アップグレードキットは9月のはじめから発売されていたが、FD版しか流通していなかったので、CD版を待ってアップグレードした。さすがにFDの交換がないのは快適である。ただし、問題が全く発生しなかったわけではない。あくまでもインストール側の装置の問題で、インストールソフトあるいはインストールされるソフトに問題があったわけではないことをMicrosoftの名誉のために断っておく。むしろ、インストールソフトの適切な指示により、この問題が比較的簡単に解決できた点を誉めるべきであろう。
ここで発生した問題とは、恥ずかしいことにディスク容量の不足である。主な導入先となるE:ドライブ(Windowsアプリケーション用)はゆとりがあったのだが、Windowsアプリケーションの常として、Windowsの導入先(自宅の現用マシンではC:の起動ドライブ)にそれなりの量の導入がある。足りなくなったのは、このC:ドライブである。最近DOS/V Extensionsをはじめとして、相当量の導入をこのドライブに行っているので、元々の設定が128Mbyteしかないせいもあり、空き容量が20Mbyteを切るという危険な状態となっていたのをそのまま放置していたのだ。MS-Officeの導入ソフトはこの問題を適切に指摘し、対処方法(ファイルを削除する、導入を中止する、部分的に導入する)の選択肢まで表示した。初心者にはこれでも不十分かもしれないが、導入プログラムとして判断できる最大限のことを行っており、これは画期的なことだと思う。
ここでの私の対処であるが、今後の取り扱いの容易さから判断して、本質的に小さすぎるC:ドライブの容量を拡大する方法を選択した。作業としてはもっとも難しい部類に含まれる、起動ドライブの再パーティションである。ただし、起動ドライブを一から作りなおすことは、このドライブに含まれるソフトの全てを再導入することになり、手間がかかるうえ、危険きわまりない。C:ドライブのバックアップを取ってこれを復元する方法が一般的であろうが、バックアップソフトを信じ切れないところもあって、若干の手間はかかるが最も安全な方法を採ることとした。別HDDにC:ドライブを丸ごとコピーし、これからの再起動を確認したうえで現在の起動ディスクを再パーティションする方法である。
まず、現在使用していないCONNER CP30254をスレーブとして接続し、起動ドライブのWD AC2340をシングル設定からマスター設定に変更する。CMOS設定を行った後、AC2340から起動してCP30254に起動ドライブのコピーを作成する。次に、これらのドライブのマスターとスレーブを入れ替え、CP30254から起動しようとした。ここでつまらないトラブル発生。起動しないではないか。CP30254のブートセクタを書き忘れていたのだ。FDDから起動してノートンディスクドクターで問題を修正し、CP30254から再起動する。問題ないことを確認したら、今度はAC2340の再パーティションである。OS/2をテスト導入したときに遊ばせていた120Mbyteを含めて、240Mbyteのパーティションを作成する。再起動してこれを認識させたら、このドライブをフォーマットしてCP30254の起動ドライブ(元々AC2340に存在したもの)を再度このドライブにコピーする。ここでCP30254はお役御免となり、AC2340だけのシングル設定として再起動する。ここでもまた、ブートセクタを書き忘れてまたまた前述の問題修正をする羽目になったが、とりあえず再パーティションが完了した。
ディスク容量の問題が解決したら、その後はトラブルに見舞われることもなく順調に導入作業が進行した。昔のMicrosoft-Officeと比較してすばらしいところは、Office Managerというツールバータイプ(アイコンが並んでいる)起動プログラムが付属していて、ここから簡単にアプリケーションの起動ができることだ。しかもこのツールバーはカスタマイズが可能で、よく利用するプログラムを登録しておくことができる。Microsoft製品だと自動的に登録できるという違いはあるものの、一般的なラウンチャにMS-Officeのセットアップ機能が付加されただけのピュアに近いものであり、応用価値は高い。
Microsoft Powerpointを試してみたら、これはなかなかすごいと思った。日頃プレゼン資料を作るために、会社ではMacDrowなどを使っているが、半ば無理矢理に近い部分が多い。特に表計算やグラフなどをDrowで作るのは最悪である。その点MS-OfficeだとWordやExcellからの貼り込みは難なく可能であるし、何よりプレゼンを意識した組み合わせが可能なのがすばらしい。
9/15に記載したSD32でWindowsが起動しないという問題は、EMSのベンチマークを使用すると解決することが判明したところまでであった。起動しないときのROM領域をdebugで見てみたら、なんとATOKのEMSがマッピングされたままになっていることが判明した。バグか仕様かきわどいところだが、無断でマッピングを解除しても問題ないはずである。結局DOS/V Programmer's Handbookを引きずり出してきて、EMSの使い方を調べながらプログラムを作ってみることにした。最初はdebugでいきなりアセンブルして極小プログラムを作ってみる。22byteのプログラムだが、ダミーで割り当てたページを物理ページ0にマップし、これを解放してやるだけで、C000セグメントのVGA-ROM領域はROMが見えるようになった。
