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Rejoice always,pray without ceasing,in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.

My Diary(Vienna)


5/8/2006

*挨拶

滞在しているホテルアマデウスの朝食用のレストランです。とてもエレガントな感じで素敵です。 昨年来た時と同じ女性がにこやかに「グリュスゴット(おはようございます)」と挨拶をし、 「(お飲み物は)カフェ?テー?ショコラーデ?(コーヒー、紅茶、ココア)にしますか」と聞いて来るので、 こちらも笑顔で「カフェ、ビッテ(コーヒーをお願いします)」と毎回答えています。 気をつけて見ていると、宿泊している人達は顔見知りではないのですが、 「グリュスゴット」と挨拶を交わし、出る時は「ヴィーダーゼーエン(さようなら)」と言っています。 こういう習慣はドイツの電車のコンパートメントでも見かけました。 乗っている時は一言も話さなくても、最初と最後の挨拶だけはきちんとしています。

*シュテファン寺院周辺

ホテルから2ブロック位歩くと、昨日のミサに出席したシュテファン寺院に着きます。 今回モーツァルトハウスに行く為、 初めて寺院の反対側というか裏側をみました。モザイク模様のような屋根は知っていましたが、 裏側から鷲の絵(?)が見えることに気が付きました。写真では良く見ていましたが、実物は初めて見ました。 又、周辺はCLCとおみやげ屋が一緒になったようなキリスト教グッズを扱うお店がいくつもありました。 特にロザリオが多いので、カトリックの方々は重宝するかもです。

モーツァルトハウス

今年はモーツァルト生誕250年ということもあり、又ザルツブルクに行こうかどうしようか迷いましたが、 ウィーンからプラハに行きたかったので、今回はパスしました。 ザルツブルクのモーツァルトの住居や生家と比べると、今いちだろうなと思いつつ、 新しく出来たばかりのモーツァルトハウスに行ってみました。 以前はフィガロハウスと呼ばれていた、モーツァルトが2年間住んでいた家です。 ザルツブルクの家と比べてしまうと、モーツァルトが実際生活していた空間、家具、その他展示物には、 やはり物足りなさを感じました。 しかし、現代のハイテク技術を駆使した、様々な当時を再現する映像や、 『魔笛』のハイライトを実際歌っている人と映像・音楽をミックスさせて見せていたり、飽きさせない工夫がなされていました。 特に当時の街並みのミニチュア版のフィギュアに、やはりハイテクの映像で、 夜明けから日没まで一日の様子を見せているのには驚きました。 具体的には、日が昇ってあたりが明るくなり、だんだんと日が落ちて来ると、 人々が本当に街中を行き来しているのが見え、夜になると家に入って行き、 家の灯りがともり、しばらくすると灯りが消えると言う趣向で、 当時の人達が本当に生きて生活しているように見え、 すごい技術だなぁと感心してしまいました。

*市民公園

とても気持の良いお天気で、ヨハン・シュトラウス像の近くのベンチに腰を掛け、 どこに行こうかなぁと『地球の歩き方』をパラパラとめくっていましたが、 すぐ近くにカールスルーエ駅があったので、そのままシェーンブルン宮殿に向いました。 しかし、このヨハン・シュトラウス、十何年前に見た時はもっと渋い色の像だった筈なのに、 何でこんな金ピカ色に染めてしまったのかと思う。(笑)

シェーンブルン宮殿(Schloss Schoenbrunn)

今年もやっぱり来てしまった。シェーンブルンはカールスルーエ駅からヒュッテルドルフ行きの電車で7つ目の駅です。 ウィーン市内からちょっとはずれた所にあるかなという感じです。 昨年壁の塗り替え中だった裏側もすっかり綺麗になっていました。 これは表から見た宮殿です。実際はもうちょっと鮮やかな黄色に見えます。 マリア・テレジアカラーと呼ばれています。

宮殿の門の左側にあるカフェ・レジデンツでランチをしました。 昨年と同じです。本当に私はワンパターンの人間です。(笑) 昨年はすごいボリュームのシシィサンドウィッチと格闘した私でしたが、 今年はメニューになかったみたいです。 何か、カフェ・モーツァルトと同じ系列なのか、メニューがそこと同じだったような気がします。 店内も素敵なのですが、手振れ防止がついているデジカメなのにちょっと撮影に失敗してしまい、残念です。

これは宮殿の裏からグロリエッテを撮影したものです。 昨年は、森の中にリスがやたらにいたのに、今年は全然見当たりません。今年はハトばかり。(^_^;; あの時は雨が降って上がって忙しい天気でしたが、森の中を歌を歌いながら散歩しているうちに、 いつのまにか遠くにある筈だったグロリエッテが目の前に現われて驚いたものでした。 今日は本当に良いお天気で感謝です。

宮殿の中は色々なルートがありますが、私はグランドツアーと言うチケット(11.50ユーロ)で見て廻りました。 マリー・アントワネット(マリア・テレジアの16人の子供の1人で、フランス王家に嫁いだ。 ドイツ名はアントニエ。)の部屋や、美貌のハプスブルク家最後の皇女エリーザベトの部屋には大きな鏡と体重計が置いてありました。 美しいスタイルを維持する為の努力は並大抵ではなかったことは、昨年のウィーン市内のシシィ(エリーザベトの愛称)博物館を見た時に学びました。

カールス教会(Karlskirche)

ほどなく市内へ戻り、カールスプラッツ駅から、バロック建築の傑作と言われているカールス教会に行きました。

教会の中です。この教会の建設は1716年に始まり、完成したのが1739年です。 今見学は出来るのですが、天井部分は大規模に修復作業が行われています。 ピアスを鼻と唇につけているパンクしているお姉さんが受付で、 ちょっとびびりました。(笑)

楽友協会ホール(Musikverein)

ウィーン・フィルの本拠地で、毎年ニューイヤー・コンサートが行われる有名なホールです。

ザッハー(Sacher)

ザッハートルテで世界的に有名なカフェ(写真では一番左端)で、ホテル・ザッハー内にあります。 意外とすいていましたが、カジュアルな格好ではやはり入りにくい・・・。(^_^;;

お馴染みのノート・ゼー(Nordsee)。シーフードのカフェテリア式のお店です。 ドイツオーストリア各地にある私のお気に入りです。 マクドナルドに入らないことはあっても、ノート・ゼーに入らないことはないです。 この時期の旬の食べ物であるシュパーゲル(大きな白いアスパラガス)が好きで必ず食べます。 でも、味はカフェ・モーツァルトのシュパーゲルの方が美味しかったかもです。

2000/4-2002/11までの日記は、諸事情により、当面非公開とさせていただきます。