOさん(RRMの奥さん)と3人で、 Georg Jensenの100周年記念の展示を見に行くことになっていました。 12時に私のホテルのロビーで待ち合わせをしていました。 朝起きたら外は雨。今回の旅行はずっとお天気に恵まれていたので、 ちょっとがっかりしました。 今日は車ではなく3人で歩いて行くことになっていた為、やっぱり晴れて欲しかったのでお天気のお祈りをしました。 朝食後だったので10時頃だったと思います。 12時になって二人がホテルにやって来ました。「お手洗いはないかしら。」とミセスが言うので、 「私のバスルームは、シャワーで床が濡れているので・・・ホテルの地下にあったと思います。」 と言いながら一緒に下りていきました。 トイレの外で待っていたOさんに、私の部屋のバスルームがいかに狭くすごいのかを(笑)説明しました。 彼女も面白がって聞いていました。やっぱり、誰だって2/3畳のバスルームは狭いと思う筈です。(笑) トイレもすんで、ホテルの外に出ると、「おぉ雨が上がっている!」やっぱりお祈りは聞かれるのだなぁと思いました。 そして、思わずミセスに「嬉しい!2時間前にお天気になるようにお祈りしたの!」と言いました。

街の中に出ると、どこもかしこも14日のロイヤルウェディングのお祝いムード一杯で、 デンマークの旗や結婚する二人の写真をあちらこちらで見ることが出来ます。 ストロイエというショッピングストリート(Jeorg JensenやRoyal Copenhagenのお店がある)も、馬車のバレードで走るルートに入っています。 でも、普段は歩行者天国になっているので、かなり狭い道をパレードすることになるでしょう。 警備は大丈夫なのかなぁ・・。 マルガレーテ女王は、Amalienborg Slotに住んでいますが、 他の王室や日本の皇室ではまず考えられないのですが、 Amalienborgは門構えがなくオープンスペースで、 円形の広場の周りに家(お城)が4つ(だったかな?)建っていて、 入り口にはおもちゃの兵隊のような人達が2人ずつ立っているだけです。 泥棒なども簡単に入れそうで、あまりにも無防備な感じで本当に驚きます。 広場は車も人も自由にビュンビュン走れるのですから! ミセスの話では、今まで事故はなかったそうです。 後でネットで検索しました。こんな感じです。
http://www.clasohm.com/photodb/photo?photo_id=3049
http://www.clasohm.com/photodb/photo?photo_id=3043(後ろに見えるのは通称マーブルチャーチです。)
http://www.clasohm.com/photodb/photo?photo_id=3130

今日は電車を使わないで歩くことにしたものの、まさかこんなにぐるぐる廻るとは予想していなかったので、 私とOさん(25、6歳かな?)は小柄な為かちょっと疲れてしまいました。 ミセスは60代半ばなのに、何時間歩いていてもピンピンしていて、 細いのにあのエネルギーはどこから来るのだろうと思いました。 やっぱりバイキングの子孫は体力が違うのだ!と、 デンマーク人のお喋りと食欲と体力に圧倒された4年前のおよばれのことを思い出しました。 (詳細はここ「恐るべしバイキング達(4/30/00朝)」です。) Oさんに聞いた話では、もーちゃんの家に一時居候していたRRMとOさん夫妻は、 モーちゃん宅でのパーティが朝の6時まで夜通し続いていたので、 さすがに彼女もついて行けず寝てしまったのだとか。(^_^;;

ミセスは昔小学校の先生をしていたことがあるからか、 何を質問してもちゃんとした答えが返って来ます。 スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語は似たような言葉なのに、 何でフィンランド語だけ違うのかを聞いたところ、 歴史的又言語的な背景も説明してくれました。 先日のモーちゃんと言い、本当にインテリジェントな人達なのです。 今日は夕方まで、歩きに歩いた感じでちょっと疲れました。 駅で、「又来年ね!(^_^)」とハグしながらさようならをしてホテルに帰りました。 コペンハーゲンはいつも旅行の最後の2泊でしたが、今年は何となく3泊にしておいて良かったと思いました。 コペンハーゲンは、親しい人たちが住んでいて毎年来ている為か、 ここに来ると故郷に帰って来たような気持ちになります。 いよいよ明日は日本に帰る日です。 この二週間は、波乱万丈でもドラマチックでもなかったけれど、 仕事を忘れゆっくりと休息を取ることが出来、平穏な時を過ごすことが出来ました。 本当に感謝です。


5/7/2004

*旧H社のJちゃん(内輪受けの話です)

