4/28/2002
*ケンブリッジでの再会〜歯が外れる・・(^_^;;;; 8:51発のケンブリッジ行きの電車に乗ったものの、ローカルだったのか、 45分ではケンブリッジに着かず、結局私は現地に10時過ぎに着いたのでした。 『あ〜、はちこさんを30分以上も待たせてしまった・・・・(^_^;;』 と申し訳ない気持ちで一杯でした。彼女は笑顔で手を広げてホームを歩いてきました。 映画のワンシーンのようだね。(笑)外国で誰かが待っていてくれるというのは本当に嬉しいものです。 2年前のシカゴのエアポートではちこファミリーがお出迎えしてくれたことを思いだしました。 あの時は4年ぶりくらいの海外だったので、シカゴ、ハンブルク、コペンハーゲンのそれぞれの空港で、 友達や元ボスなどが出迎えてくれたっけ。嬉しかったなぁ。 はちこさんに生で会うのは2年振りだったので、懐かしいのと嬉しいので一杯でした。 暫くお喋りをしながら、礼拝が行われている学校の体育館に向かいました。 熱気のある礼拝の中、しばらくすると、ぼぼるパパと3人姉妹がやって来ました。 子供達は私のことを覚えてくれていたようで、何だか嬉しかった。(^_^) ケンちゃんとは初対面。(^_^)やっぱりパパそっくりで、パパのミニチュアのようでした。(笑) ケンブリッジは大学の街なので若い人達が多い感じで、礼拝で歌う讃美はイギリス版ワーシップソングのようでした。 でも、意外とシンプルなメロディーと歌詞だったので、すぐ覚えることが出来ました。 礼拝のスタイルは自由な感じがしました。アットランダムに(聖霊に導かれてだと思いますが) 色々な人が立ち上がってお祈りをしたり短い証をしたりした後に、 学生のように若い牧師?(ガウンは着ていなかった)がメッセージを始めました。 聖餐も受けることが出来ました。パンはそれぞれがちぎって取り、 ワインは何と同じグラスで回し飲み・・。(^_^;;でも、口をつけるところはちゃんとティッシュで拭いて次に人に渡すようになっています。 ところで、昨年のセントポール寺院のメッセージは聞き取れましたが、 今回は全くと言って良いほどお手上げ状態。かなり難解な英語が飛び交っていました。 でも、メッセージは何とかアウトラインくらいは分かるような状態でした。 アメリカ英語が完璧な人でも、イギリス英語に慣れるのには時間がかかるそうですから、 私なんて分からなくて当然でしょう。(笑) 礼拝の後はファミリーと一緒にお食事をしました。 気が気ではなかったのは、私の前歯の差し歯2本が何だか取れそうだったことでした。(^_^;; そのことを話すと、ぼぼるパパが気を遣って下さって、柔らかいものばかりを注文して下さいました。 その後は、ファミリーと別れて、はちこさんと2人でお茶を飲みに行きました。 最近のことや信仰の話、子供達のこと、私の仕事のことなど、色々とお話をすることが出来ました。 事件はお茶している時でした。私の前歯はとうとう外れてしまい、私はすっかり情けない顔になってしまいました。 歯がないと言うのはどれだけ人相が変わることか・・・。(^_^;; 私は更に一週間旅行し、友達や元ボスに会うかも知れないというのに!格好悪い〜! 私は思わず、「私って・・こういう3枚目のオチがあるのよね・・。(^_^;;」とはちこさんに言いました。 そう思ったものの、『田崎先生が喜びそうな美味しいネタだなぁ。(笑)』とも思っていました。 それにしても、寝ている間に外れて呑み込まなくて良かったし(^_^;;、ベルギーで道に迷っている時でなくてはちこさんと一緒の時で良かったと思いました。 全てのことは神様のお許しがなかったら起りません。 髪の毛一本だって、すずめだって地に落ちることはないし、差し歯だって。(笑) 神様の何かのメッセージなんだろうか。いずれ分かることでしょう。(^_^;; *キングズクロス駅 今日は日曜日。私は7時30分すぎに早々とホテルを出て、地下鉄に乗りキングズクロスに着きました。 そこから今度は日本で言えばJRに乗り換える為にちょっと歩き、 イギリス式に「A return ticket to Cambridge, please.ケンブリッジまでの往復切符を下さい。」 と言って切符を買いました。そして、はちこさんのメールの案内の通りに、ちょっと奥にあったケンブリッジ方面のホームに行きました。 私の持っていたトーマスクックの時刻表では8:45発で9:30くらいには着くはずだったのに、 何故かそれがなく、8:51発のケンブリッジ行きの電車がありました。 当分時間があるなと思い、スナックとコーヒーを売店で買いました。 そこの女性店員も駅員も黒人でした。私は何故か、黒人でなくても色の黒い人は生理的に怖いと思ってしまうところがあります。 でも、今回の旅では、黒人の人達に接する機会がいつになく多く、親切にしてくれた人達が殆ど黒人だったのです。 ケンブリッジ行きの電車を待っていた時も、黒人の女性店員ともう1人の黒人と暫くお喋りをすることが出来ました。 2人ともサッカーが好きなようで、「日本でワールドカップがあるけど日本はどのくらい遠いの。」 と聞かれたので、「飛行機で11時間くらいですよ。」