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悪漢ども
●ストーンコールド
WWE(旧WWF)で活躍していたトップレスラー、ストーンコールド・スティーブ・オースチンをモデルにしたキャラであります。なんかこのあいだシナリオ(というより、自分のおかれたポジション?)に不満があったようでWWEから突然いなくなってしまいました。あの「What?」の大合唱は彼がいなくなったいまもつづいているようですが、勢いも物量も目に見えて減少しているようで寂しい限りです。復活するという噂もあるらしいのですが、どうなりますか。
このモデルですが、素体はPoser1のフィギュアを使用しています。いちばん単純な男性フィギュアを闘士型にして若干そちこちのパラメータをいじりDXF出力。メタセコイアで読みこんでポリゴン数をダイエットしたのち、ポイント編集でストーンコールドっぽい顔を目指し、服などの色分けもここで行ってからShadeにインポート。ロゴやドクロマークなどをブーリアンで添付しました。このモデルは矢口たちとちがって目玉や口も入っているので、いちおう3Dソフト上で表情をつけたりもできますが、そのぶんデフォルメもしにくくなっているのが欠点かも。
まあしかしPoserを素体にするとまともな人体が労少なくして作成できるので、たいへん便利です。これもメタセコイアという強力なイン・エクスポート・編集機能のついたすぐれたソフトウェアのおかげです。いくらPoserが便利でも、素体そのままでShadeにもってきたら、いかにもPoserくさいモデルで作者的に見られたもんじゃないし。
なお顔にマッピングしてある髭や眉をとり除くと、なぜかこのモデルは往年の悪役レスラー“キングコング・バンディ”そっくりの頭部。ストーンコールドのつもりで作成していたので路線変更はやめておきましたが、そのうち化粧なし状態でボディだけすげ変えてバンディとして登場させるのもおもしろそうかも。
←キングコング・バンディ?
こちらはいつものDoGACG作品ギャラリーに投稿したもの。頂点ダイエットの影響で口あたりとかがカクカクしてるんじゃないか、とのご指摘がありましたので、ここに掲載するにあたって写真屋精霊でちょこちょこっとレタッチしました。
それにしてもストーンコールド、そういえばリング上の語り場面でときどき時計を耳にあてて「時計もいってるぜ」とか何とかいうのが定型句のひとつになっていたみたいだけど、あれ意味がわからなかったなあ。ポーズがなかなか決まらなかったからここで使った次第なのね。(おかげで時計もモデリングしなきゃならなくなったわけだが、形態なんかほとんど白飛びしちゃってやんの)
●RVD
ロブ・ヴァン・ダムというパチもんもののリングネームも最初はたいへん抵抗ありましたが、彼のキャラがきっちり立っているからすぐに気にならなくなりましたね。スティングあたりのほうがよっぽどキャラ的に気にくわんかもしれないな(彼はいまどうしているのでしょうねえ)。このモデルは六角大王の人体作成機能をベースにメタセコやShade上で修正を加えてつくりました。漫画では顔あたりかなりレタッチしてあります。素だとちょっと、というかかなり変な感じで、まあ人体作成機能自体がもともとイージーなシロモノなので当然といえば当然。
それにしても、ブロック・レズナー(レスナー?)がいくらプッシュされてるとはいえ、RVDがああも敗けるのはどうにもおもしろくありません。ゲレロにも敗けてたし。がんばれ、RVD!
●その他2名
顔も出てこず活躍もまったくしなかった、まったくのザコキャラ。ボディはPoser1の闘士型を単にダイエットしただけでスキンも微調整はほとんど施されていないので、肩のあたりとか動かすとかなりおかしな形に変形してしまいますがどうでもいいです。単なるやられ役だし。ちなみにヘルメットはストーンコールドもRVDのもぜんぶ一緒で、カラーリングとかマーキングを多少かえただけです。組織化の進んだ悪ではないので、コスチュームとかもどちらかというと雑多な感じにしたほうがよかったのでしょうが、そんなとこまで懲り出すと絶対に作品は完成しないだろうから妥協しました。左側の男は漠然とテストあたりを想定していたので、背丈は若干たかめ。
手にしている銃はINGRAM_MAC11というサブマシンガンを参考に、てきとうにでっち上げたもの。MAC11を参照したのは、この銃がシンプルな箱型の組み合わせでできていてモデリングにかける時間を大幅に短縮できそうだったからであります。もっとも、実銃のほうはシンプル故の美しさある、一種洗練のきわみを備えたデザインという感じですよ。