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主に使用ソフトなどについての雑記です

※このコンテンツはサイト開設当初の内容のまま掲載しています。

         
		

■3DCGソフト

●ShadePersonal R5
 3DCGにおいてShadeとのつきあいはずいぶん長くなります。最初は「debut(デビュー)」というグレードを使用していました。当時はもっとも廉価なグレードだったのですが、私がこれを購入した直後にmyShadeという名の、さらなる廉価版が発売されてしまい、涙をのんだことがあります。しかも性能はのちのち向こうのほうが上となり、値段は私が購入したときのデビューより安いという、なかなか業腹な状況なのでありました。
 もっともShade自体に対する不満はあまりなく、特にモデリングに関しては最初にこれの洗礼を受けたためか、他のソフトだと思うようにいかないという感じがつよいです。
 R5にグレードアップしたのはつい最近で、それまではずっと最初のデビューを使いつづけてきました。アップしなかった理由は単にお金がなかったからですが、今回R5にしたのはボールジョイントが装備されたから。これが載る前は、たとえば手足を三次元的に動かそうとしてもX軸、Y軸、Z軸をそれぞれ数字で設定しなければならず、ひとつの軸を動かすと子パートの軸も連動して動いてしまうので場合によってはわけのわからない事態に陥ってしまうこともままありました。ボールジョイントが装備されてからは直感的にぐりぐり動かすことが簡単にできるようになったので、それまで敬遠していたShadeにおけるポージングもずいぶん楽しい作業に変わりました。
 そのほかにこのグレードではプラグインとスクリプトが使用可能です。これで作業の幅がかなり広がったし、楽にもなりました。お金をかけた甲斐は充分以上にあると思っています。
 ただ期待していたアニメシェーダ(アニメ風に描画するプラグインのこと)が、使いかたがよくないせいか思いどおりの効果を出すことができず、ちょっと惜しい感じです。ほかにも同じ機能のセルシェーダというプラグインが公開されているのですが、こちらは描画はイメージに近いものができてくるものの、なぜか私のコンピュータではファイルサイズがかなり小さくないと正常に働いてくれないみたいで、いまのところこのあたりの機能は使用できない状態です。

●メタセコイア
 ポリゴンモデラーとしては評価の高い有名なシェアウェアで、フリー版も存在します。シェア版はインポート、エクスポートできるファイルの種類も豊富で、コンバーターとしてもかなり使えるのではないかと思います。ポリゴンモデリングは上にも書いたとおり苦手なのですが、このメタセコイアはポリゴンモデラーとしてはかなり手になじむ感じで、Shadeがなければモデラーとしてはこれが最上位になっていたかもしれません。いまでもポリゴンでモデリングする必要があるときはこれが中心になっています。矢口たちの顔とか、身体の仕上げもメタセコ上で行いました。

●六角大王Super3
 フリー版の六角大王はShadeとほぼ同じ時期に使ってみたことがあります。上のメタセコイアとちがってこちらは実をいうとあまりしっくりきませんでした。メカ系のかっちりしたものをモデリングするならShadeのほうが断然簡単だと感じたし、そうでないもの、たとえば顔モデリングなんかだとなかなか思いどおりの形になってくれない(これはいまでも、どのソフトを使ってもあまり事情は変わらないのですが)。左右対称モデリングが仕様になっていて、片側をつくればもう一方も勝手にできあがるという部分は便利なのですが、これだけではメリットがないも同然なので、フリー版の六角は結局、練習以上には進めませんでした。市販版が出たのもけっこう前のことだったと思いますが、フリー版も使いこなせないのだからもちろん食指は動きませんでした。
 Super3が出たときに購入を決意したのは、「人体作成機能」という、おそろしく便利な機能が搭載されたからです。これは写真でも絵でもいいから正面全身図を用意して読み込み、りんかくに沿ってなぞっていくと立体ができあがるという画期的な機能です。要するにソフトが立体を勝手につくって、そこに写真や絵を貼りこむ、といったところです。モデリングは基本的にソフトまかせなので(あとで修正ができることはできる)、できあがった立体がイメージどおりのものかというと決してそうでもない。だからかわいい女の子とか思い入れのつよい人物を作成するにはまったく不向きですが、多少顔が歪んでいても気にならないむくつけき野郎とかだと、かなり易々と立体化可能。脇役のモデリングに最適というわけです。しかもSuper3はShadeとの連携が強化されていて、表面材質こみでエクスポート可能なのでもう鬼に金棒。
 というわけで、以前の六角に対してはマイナスイメージがかなり強かったのですが、いまでは好きなソフトのひとつに仲間入りしました。……まあ、人体作成機能以外、ほとんど使ってはいないんですけど(^_^;)。

●Bryce4
 景観作成ソフト。山とか海とか水平線とかいろんな空とか、ものすごく簡単に作成できるソフトです。地形をつくるのに特化したソフトで、モデリングはほとんどできません。以前はShadeでつくったモデルを読みこんで関節を仕込んでポージングしていたのですが、Shadeにボールジョイントの機能が搭載されたのでこっちはあまり使わなくなりました。地上とかが舞台になってくるとまた活躍してくれそうですけど、意識的に避けているのが現状なのでしばらく出番はなさそうだ。

●Poser3J
 文字どおり人体フィギュアにポージングをほどこすだけのポージング特化ソフト。購入した当初は他のソフトでモデリングした顔などをインポートして使おうと思っていたのですが、特にShadeデビューといまいち相性がよくなかったようで、読み込み自体できないことが。ほかにも女性モデルの体型の感じがいまふたつもみっつもよろしくないし、モデルはどれもこれもハゲ頭でカツラもあまりいい感じでないしで、思い描いていた使用法は実用に耐えませんでした。
 が、HDのこやしと化していたかというとそうでもない。私はデッサンの勉強などしたことがないので、2Dイラストを描くときにポーズのベースとして重宝したものです。
 さらに今回のマンガ計画においても、このソフトは活躍。その内容はまたいずれどこかで。


■2DCGソフト
 2Dといっても、基本的にこの別館では3DCGをもとにしたものがほとんどなので、仕上げなどに使用しています。

●PhotoshopElements
 名高い定番レタッチソフト「Photoshop」の廉価版。バンドル品の「PhotoshopLE」からグレードアップしたものです。どうせなら本家にグレードアップしたいものの、いまんところとても手が出ません。まあ「LE」はともかくこの「Elements」のほうはかなり使い勝手が向上していて、最大の懸案だった複数回のアンドゥが装備されたのでかなり重宝しています。これ以前はフリーウェアの「ハイパーペイント」というのをつかっていて、これはこれでフリーとはとても思えない高機能便利ソフトだったのですが、レイヤー機能の充実度においてはやはり写真屋が一歩も二歩も上。
 もうひとつ。『銀河急便』実現にあたっては上に書いたとおり、Shadeにおけるアニメシェーダが事実上使えないので、最終的にアニメふうの絵にするのは、この写真屋精霊のポスタリゼーション機能に全面的に依存しているのが現状です。これがなきゃ別館の開設は百年遅れたでありましょう。
 起動するとき、もうすこし速くひらいてくれるということないのですが……。

         
	

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