と答えると、その男性は「そんなに遠いの!?」と、 ものすごくビックリしていました。女性店員の方は、その為に日本に行くと言っていました。 彼女と話すきっかけとなったのは、イギリスはコインが大小種類も多すぎて、 一瞬識別出来ないので、ついお札を出してしまうのですが、 「コインがどんどん増えてしまうのよね。」と私が言ったからです。 私は、ごく日常的な当たり前のことの中にも、すべてのことにイエス様の御介入を見ました。 黒人を怖いと思っていた私に、主は色々な人達を通して、不必要な心の壁を取り去って下さり、 肌の色が違っていても、当たり前のことなのですが、同じなんだよと教えて下さったような気がしたのです。 本当に主よ、ハレルヤ感謝です! |
4/27/2002
*日本語を喋る 夕食がすんでも外はまだ明るく、私はフランス語から解放された為か、 苦手だった筈のイギリス英語も耳に心地よい感じで、 短い時間でもロンドンを満喫した感じで充実感で一杯になりました。 ホテルのそばのおみやげ屋に入って、仕事の取引先の2人に何か買わなければと色々と見ていました。 P社のNさんには誕生日にぬいぐるみをもらっているし(^_^;;、 I社のGさんからはオーストラリアに行った時にチョコレートを沢山頂いているからです。 「私を荷物にして連れて行って下さい!」などと言っていたT社のIさん(笑)も親しいのですが、 うちのHRにも沢山いるので、きりがないので買うのを止めました。(笑) そこの店員は黒人のおじさんで、とても気さくで明るく、驚いたことに日本語を話していました。 家族が京都に住んでいるとかで、そのせいで日本語を覚えたのかも知れません。 「黒い髪、きれいね。」「美人だね〜。」とか、お釣を暗算すると「頭良いね〜。」とか、 ちょっと調子が良いので「You're flattering me!」と言ったのに、 彼は「You frightened me.」と聞き違えたりして(笑)、面白かったので、暫くこのおじさんと喋っていました。 *ロンドン Thistle Westminsterに行くと、私の希望のノースモーキングの部屋はないようで、 レセプションの若い女性がもう1人の女性と色々とやっていたようでした。 私は鍵をもらって部屋に行くと、「おぉ!さすが4つ星。ホテルはこうでなきゃ〜♪」 と思いました。他のホテルは3つ星ですが、ロンドンはちょっと緊張するところなので、4つ星にしたのです。 声をあげたほどの素晴らしいホテルで、イギリスらしく紅茶などが部屋で飲めるように、 ティーポットや湯沸かし器、カップアンドソーサーが二組ありました。 非常に嬉しい。こういうのはドイツやベルギーでは見かけません。 ところで、ベッドはセミダブルぐらいなのですが、シングルの筈なのにベッドには枕が二個ずつ二組あり、 小さなクッションまで二つあり、何でこんなにたくさん枕があるんだろうと不思議に思いました。 ひょっとしてシングルがなくて、同じレートでもっと広いタイプの部屋にしてくれたのかも。 広さから言うと、Frankfurt InterCityの方がシングルでも広々としていましたが、 ここは格調高い感じがします。 ケンブリッジのはちこさんに電話をし、今まで一週間近く1人だったのでつい長話になる。(^_^;; 明日は楽しみだ。(^_^)彼女と御家族に会えるのは二年振り。 ホテルを出て左に曲がって真っ直ぐ2ブロックくらい歩くとVictoria Stationがありました。 ここでOne day travel card(£4.1)を買って、シャーロックホームズミュージアムのあるBaker Streetに向かいました。 この駅の壁はシャーロックホームズの横顔の小さなタイルがずっと敷き詰められていて面白い。 地下鉄の駅を出ると、目の前にシャーロックホームズの格好をした人が、「ミュージアムはこちらですよ。」 と案内していました。左側にはホームズの銅像まで建っていました。 さっきの「ホームズ」に案内されたように、ベーカーストリートずたいに2ブロックくらい歩いて行くと、 「ホームズの家」に到着しました。3、4階建の狭い家でしたが、ホームズが本当にそこで生活していたような、 生活感のある家でした。ここは写真撮影してもOKなのが嬉しい。 私も一時ホームズの小説を読んでいたことがありましたが、ここは、 ファンであっても無くてもとても楽しめるところだと思います。 そこを出て、私はTottenham Court駅に向かい、念願のBritish Museumに着きました。 念願というのは、22歳の時にも、昨年も行きそびれてしまったからです。 今回はじっくり見たいとずっと思っていました。 ところが、ここは広い、広すぎる!とてもじゃないけど、一日あっても全部観ることは不可能だと分かりました。(^_^;; 私は、ローマ、エジプト、日本などのコーナーと、お金の歴史がわかる展示物を観たりしていました。 ごくごく一部しか観てはいませんが、それでも何時間もかけています。 これは何度も来てみるしかないなぁと思いました。 