私が3年程勤務し今は日本から撤退してしまったH社は、 船会社のMaersk Lineなどとともに、デンマークでは大きな名の知れた会社のようです。 旧H社は、社長のモーちゃんを始め本当にユニークな人達ばかりで、 当時は毎日色々な楽しい事件があって、本当に飽きないワクワクする日々でした。 旧H社の人々のことは以前HPにもアップしていて、今は削除してしまいましたが、 いつまでも記憶から消えることはありません。 モーちゃん宅に行くたびに、旧H社の人達とそれに関わる人達の話が必ず出ます。 モーちゃん夫妻が必ず私に聞くからです。(^_^) ミセスは、インドネシアから来ているLさんに、 「Mr.S(Jちゃん)と言う人はとてもユニークな人で、アンティピカルジャパニーズなのよ。」と言いながら、 モーちゃんの姉妹の家に連れて行った時の信じられないエピソードを話してくれました。 Jちゃんがそのお宅に行った時に、 台所に入って行き「冷蔵庫の中を見ても良いですか。」と聞いたそうです。 やはり「?」と思ったらしいのですが、「良いですよ。」と言ったところ、 Jちゃんは冷蔵庫の中をじーっと見たそうです。 その後、何で冷蔵庫の中を見たかったのか聞いてみたら、 「うん、デンマーク人がどんなものを食べているかと思って。」と答えたそうです。(^_^;; Jちゃんは、モーちゃんのお気に入りでした。私の人生の中で彼ほど、 まわりの人達に愛されている人を見たことはありません。今は50代後半だったかな・・。 私も彼がとても好きです。彼の何が人を惹きつけるのかを考えてみると、 「素、無邪気、無欲、愚痴を言わない、悪口を言わない」ところでしょうか。 私の場合、モーちゃん同様「世話が焼ける人」というところが可愛いと思えるからかも。(笑) 無欲で出世欲も全くないJちゃんだったのに、いつの間にか北欧の会社にヘッドハントされて、 信じられないのですが、今は社長になっています。(笑) 「きっと最もユニークな社長に違いないわね。」とミセス達と笑っていたのでした。

*At dinner

今年はインドネシアからLさんが遊びに来ていました。 Lさんはデンマーク人なのですが、若いうちにインドネシアに渡り、 インドネシア人と結婚し、今は大きな会社を経営しているという。 デンマーク人は本当にお喋り好きなのは良く知っていますが、 彼女は、今まで出会ったデンマーク人の中で一番お喋り好きかも知れません。(^_^;; (同じ北欧でもスウェーデン人は大人しいそうです。) モーちゃん夫妻の話は、いつも面白くて全然飽きません。 私がモーちゃんの秘書をやっていた頃、彼と話す時は必ず「オチ」をつけないといけませんでした。 話のオチは何だろうと待っているからです。(^_^;; でもそのお陰で、外人の扱い方やジョークを実践で学び、 お笑いもいける社長秘書となったわけです。(笑) しかし、それにしてもLさんの話は・・・ずっと聞いていると集中出来なくなってしまい、 非常に分かりにくい英語でもあった為、だんだん右から左になってしまいました。(笑) 話の殆どがネガティブな内容だったので、それが大きかったかも・・・。 多分私でなくても、一方的なネガティブな話は好まないと思います。 モーちゃんの息子RRMも奥さんのOさんも、席を外してしまったり、表情が上の空でした。(笑) ところで、Mrs.R(通称ミセス)のお料理はいつも素晴らしく、 旅行中で食べたどのお料理よりも一番美味しいと思いました。(^_^) おふくろの味かな♪ お皿やカップ全てがロイヤルコペンハーゲンです。一つ一つの値段はデンマークでもすごく高いです。 でも、この食器はおばあさんの代から使われているもののようです。

いつもモーちゃん宅に来ても、カメラが壊れていたり、 フィルムを入れ忘れたままだったりで、写真が撮れなかったのです。 今回、Lさんやモーちゃんの息子夫婦もカメラを持っていたので、「ファミリーピクチャーだね」などと言いながら、 それぞれのカメラで写真を撮りまくりました。(笑) モーちゃん夫妻と一緒におさまった写真は初めてなので、 必ず引き伸ばして家に飾っておくことにしよう♪ Yが12月上旬に教会に来た時の写真を持っていたので、それをみんなに見せました。 Oさんは、「S、彼に料理は作っているの?私記憶力が良いでしょう。(^_^)」と言いました。 「あぁ、カルボナーラね。(笑)最近は全然作ってないわ。」と私。 ミセスが「若い頃のコイズミ(首相)に似ていない?」と言うので、 私は「似てな〜い!」ときっぱり言いました。(^_^;; (某ネットフレンドは、松本幸四郎とか言ってましたが。(^_^;;) モーちゃんは又どこからか本を持って来ました。昨年はカルボナーラの作り方の本を持って来たんだった。(笑) 今回何を持って来たのかと思ったら、デビ夫人の写真集でした。日本人の友達がくれたのかとは思いますが、 あのお歳のヌードは・・・・。(苦笑) Lさんも、結構厳しいコメントをしていて、どうやらインドネシアでも彼女はあまり良く思われていないみたい。 ミセスには、Yがクリスチャンになることを望んでいることや、 ずっと友達以上恋人未満みたいだと話しました。 ミセスが「じゃあ、Yとは良い関係が続いているわけね。(^_^)」と言うので、 「そうですね。」と答えました。

