広告代理店マッキャンのコピーコンテスト

McCann Japan Home Pageというページがありまして。コピーコンテスト「全日本コピー選手権」をやっています。なんじゃそれ？　という向きは、さっそく訪問してみましょう。
マッキャンというのは、青山にある外資系の中規模の広告代理店です。コカコーラのCMとかつくっているんじゃなかったかな。記憶、曖昧。
で「全日本コピー選手権」ですが、ある商品(どうもマッキャンのクライアントのよう)が提示されて、その商品にキャッチフレーズをつけるという、まあ、お遊びです。すでに4回ほど行なわれていて、よい(？)キャッチには得点が与えられ、はたまた、些少ながら商品(？)がいただけるという、まあ、冗談半分のコンテストですね。ははは。なんていいながら、私は第1回目から応募していたりするです。どんな方々が応募しているのかわかりませんが、私みたいな、コピーライターを生業としている人も、いるんじゃないのかな？
審査員は、マッキャン・エリクソンの社長以下3人ということですが、私は個人的になーんも知りません。名前からうけるイメージもないです。でもまあ、業界の人が、お遊びでも客観的な評価(といっても、面白い、面白くない、といういい加減なレベルもあるし、かなのマジに商品特長は・・・？　といったものまである)を下すというのは、面白いと思います。
なぜなら、広告業界の個人の評価というのは、個人の資質以外に・・・
●どんな会社にいるか
●どんなクライアントの仕事をしているか
●知り合いに業界有名人がいるか
・・・なんていう枠に規定されてしまうからです。
そう。面白い広告をつくらせてくれるクライアントと、力のある代理店&プロダクション、影響力のある人を知っている、とかで業界のたいていの「賞」なんていうのは決定されてしまうのだから。
コネ？　それも実力のうちさ。(1996.9.27)

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