Victoria Stationに戻って来たのが7時すぎだったので、The Shakespeareというお店でFish & Chipsをオーダーする。 実はこれも初体験。どういうものなのか良く知らなかったので、売店で買った日経新聞を読みながら、 とても楽しく待っていました。 レギュラーでオーダーしましたが、私にはtoo muchでChipsは残してしまいましたが、Fishはしっかり食べました。 普段は魚臭い魚?は食べなくても、このようにあっさりした白身魚は別です。 衣は天ぷらの衣をもっとカラッと揚げた感じかな。 今回の旅はゆっくりと無理しないペースで行こうと思ったので、 昨年はあっちこち行きました(と言っても22歳の時に一度訪ねたところ)が、 今年はミュージアムをゆっくり観ただけでした。 昨年のロンドンは退屈でつまらないと思いましたが、それは日曜日だった為に活気がなかったからなのだと気がつきました。 日曜日はお店がどこも閉まってしまうのです。ロンドンは観るところがまだまだ沢山あり、 エキサイティングな街です。(昨年と全く違うことを言っている私。(笑)) *ロンドンのタクシー 電車の窓から緑の牧草地にたくさんの羊や馬が見えるようになり、景色は一見してイギリスだとわかる感じです。 昨年のヒースローでは、入国するのにえらい時間がかかったけれど、 今回はユーロスターで来たので、あっと言う間に入国出来ました。 ホテルまではそんなに遠くはないのですが、荷物を抱えて慣れない地下鉄を乗り継いでいくのは面倒だったので、 Waterlooからはタクシーを使うことにしました。 ちょっと緊張したのは、デンマークやドイツで乗ったタクシーと違い、あの「黒塗りのタクシー」だからです。 実は、私は、ロンドンのダブルデッカーは乗ったことがありますが、タクシーは初めてだったのです。 ドキドキしながらも好奇心で一杯でした。タクシーの中は広々としていて、 進行方向に3人掛けのシートと、向かい合って補助席が2つ畳んであり、 私のスーツケースを車内に入れても悠々としていて快適でした。 ホテルまでfareはいくらぐらいか聞いたら、「£7くらいかなぁ。」と言うので、 財布の中に山ほどあった昨年の残りの小銭を沢山使ってしまおうと思いながら準備しているうちに、 ビッグベンを過ぎ、暫く行くとバッキンガムパレスの横を通り、少し行くとホテルに到着しました。 fareは£5.6でした。日本と違い、外に出てから支払うのは、運転席との境がガラスで仕切られているからかも知れません。(たぶん) *ブリュッセル→ロンドン ヒヤヒヤドタバタと過ごしたけれど、ものすごくエンジョイしたベルギーともお別れ。 私は今、ブリュッセルからユーロスターという電車でドーバー海峡を渡って(くぐって?) ロンドンのウォータールーに向かっています。 時代も変わったものです。私はこのドーバーを22歳の時に船でロンドンからパリに渡っています。 今回滞在していたホテルが南駅近くで良かったと思ったのは、ユーロスターの発着駅が南駅だったと言うことです。 これが中央駅だったりしたら、又狭いトラムに乗ったりして面倒だったと思う。 中央駅周辺のホテルが取れなかったのも神様の御心だったんだなぁと感謝しました。 来る時は迷いながら40分かかったけれど、スーツケースを引きずりながら歩いても、 駅まで10分なんてかからなかった。(^_^;; 私の方向音痴ったら!(^_^;; この南駅には色々なお店があってとても便利でした。ホテルの付近は時間が遅くなると危なそうにも見えたので、 夜は9時半くらいまでは明るいのですが、6時台にはホテルに戻ることにしていました。 それで、私は夕食を外で取らないで、駅の中のスーパーマーケットで、パンやハム、チーズなどを買い、 ホテルの中でサンドイッチにして食べたりしていたのです。 ユーロスターの待合室ロビーはとても立派で充実していました。荷物検査とパスポートのチェックがあり、 私が乗る電車は5号車だったので、Track 1aからホームに歩いて行きました。 12号車までが1aで、それ以降は1bになっていました。フランス語でTrackはSpor、あれ、 これってデンマーク語と一緒かも。各車両の入口には案内のお姉さん達が並んでいて、 普通の電車とは違うとてもゴージャスな感じがしました。ところが、中に入ってビックリ! 通路は狭いし、前の座席との距離も狭く、日本人の足でも狭いのだからさぞかし外人は窮屈なことでしょう。(^_^;; スカイライナーだって、自分のスーツケースが置けるのに。 席にスーツケースを置けないので、車両の後ろの荷物を置く棚に置いてきました。 1等車はもっと良いのかどうかわかりませんが、このユーロスターの2等車は最悪の電車だと思いました。(^_^;; ドイツのICEなどの方が遥かにプラクティカルで且つ洗練されている感じがします。 しかし、どこの国でもそうですが、駅のアナウンスは現地語でしかしません。 フランス語は大昔にかじったことがあるものの、殆ど忘れてしまっていて、 今では数字と挨拶程度しかわからないのが悲しい。(^_^;; ホテルの朝食の時に、隣の席でドイツ語が聞こえて来ただけでもホットしたりしました。 |