■すそ切れんでは、多くの方にスソ切りの危険を知っていただき、「制度化」は社会的に決して受容されるものではないという世論を国会や政府に届けたいと思っています。未来の子どもたちに見えない危険を押しつけないためにも、ぜひご協力くださいませ。
■以下のような取り組みを提案します。
●多くの方にスソ切りの危険を伝えてください。
●政府や自治体に反対の声を届けてください。
●くろうとの方には‥ 監視してください。
■多くの方にスソ切りの危険を伝えてください。(最重要)
●このホームページをお知り合いの方に紹介してください。
●すそ切れんでは、リーフレットを作成しております(「申し込み」のページに紹介しています)。お友だち、ご近所、サークル、共同購入会など、いろいろなつながりを利用して広げていただけました幸いです。
■政府や自治体に反対の声を届けてください。
●スソ切り処分(=クリアランス制度)が導入されても、制度が定着するまでは、電力業界が搬出先を把握し業界内で再利用すると約束しています。そこで、この業界内再利用の環が容易には解除されないよう、制度が定着したとはいわせない世論づくりが何より重要です。
1、身近な共同購入会や生活協同組合、労働組合などに、また地域での集いの場で、スソ切りの危険を訴えてください。そういった団体から経済産業省と環境省あてに、スソ切り反対の請願や申し入れなどを行ってください。
2、地域住民の権利を守るため、政府の活動を監視することも国会議員の重要な任務です。地元選出の国会議員にスソ切り反対の声を届けてください。
●スソ切りされた放射能が紛れ込んで現場労働者や住民に何かあった場合に、実際に対応するのは、地方自治体の廃棄物担当部署です。特に、産業廃棄物処分場の周辺地域の方には切実かと思います。
1、地元議会の議員から自治体に対して、微量とはいえ放射性廃棄物が混入してくることに対して、十分な監視体制があるのか追求してもらってください。
2、自治体の首長あて、もしくは廃棄物担当部署あてに、率直にスソ切りに対する不安を訴えてください。
■ちょっとくろうとの方には‥ 監視してください。
●スソ切りされたものの監視
当面、スソ切りの対象となる原発は1998年に営業運転を終えた東海原発だけです。2001年12月から解体工事が進められていますが、スソ切り対象の放射性廃棄物が発生する、熱交換機などの解体を行う第2期工事が2006年から行われる予定です。この解体工事の廃棄物の監視を行いましょう。