□□ □ Book Diary □ □
shopping & reading
11月30日 選書のため、新宿のジュンク堂へ。 趣味は?と聞かれる場面に遭遇したことはないけれど、もし聞かれ いつも仕事に自分の生き方まで決められているように思うのだけれ 意味がなければスイングはない 村上春樹 文藝春秋 ステレオサウンドで連載が始まったときに、ある人がメールをくれ ほめことばの事典 榛谷泰明編 白水社 「幸福になろう」が帯の言葉。幸福になるかどうかはわからないけ 執筆前夜 CW編集部編 新風舎 プロの作家の舞台裏。 |
11月28日 東京奇譚集 村上春樹 新潮社 ああ、これがわたしの好きな春樹さんだ、と思った。 『彼女の中にある何かが、彼の心を取りとめもなく、執拗にそそっ 人を好きになるときの、さわさわとした心の動きがとてもうまく表 わたしの心の中でもっとも敏感なのは、切なさという感情だと思 |
11月27日 ゲーテ special issue 幻冬舎 2冊 同世代男性と食事をしているときに、「幻冬舎が新しい雑誌を出したんだ 文藝春秋 12月号 「奪われる日本」を熟読。 なるほどと思ったのは「村上世彰と三木谷 略奪者の時代」。 中央公論 12月号 そういえば、先の文藝春秋に、「少子高齢化大論争」という座談 クーリエジャポン 創刊号 編集長もかっこいいし?というわけで、買ってみたけれども、講 100億稼ぐ株成功術 堀江貴文監修 ライブドア証券著 ほりえもん節炸裂。そこだけ読んだ。ほかに株関係のムックを2 水曜の朝、午前三時 蓮見圭一 新潮社 未読。面白ければ、担当している書評欄の選書リストに載せよう STYLE ケイト・スペード ブックマン社 ケイト・スペードはなんとなく好き。筆箱は、ここのピンクのを |
11月6日 美智子皇后と雅子妃 福田和也 文春新書 週末、書評欄の選書のためブックファースト渋谷店をうろうろ。 そして、こちらは書評には向かないけれど、興味があり購入。 皇太子さんは、ご成婚の頃ちょっと頼もしく思えたけれど、以降 そしてこの本。 そして彼の文章ではなく、ここに掲載されていた紀宮さんのお言葉 わたしがなかなか立ち直れないでいるのは、どこに希望を見出して 立ち飲みの店に通っていた頃からだから・・・もうかれこれ4ヶ |
11月5日 国境の南 太陽の西 村上春樹 講談社 小さな波は何度もやってくる。 そして大好きな小説を読んでみた。 このところ、人を好きになるってどういうことなのかな、と思春期 あるひとりの他人の中に、自分の居場所を見つけること。 「永遠」も「確実」も存在しない世界の中で、それって可能なのか |
10月16日 疲れすぎて眠れぬ夜のために 内田樹 角川書店 ずいぶん昔に、ある人から「内田樹が面白い」とを聞いて買ったの 今ごろ手が伸びたのは、私が弱っているから? それでそう、ひとつなるほどな、と思ったのは、「このまま一生結 健全な肉体に狂気は宿る〜生きづらさの正体 もともとは、担当している書評ページの選書のために、手にした 敬語を使わないで、ため口ならば自分らしいのか。 週末、友達に新宿2丁目のバーに連れて行ってもらった。 ベター・ハーフ 唯川
恵 帯がですね、すごいの。 結婚している人なら男でも女でもきっと1度は抱く思い。 大学生のとき、母の知り合いが経営する不動産会社でバイトをし えっとそれでなんだっけ。 この前取材をしていたら、ある女性が「わたしね、絶対この人を わたしは、ただ一緒にいたいだけだったなあ。 とてもうまい小説だけど、果てしなくブルーになった。 |