Tillykke・モーちゃん宅へ

デンマークのフレデリック王子 が5月14日にメアリー・ドナルドソンというオーストラリア人と結婚式を挙げることになっている為、 今日あたりから色々なイベントがあちこちで行なわれています。 町中の広場や通りでお祝いムード一杯という感じで、 巨大なハート型の土台に沢山の赤い花で埋めているところだったり、 もっと大掛りなのはクレーン車も使って制作していたり、 毎度お馴染みのコペンハーゲンの町とちょっと違っている感じでした。 結婚する二人の写真の上に「Tillykke」と書かれたポスターをあちこちで見かけました。 (後でモーちゃん@元ボスの息子RRMに聞くと、「Congratulations!」という意味だという。 でも単純に「ティリッケ」と発音するのではなく、ちょっと真似出来ない難しい発音でした。(^_^;;) ホテルに迎えにきてくれたMr. R(元ボス、モーちゃん)と車でお宅に向かう途中、 ロイヤルファミリーに国籍は問題ないのか聞いたところ、 現女王マルガレーテの御主人はフランス人、9年位前に結婚した王子も、 香港出身のアジア人と結婚しているので、王室継承者がどこの国の人と結婚しても全く問題ないとのこと。 すごく開けたインターナショナルな王室で、日本ではちょっと考えられないことだと思いました。 車の中で色々な話をしていたのですが、モーちゃんがインドネシアに赴任していた時に、 人形劇(インドネシア語)の一部を観たそうです。全部を一度に観ると、夜の9時頃から翌朝の5〜6時までかかるとのことで、 それを聞いて驚きました。 又、「お祈りの日」の祝日の歴史的背景を聞くことも出来ました。 いつも思うのですが、モーちゃん夫妻はどんな質問をしても的確な答えが返って来る博学な人達で、 感心してしまいます。

コペンハーゲンの中心から20数分程行くと、モーちゃんの家に着きました。 Mrs.Rがいつものように、私をハグし暖かく迎えてくれました。 こう毎年来ていると「ただいま」って帰って来たような気持ちになります。(笑) ミセスはいつものように、この一年間はどうしてたのか聞き、 私は又いつものように、毎日仕事ばっかりしてました等話しました。(笑) 今回はずっと一人でドイツを旅行していたことや、ドイツ語はすっかり忘れていたような気がしたけれど、 3、4日もいると、だんだん古い記憶がよみがえって来て、ドイツ語がフラッシュバックして来た話をしました。 ミセスも、スペインのマラガの別荘に行くたびに、3、4日後にスペイン語がフラッシュバックして来ると同じことを言っていました。 私は、近頃では英語すらも話す機会がないので、会話をするのに不自由を感じている話もしました。 独り者なのだから、ドイツでもデンマークででも仕事をすれば良いのに、 といつも言われるのですが、観光客向けの免税店で、働いてもしょうがないし・・・。 ヨーロッパは今の季節は良いのですが、冬はグレーで暗い印象が強く、 あまり好きではありません。モーちゃんは日本の桜の美しい季節が忘れられないようで、 毎年桜はどうだったか聞いてきます。 今年はいつもより長い期間桜を見ることが出来たなどと話していました。 そうそう、昨年モーちゃんの庭先の湖で巣を作り卵5個を温めていた白鳥のその後のことですが、 卵は3個がかえり子白鳥が誕生したとのこと。でも、白鳥親子は今はどこかに行ってしまったそうです。 残念だなぁ・・・。

*お祈りの日

遅い朝食を済ませてホテルの外に出ると、教会の鐘が私を招くように鳴っていたので、 ふと見るとすぐ反対側の広場のようなところに教会が建っていました。 いつも駅のすぐ傍のホテルばかり利用していた為、徒歩10分のところに教会があるとは、 今まで全く気が付きませんでした。というか、こちら側に来たことがありませんでした。 ヨーロッパの教会は古くドアが物凄く頑丈に出来ていて、 ドアが開いていなかったら、クリスチャンの私でも中に入るのに躊躇してしまうような雰囲気があります。 何か敷居が高く、変ですが、ちょっと勇気を出さないと入れない感じです。 ちょうど教会の中に男性が入って行ったので、私はすんなりと中に入ることが出来ました。 殆どがお年寄りでしたが、30人くらいいたでしょうか。私くらいの年代の人で子供連れの人達もいました。 金曜日の10時でしたが、礼拝が始まりました。 デンマーク語だったので全くわかりませんでしたが、言葉はわからなくても、 霊とまこととを持って礼拝することが神様が望んでおられることなので、 1時間ちょっとの礼拝が終わるまでずっといたのです。 メッセージの合間に、上の方にパイプオルガンと数人の聖歌隊が、 デンマークの賛美歌なのでしょうか、本当に美しい讃美を聴かせてくれました。 私もメロディーだけ真似して、他の信者の人達と讃美していました。 少しすると、聖餐式が始まりました。 私は今回フランクフルトで聖餐を頂いたこともあり、デンマーク語で良くわからないので、 ここでは様子を見ていることにしました。

