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Rejoice always,pray without ceasing,in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.

My Diary(Budapest)


5/7/2005

*細やかな導き

神様は、何で私のような地のチリに等しい者をこれ程に愛し、 御手の中で本当に細やかに導かれているのかと、日々感動しています。 5月5日にホテルでユーロのトラベラーズチェックをハンガリーの通貨Forintに両替出来なかった為、 昨年の旅行で持っていたユーロのキャッシュをForintに替えていました。 当初はこれで足りるのかと思いました。 しかし主は全て御存知でした。 あまりにも鮮やかだった為、私が計算しなくても、主が計算して下さったようでした。

お導きは昨夜のインターネットのトラブルから始まったような気がします。 ホテルのインターネットは有料で、30分で1000Ft(約580円)もかかります。 私はフロントで1000Ftを払って、アクセスする前に必要なコード番号が書かれているカードをもらい、 コードをインプットして使うことになります。 スタートすると30分からカウントダウンが始まりますので、落ち着いてネットサーフが出来ません。 一昨日菅野先生の掲示板で投稿をした直後に、英語の間違いを見つけて、 すぐに直そうとしましたが、投稿ボタンを押すタッチの差でタイムアウトになってしまいました。 その為、昨日はどうしても直したかったのです。 ところが、フロントでもらったカードのコード番号がどういうわけか使えず、 フロントの人によると明日の朝にはカードが来るのだと言われました。 でも、明日の早朝に出るので今日でなきゃダメだと伝えたら、 この近くのもっと安いインターネットカフェを探すから(何だ、ホテルのが高いって認めているじゃん。(^_^;;) 待ってと言われました。 暫くすると地図を出し、三つ目の駅のこのあたりにあると言われましたが、 わざわざその為に、「夜出かけたくないし。良いわ。明日どこかでやるから。」 と言うと、フロントの人に「わかりました。じゃあ、こちらに来て下さい。」 と案内されて行くと、ホテルの事務所でした。 何と私はそこで、無料でネットを使わせて頂くことになり、本当に感謝しました。 1000Ft払うと言ったのですが、決して取ろうとはしませんでした。 フロントの人には、HPの掲示板に投稿するからとは言えませんでした。 さも、仕事やプライベートでe-mailチェックをするかのようにしていました。(^_^;;

その時点で、私の手元にあったお金は3666Ftでした。 このお金は大きな額ではないにしても、持っていても他では使えないので、どうやって使い切ろうかと考えました。 昨日まで私は東駅(Keleti)まで徒歩30分歩いて行くか、 地下鉄を1回乗り換えてあの速いエスカレーターに恐怖心と危険を感じながら乗るか、 どちらかにしようかと悩みました。 しかし、今朝起きた時に、あ、タクシーがあったじゃないと急に思い出しました。 チェックアウトの時、部屋代はクレジットカードで払い、部屋で飲んだコーラ2本の代金1100Ftは、 手持ちの現金で払うことにしました。 フロントに駅までのタクシー料金を聞くと2000Ftはしないという。 ホテルからタクシーに乗って駅に向うと5分位の距離ですが、 我ながらこんな長い距離をスーツケースを引きずって、良く歩いて来たものだと感心してしまいました。(笑) さて、タクシー料金ですが、メーターが見えなかったので少し気になりましたが、 フロントが言っていた金額よりも高く、2400Ftでした。 私が持っていたお金は1000Ftが2枚と、 200Ftが2枚でしたので、これでハンガリーのお札は全部使い切りました。 そして残ったコインを数えてみたら266Ftで、日本円では154円でした。

主の御手の中にいるということはこういうことなのだ。 このような細やかなことにも気にかけて下さっていることに、ただただ感激するばかりでした。 それと同じに、本当に神様は私の髪の毛の本数までも、 全てをご存知なのだと、すごいことなのだと、改めて神様に対する畏怖の念を感じました。 日常の生活の中でも、自分が気が付いていないだけで、 全てが主の御手の中にあって導かれているのだと思いました。 主は今朝のお祈りの中で、主が私になおなお近づいて信頼するようにと、 個人的なより深い交わりがしたいと思っておられることを感じたばかりでした。 主が今も生きて働いておられることをお証しする為に、 主が私を用いて下さって、8年数ヶ月前にHPを作るように導かれました。 その使命はずっと続いている筈です。 主がこの旅を通して、生きておられること、そして主の御栄光があらわされ、 主の御名のみが褒め称えられるますようにと祈ります。


5/6/2005

*スーパーマーケット

今回のおみやげは、全てブダペストで買ってしまおうと予定していましたが、 結局適当なものが見つからず、何も買わずに終わってしまいました。 なので、今夜食べる物と明日電車の中で食べるパンを調達する為に、 スーパーに入りました。 スーパーは外国に行って好奇心を掻き立てられるものの一つです。(^_^) 又、現地の人々の生活を垣間見ることが出来ます。 スーパーなので品物を全部かごに入れて、レジでお金を払うのは一緒ですが、 果物や野菜などは、必要な量だけ買えるようになっているので、 小さなりんごを一個買うことにしました。 日本では大きくて甘いりんごか主流ですが、こちらでは酸味のある紅玉が売られています。 やり方はドイツと一緒で、小さいビニール袋にりんごを入れてはかりにかけ、 コード番号を押すとバーコードに価格が入っているシールが出て来るので、 それをビニール袋に貼って、最後にレジでお金を払うだけです。

