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エイシャン ブライド
●矢口たちが所有するカーゴ・シップ。割と一般的な機体で、同型の貨物船はたくさん行き来しています。カラーリングはもちろん独自のものなので、現代日本のトラック野郎よろしく、ギンギラに飾り立てた機体もたくさんある、という設定。神さまの絵が全面に描かれていたり、山水画ふうに彩色してあるような機体もいずれつくってみたいです。
●操縦ユニットとコンテナ部、推進ユニットという三層構造などといった、機体の基本的な構想は『カウボーイビバップ』のSession7「ヘヴィ・メタル・クイーン」から得ました。ビバップではトラックは三角形をしていましたが、正三角はモデリングしにくそうだし見ための安定感とか収納しにくそうな感じとかが気になって(そのぶん外観のおもしろさも増しているのかもしれませんが)、Shadeの基本的な機能で比較的簡単につくれる八角形をベースにしました。
コンテナはジョイントの規格さえ合致していれば、理論的には何連でもできるもの、としておきます。エイシャン・ブライドはオリジナルのコンテナが二機、という設定で、客の注文に応じてレンタルのコンテナや、場合によっては顧客自らが用意したコンテナなどを連結することもある、としておこう。当然コンテナの数が増えれば消費する燃料も増大するわけで、数が多くなると推進ユニットにアタッチメントで燃料タンクを増設する必要もでてきます。この増設タンクも規格化されたものがあるけど、中澤たちはレンタルのものでやりくりしている。
●操縦ユニットのみでももちろん航行できるようになっています。ただし燃料が限られているので長距離は飛べません。気休め程度というか、危険な宙域から脱出できる程度の航行能力、という設定です。
操船部にはコクピットのほか、エアロック、エアロックとコクピットを結ぶ通廊などもモデリングずみ。あとは矢口たちの私室(というかカプセル)とかの居住スペース、コンテナへの連絡路にコンテナ内部などがまだモデリング中。ジョイント部分も穴が丸開きなので、きちんとシャッターなり何なりつけておかないと、矢口たちは窒息してしまいます。
ワンセットでならマンガも完成させるこどできるかもしれない、と思って始めた計画ですが、貨物船ひとつだけで多くの時間をかけてモデリングしてきて今なお課題が山積み。
やりがいがあるぜ。