9月24日 シュレーディンガーの猫 小倉千加子 いそっぷ社 山本文緒さんとの対談が収録されていることを知り、読んでみた 「世代」という切り口は、面白いとは思う。 でもちょっとこの人は断定的すぎるんじゃないかなーと思った。 人のセックスを笑うな 山崎ナオコ−ラ 39歳のユリがなんとはなしにおばさんくさいことが、 みんなの秘密 林真理子 講談社文庫 初夜 林真理子 文春文庫 怪談 林真理子 文春文庫 死ぬほど好き 林真理子 集英社文庫 ええ、すべて恋愛関係です。 アッコちゃんの時代 林真理子 新潮社 こちらは新刊。バブルの時代、金と力を持つ男たちを次々と虜に 私もこのところなんとはなしに「金と力を持つ男」という人種が 人間関係にも旬はある。 愛するということ 小池真理子 幻冬舎 そしてもうひとりの真理子。 あなたのそばで 野中柊 文藝春秋 そして思わぬヒットがこれ。 私は結婚している状態が好きだ。 その一方で、結婚しているからといってお互い、ほかの異性に目 でも、やっぱり人を好きになるとその人の妻になることが一番好 |
8月28日 儲け方入門 堀江貴文 PHP研究所 「僕は死なない」 堀江貴文 本棚を見ていたら、これについて書いていないことに気付いた。 儲け方入門、は、面目躍如という感じで、やっぱりこの人はそう Arne 10号 大橋歩さんが出している雑誌。なかなか面白いとは思うのだけど、 アンリミテッド:コム デ ギャルソン 平凡社 これはとても面白かった。 「結果的には、それが次の物作りをするための刺激になりました。 そして、彼女は自分の路線を貫く。 コム デ
ギャルソンが、企業としても優れているという話が随所 どうして、ビジネスとして成立させなくてはいけないか。 世の中にはもちろん儲からない仕事もたくさんあるだろうし、儲 自分が夢中になれることがしたい、ってたまに聞くけれど、稼ぐ 「好き」を仕事に・・・というのをひところ主婦系雑誌がもては とぜんぜん違う方向に話はそれてしまったのだった。 |
8月 無意識の世界 河合隼雄 中公新書 ずいぶん前に買った本。 100億稼ぐ仕事術 堀江貴文 先日のほりえ本が、面白くなかったので、初期で未読のこの本に 前に読んだ、GMOの熊谷社長の「一冊の手帳で夢は必ずかなう」 私もそろそろビジネス書ブームを終えて自分のやり方を確立すべ 友達がほりえもんと合コンして、翌日メールを出したらすぐに返 News from
paradise いろいろな意味でとても興味深かった。 しましまの愛 パトリス・ジュリアン 主婦と生活社 カップル恋愛論。 いちばんやさしい株のはなし 基本的にこの本に書いてある程度のことは知ってます・・・ネッ きちんと暮らす パトリス・ジュリアン これも同様。書店で手にしたら絶対に買わなかったと思う。 女という病 中村うさぎ 新潮社 女たちの事件を、中村うさぎが読み解く。らしい。 売春論 酒井あゆみ 河出書房新社 「あなたはそれでも、売春しようと思いますか」という帯のコピ 菜摘さん以降、なんとなくそうした職業に興味がある。 満ち足りぬ月 林真理子 文春文庫 帯にばかりけちをつけるけれど、これのどこが、「anego」につ マスコミ業界って。 基本的にどんな業界でも、色恋はあると思うけれど、仕事を与え 花探し 林真理子 新潮文庫 旅先の書店で購入。時間がないときに選ぶならやはり林さんの小 そしてとても面白く読んだ。 しかし、林真理子の描く都会の世界をどんどん理解できるように 蜜月 小池真理子 新潮文庫 こちらも旅先で購入。W真理子。安定した筆致。 麻布狸穴午前二時 甘糟りり子 講談社 ひところは、あそこのレストランがいい、ここのレストランがど 流行のレストランはどこか、どこを知っていればお洒落なのか、 で、あ、なんだっけ。そうだ甘糟さん。 以上、八月の読書の途中経過。 |