このままでは面白くないので、もう少し気合を入れてみる。今まで使ったことのなかったTurboAssembler3.0を使って現在のマッピング状況などを判断しながらページフレームを全てクリアーするプログラムを作成した。EMSの扱い方についての情報が少なく、ページマップの取得データの扱いなどはあてずっぽうでの対応である。そのうちいい資料を見つけたらこの辺をFIXすることとして、とりあえずエラー対処とメッセージをきちんとして完成させておく。
それにしても久しぶりのAssemblerである。昔はCAS-Onlineのターミナルを作ったりしてかなり慣らしたはずだが、CPUを386対応にしてアセンブルしただけで、32bitコードになってしまったのはたまげた。久しぶりのいい刺激である。
これはDOS/V Magazineで見つけたものである。前々からカレンダは欲しいと思ってはいたが、何せ開いておくと邪魔になるのが困り者。その点これは、透明になるので邪魔にならないうえ、フォントや色が自在に変えられる。特にうれしいのが、日付だけのフォント変更。これのおかげで欧文フォントを使ってかなり見やすいカレンダにを作ることができる。
むかし影武者の古いバージョンをダウンロードしたことがあって、少し使ってみたけれどよくわからないままに放置していた。起動するたびに分身を作らないといけないんじゃ使えないよなぁ。と、思っていたら。こいつもDOS/V Magazineに載っている。よく見たらバージョンも違うようだ。とりあえずダメで元々でダウンロードしてみたら、内容が一新されていて、シェアウェアになっている。マニュアルがきちんとしているので、パラパラ読んでみたら、どうも分身は記録されるらしい。そこで#9 HawkEyeに始まり、各種グループや常用ディレクトリの分身を作ってアイコン化する。これは便利だ。メモリーを消費せずに、とりあえず見つけやすいところに出しておける。MS-Officeに付いてきたラウンチャもなかなかだったが、影武者の方が応用範囲が広い。それでも各種プログラムの類は、#9 HawkEyeを除いて影武者を作るほどでもないので、Officeのラウンチャに入れておくことにする。便利なのは、プログラムマネージャのグループの影武者が作れることで、これに入れておく方が、プログラムマネージャの中がごちゃごちゃしなくていい。いろいろいじって、使いやすい環境を作ろうという気にさせるソフトだ。
Windows上でのお絵かき環境を改善したくなって、ついにタブレットにまで手を出してしまった。動いたのは10/15。日本橋に行ったら、何軒かは使ってみれるような店があるだろうと思っていたが、甘かった。大型店に行っても、プロッタやデジタイザはあるけれど、タブレットはない。聞いてみてもよかったのだが、買う気もないのに聞くのも悪いので、あきらめてしまった。そんなわけで、使いやすいかどうかすら分からないまま、ソフマップDOS/VにあったUD-0608を買ってきた。この前は大きく展示してあったのに、店の隅に追いやられているのがちょっと気になったが、ほかにいい製品もなさそうだし、ちょっと高いけど買うことにしたのである。(ちなみに、\54,799だった)店で箱を見て分かったことは、シリアル接続であること。ACアダプタを使わないとならないこと。コードレスの感圧ペンを使うこと。シリアルマウスとモデムがあるので、シリアルの増設が必要だが、まあ昔のIOカードで何とかなるだろう。
帰りの電車の中でマニュアルを読んでみると、なかなかまともな製品のようである。気になっていたACアダプタも、本体にとりつけるのではなく、接続ケーブルのPC側のコネクタに付けるようになっていて、邪魔にならないように配慮されている。ケースが英語ばかりだったので、てっきり逆輸入版かと思ったら、ちゃんと日本語マニュアルとWindowsドライバの付いた日本向けの製品である。(さすがに、Windowsのコントロールパネルまでは日本語化されていない。)
家に戻って、さっそく接続作業を始める。マザーボードのシリアルポートは、16550の高速タイプだから、少なくともモデムにはこれを割り当ててやる必要がある。問題は、この高速シリアルポートのIRQが3か4しか選択できないことだ。必然的に、マウスかタブレットのいずれかを標準以外のIRQにしてやらないと共存できなくなってしまう。あくまでもタブレットはマウスの補助的な存在だから、COM3にIRQ9で割り付けてやろうとしたが、動かない。COM1にしてIRQ9でも動かない。やっと動いたのが、COM1でIRQ4だけれど、これだとさすがにマウスがCOM3になって動かなくなる。で、苦心の末モデムをCOM4,IRQ3にして、タブレットをCOM2,IRQ3という危険な環境にする事で、通信以外の環境でタブレットが使えるようになった。