*ペスト

リスト・フェレンツ記念博物館には、開館より早く到着した為に、 街の中を少し散策してから戻りましたが、それでも3分早かった為、 受付のおばさんに一旦は待ってといわれましたが、 すぐに入れてもらえました。 中はリストの曲が流れていて、とても優雅な気持ちになりました。 私は、リストが名ピアニストで作曲家だということくらいしか知りませんでしたが、 リストが使ったピアノや小物、髪の毛、又、右手のフィギュアを見て、 自分の手を比べて見ましたが、彼の手はそんなに大きいわけではなく、 何かやはり繊細な音楽を醸し出す綺麗な手に見えました。

私が結構楽しみにしていたのはシナゴーグ(ユダヤ教会)でした。 スマートな人は迷わないと思いますが、私は『地球の歩き方』で又迷いました。(^_^;; まさに『地球の迷い方』です。(これは私が昨年ネーミングしました。(笑)) Deak ter.で乗り換えて一つ目の『Astoria駅下車』とわざわざ書いておきながら、 地図はちょうど境目で切れていて、説明の文章を読むと、 『デァーク広場からカーロイ通りを南に350mほど進んだところにある』 と書いてあり、これはやはり地球の歩き方に投書しようと思いました。(^_^;;

シナゴーグは本当に立派な大きな建物で、外観からして息を飲むような素晴らしい建物でした。 シナゴーグに入る時に、男性は小さな黒い帽子みたいなのを頭にのせる為、 入り口で渡されていました。 何と言う呼び名なのか忘れました。 そういえば、カトリックの法王なども色は違いますが、似たような帽子をかぶっています。 宗教は違いますが、ユダヤ教と何か近いものがあるのでしょうか。 しかし、不思議に思ったのは、髪が多い人でも薄い人でも、無い人でも、 何で斜めにかぶってもずり落ちないのだろう。 私はどうもつまらないことに目が行ってしまいます。(笑) ユダヤ教のことは良くわからないのですが、旧約聖書は一緒ですが、 イエス様をメシアと認めていないところでは違います。 このシナゴーグは、ヨーロッパの中でも何本の指に入るかと思われる、 大きくて立派な建物です。これまで見たようなカトリックやプロテスタントの教会の十字架は当然ないわけで、 その代わりに祭壇にはダビデの星のシンボルが掲げてありました。

内装は2階の吹き抜けで、上に大きなシャンデリアが2つ並んでいて、 周りの壁などは、明るくきらびやかなタイルやモザイクのような物ではりめぐらされていました。 各国のパッケージツア客を連れたガイドの説明が聞こえていますが、 ちょうど英語のガイドがいたので、近いところで英語の説明をそれとなく聞いちゃおうと思いましたが、 ガイドにここはプライベートだから別の所に行くようにと注意されました。 別にその取り巻きの中に入ったわけではないのに・・・。 それではと真ん中の通路に立って、ドイツ語のガイドの説明を聞いていました。 しかし、独検3級レベルでは殆どわかりませんでした。(^_^;; シナゴーグは、全く別の宗教というのとは違って、 近い感じがして、何かちょっと懐かしい気持ちになりました。 お土産屋から聞こえて来たJewish songsは、 イスラエル国家や他の曲と同じように何か物悲しい音楽でした。 でも、ポップス調になると、今度はあの「その時若い男も若い女も年寄りも〜♪」 の讃美のようなリズムの繰り返しで、みんな同じような曲に聞こえました。(^_^;;

次に訪れた国会議事堂は、本当に美しい建物で、ロンドンの国会議事堂も印象的ですが、 もっとチャーミングな感じがします。昨日はブダの丘からペスト側を見下ろした時に、 すぐに目に入るのがこの議事堂です。 今日ペスト側からブダの丘を見上げると、王宮全体がどんなだったかが良くわかりました。 くさり橋を近くで見ましたが、この橋は夜のライトアップがあってこそ美しく輝く橋だと思いました。 リッチな人ならば、5つ星のインターコンチネンタルホテルのドナウ川側に部屋を取れば、 部屋から夜景が楽しめることでしょう。 でも、やはり女の一人旅ということもあり、夜遅くなってここに来るのには抵抗があり、 残念ではありましたが、夜景は断念しました。 ランチは昨日の失敗もあり、アンナカフェというカフェでオーソドックスにクラブサンドイッチとコーラにしました。 物価はそんなに高くない筈なのに、昨日が2400Ft.、今日が2500Ft.と、 旅行者用なのかとても高く、地元の人は来ないのではと思いました。

*準備万端

昨日は殆どスケジュールを立てなかった為に、現地で色々と調べたりで時間がかかったりで、 少し効率が悪かったので、充分に準備をすることにしました。 今朝も何故か4:00には目が覚めてしまったので、お祈りの時間までにはかなりしっかりと計画を立てることが出来、 小さいメモに一目で分かるように、駅名の図を描いて何の地下鉄の何処行きに乗っていくつ目で、 そこでは何と何を見て、ブダペストカードで入れるかどうか等を書いて持ち歩きました。 これで、よりスマートに効率的に周ることが出来ます。 昨日はブダを周ったのですが、唯一ペスト側では初代ハンガリー王の名を取ったイシュトヴァーン教会、 巨大で大理石で出来た壁に囲まれた内装の美しい教会を訪れました。 私のつたない言葉で綴った日記では、正確に伝えることは不可能だと思いますので、 周るところのメインをあげておきます。 リスト・フェレンツ記念博物館、国立オペラ劇場、シナゴーグ、 国会議事堂、くさり橋、などです。 全ては主の御手の中にあるとは言え、前もって準備をして、 ある程度自分の中で把握しているのと、全く行き当たりばったりで準備をしないのとでは違います。 計画を立てたり準備をしたりは自分の範囲だからです。 今日一日の小さな計画を主に委ねて、又主と共に出発です!

2000/4-2002/11までの日記は、諸事情により、当面非公開とさせていただきます。