7月31日 僕が伝えたかったこと 堀江貴文 マガジンハウス ほりえもんウォッチャーのわたし。 “教祖”降臨 楽天・三木谷浩史の真実 児玉博 社長本ブームの一環で手に取る。 みんながんばってる。 わたしが仕事で出会う社長たちだって、みんなほんとによく働い このまえ某社長にインタビューしてて、「ビジネス書とかお読み 感じない男 森岡正博 ちくま新書 ある男性誌での書評を読んで、興味を持ち購入。 著者は、ここまで赤裸々に自分の性を語ったことについて多少の |
6月27日 私という運命について 白石一文 角川書店 基本的に好き。この人の書くもの。 女性主人公は、「anego」(小説のほう)のような人生を歩んで これからも仕事を続けていこう、というのも、選択じゃない。 で、小説に戻ると、この主人公は、ある男性からプロポーズされ 売文生活 日垣隆 ちくま新書 この本を悪く言うことは非常にはばかられる。 「お金か自由か」ではなく「お金も自由も」だとは、私も思う。 そういう意味ではこの著者と考え方が近いはずなんだけど、その |
6月19日 風味絶佳 山田詠美 文藝春秋 ひさびさの山田詠美。 本のタイトルにもなっている風味絶佳。 詠美さんは、私よりも先に歳をとっていくんだなあと思った。 でももっと寂しかったのは、山田詠美のファンサイト「A.L.A.」 |
4月3日 美女に幸あり 林真理子 マガジンハウス ananの人気連載が単行本に。 私も遠い昔、魔性系の女になれそうになったこともあった・・・ 私は、男の人と二人きりで食事をしても笑ってしゃべって食べて 私にとってオウムとは何だったのか 本当になんだったんだろう。 ぎりぎりまで自分を追い込んだあと、今度は「そして今の自分に オウムとは何だったのか。 赤い長靴 江國香織 文藝春秋 どちらかといえば、だんなさんのほうに親しみを感じた。世間と 遠出をしたとき、私はできれば夕方には家に戻って来たい。 私にとっての家は、この夫婦それぞれにとっての配偶者なんだ そんなのは愛とは言わないよ、とか、そんな夫婦真っ平、とか、 幸福な食卓 瀬尾まいこ 講談社 なんとはなしに、好きなのかどうかが微妙な感じ。 チョコリエッタ 大島真寿美 角川書店 そしてとても微妙なことなんだけど、こちらは好き。 淋しきカリスマ堤義明 立石泰則 講談社 どうも中途半端な印象。知りたかったことが書いていない。 渋谷で働く社長の告白 藤田晋 アメーバブックス 私のブックマークには「社長」というカテゴリーがあって、そ 本も、まあそのままの印象であるが、わりと文章はうまいのだ いちばん印象に残ったのは、「きれちゃいけない」ってこと。 現実入門 穂村弘 光文社 ほむほむ、結婚のニュースが飛び込んできたのは、確かオフ会。 この人は、現実の世界で能無しのように書くし、もちろんそれ 夜ふけのなわとび 林真理子 文藝春秋 どちらかといえば、anan関係のエッセイのほうが好きだけ オリンピックでマラソン金メダルの野口選手が「本当に幸せ」 このあとぜったい30分以内に着替えて、軽くジョギングして、 林さんも、直木賞を取ったとき、「本当に幸せ!」なんてコメ 年老いた子どもの話 ジェニー・エルペンベック 残念ながらよくわかんない。いつも思うのは、海外ってこういう |
1月8日 シンプル時間整理術 小松俊明 ○○術という本はあてにならないという典型かなあ。 40歳からの仕事術 山本真司 新潮新書 私自身年齢は、40歳に近いけれども、ビジネスではまだま なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか? 自己啓発本のところにあり、手に取るのがとても恥ずかしか 「超」整理法 3時間管理 野口悠紀雄 中央文庫 これは役に立ちました。 年初早々、生臭い本ばかりだけれども今自分はそういう位置 しっかりと前を向いて、まぶしい太陽をにらみ返して、これ |