ここも古い教会ですが、プロテスタントの教会です。 というか、デンマークはそもそもプロテスタントの国(ルーテル派)です。ちなみにドイツはカトリックと半々です。 礼拝後、入り口のあたりで何人かと握手をしたりしていました。 あるデンマーク人の婦人が、デンマーク語で話しかけて来たので、 私は英語で、どうしてデンマークに来ているのかとか、 バックグラウンドを話し、自分が日本のペンテコステの教会に通ってことなど、 自己紹介をしました。 彼女は、コペンハーゲンにあるペンテコステの教会に先週行ったばかりだったとのことでした。 そこは英語でも礼拝をするところで、わざわざ私に、教会の事務室で住所をメモに書いて下さいました。 次回コペンハーゲンに来た時には是非行ってみようと思います。(^_^) (後日検索したところ、HPがあるのを発見しました。 International Pentecostal Church, Copenhagenです。 日曜礼拝は14:00−16:00のようです。) その女性に、今日は金曜日なのに聖餐式をやるのと聞いたところ、 今日は祝日で英語にすると"Great Prayer Day"だと言う。 「お祈りの日」という祝日なんて日本にもあったらなぁ・・。 しかしながら、今回の旅行ほど教会に頻繁に導かれクリスチャンと接したことはありません。 教会を後にして街へ出ると、なるほどお土産屋とファーストフード店以外のお店は殆ど閉まっていました。 さっきエリヤ教会(Eliaskirken)で、祝日だと聞いていなかったら、 なんだか解らなかったと思うので感謝でした。

<追記>

帰国してから、デンマークの讃美歌を検索したところ、多分こんな曲調だったという曲「KIRKEN DEN ER ET GAMMELT HUS」 を見つけましたので、御紹介します。英語のタイトルは「BUILT ON THE ROCK」です。(http://www.cyberhymnal.org/non/da/kirkende.htm) 教会で歌った歌はとても美しく繊細なメロディーのものばかりで、 特にソプラノが際立って映える感じでした。

*コペンハーゲンのホテル

昨日フランクフルトから1時間位のフライトで、お馴染みのコペンハーゲン空港に到着しました。 デンマークは7回目ですが、いつもSASを使っている為、この空港を経由した回数は数え切れない程で、 一番親近感があって好きな空港です。空港の到着ロビーから少し歩くと切符売り場があります。 そしてエスカレーターかエレベーターですぐ下に行くと空港の駅です。 そこから12、3分でコペンハーゲン中央駅に到着します。 『地球の歩き方』で紹介されているホテルは中央駅から近くて良いのですが、 いわゆる"Red light district"なのであまり環境が良いとは言えません。 ただし、昨年滞在したIbisあたりはファミリー向けなので良いのですが、 朝食が別料金なのが難です。 今回は駅から若干遠いのですが、Savoy Hotelに3泊することにしました。 中央駅の前の道を左側に5〜600メートルまっすぐ行ったところです。 古いホテルだとは知っていたのですが、約100年も経っているらしく、 部屋に入った時の古い建物独特の臭いに、最初鼻が曲がってしまうのではないかと思いました。 臭いに敏感な私は、ちょっと気持ちが悪く感じました。 でも徐々に慣れてきました。 臭いにもビックリしたのですが、もっとビックリしたのはバスルームの狭さです。 畳で言うと2/3畳程度のスペースです。ドアを開けると、トイレのすぐ横にシャワーがあって、 シャワーカーテンで仕切るようになっていました。 シャワーのお湯がすぐ横のトイレのほうにも当然流れて行ってしまうので、 ちょっと不便に感じました。 ドイツでも結構狭いところはありましたが、 シャワールームは1/2畳位の狭さですが、バスルームの中にあるスライディングドア付きの小さい部屋みたいな感じです。 このタイプは三ツ星ホテルでは普通です。 フランクフルトのホテルは近代的で快適だったし、ミュンヘンのホテルは6000円台の安ホテルでしたが悪くはなかったです。 でも、マイナスに考えるとすごく惨めな気持になって来るので、ホテルに自分を合わせて行くしかありません。(^_^;;

2000/4-2002/11までの日記は、諸事情により、当面非公開とさせていただきます。