このままでは問題が多いので、いずれマウスをPS2タイプにするか、通信用の高速シリアルを別途買うかでIRQをCOM2,COM4で共用するという危ない状態から回避する必要があろう。
やっとタブレットが使えるようになったので、PhotoShopでお絵かきをしてみた。感圧ペンなので、ペンの太さや透明度を力のいれ方で変えることができる。何より、マウスと違って細かい動きができるので、今まで到底不可能だった画面上で新たに線を引くという操作が自然にできてしまう点、便利このうえない。スキャニングしたあまりきれいでない印刷物や絵を、きれいに書き直してみたりする。さすがに紙に書くようにはきれいな線が出ないが、それでもマウスのことを思えば雲泥の差がある。指でぼかすとか、細かい動きを要求される操作も難なくこなすことができ、網点が出てどうしようもなかった写真が、どんどん綺麗になる。やはり高いだけのことはあるなぁ、というのが正直な感想だ。
今まで全く気にしていなかったScanManColorのバスカードが、実はPS2マウスのIRQ12を使用していることを発見した。モデムとタブレットのIRQの重複の解決策として、マウスをPS2タイプにすることが、最も有望視されていただけに非常にまずいことになった。拡張シリアルカードだとどう転んでも標準以外のIRQを使うことになり、トラブルの元凶になることが危惧されるからだ。
発見のきっかけになったのは、スキャナ取り込み中にハングすることが数回あったからである。先日シリアルを増設しているので、IRQその他が重複している可能性があるため確認することにした。ケースを開けただけではよく分からないので、マニュアルを見たら、IOアドレス以外どうもソフトで設定するらしい。そこでTWAINの入力ソフトを確認してみたら、なんとIRQがPS2マウス用の12になっているじゃないか。しかも他の選択肢には、プリンタで使うIRQ7くらいしかない。これは困った、このままではPS2マウスは使用できない。
一度はあきらめかけて、モデム用高速シリアルカードを買おうかとも考えていた。ところがちょっとしたことで状況は変わることになる。何気なしにScanManのTWAINソフトのマニュアルを見ていたら、IRQ11という記載がある。よく読んでみたら、しかもこれがデフォルトだとある。現在IRQ12しか使えていないのは、実はSCSIでIRQ11を使っているからではないか。これだと話は簡単だ。SCSIインターフェイス(AdaptecAHA2842VL)のIRQを他に変えてやればいいのだから。SCSIのIRQはソフトウェアで変更できるので、ケースを開けることもない。DOSからIRQ11を10に変更してリブートする。次に例のTWAINソフトを使って、ハードウェア設定をしたら、予定通りIRQ11が現れたのでこれで確定。動作テストも問題ないようだ。
色々あったけれど、めでたくこれでPS2マウスが使用できることとなった。PS2マウスを使うことで、次期マザーボードにもPS2マウスのインターフェイスが必要になるという問題もある。それでも、COM3やCOM4を使うことによるトラブルを考えたら、無理をしてでもマウスをPS2タイプにした方が安心できる。最悪、PS2マウスの使えないマザーボードを使うことになったら、そのときまたモデムカードを買うとか、シリアルカードを買うとかすればいいだけのことだ。
PS2マウスを使った方が、シリアルポートが二つですむので、IRQの競合などによるトラブルが回避できることは前述の通りである。そんなわけで10/28夜にJustyのシリアル/PS2兼用マウスを買ってきたのだが、トラブルはここにも待ち受けていた。
今回買ってきたJustyのマウスは、PS2コネクタにアタッチメントを取り付けてシリアルD-SUB 9pinに変換するタイプである。マザーボードに付いているPS2コネクタは、D-SUB 9pinで使用するようになっていて、一見シリアルのようで実はPS2というものだ。まあ同じようにつないでも、マウス側で適当に判断してくれるのかと思ったら、全く認識しない。シリアルマウスとしてなら問題なく動くので、壊れているわけでもないようだ。マザーボードのマニュアルを取り出して、端子の配置を調べてみたら、どうもボード上とD-SUB上で配置が違うようだ。(あとで判明したことだが、この時点でのは位置確認は誤っていて、配置は全く同一であった。すなわち、改造する必要はなかったことになる。)この部品は特別なものらしく、AMIに注文しろと電話番号(アメリカの)まで書いてある。まさかアメリカに電話注文するわけにもいかず、端子配置も書いてあることだし、改造してみることにした。
改造してはみたが動かない。これはどうもおかしいと思ったので、マウスを分解したりして、テスターを使ってPS2コネクタ及びD-SUB端子の接続(導通)を調べる。この結果わかったことは、PS2コネクタに来ている線が全てD-SUBに配線されているわけではないということだ。しかもプラスマイナスの違いで抵抗が変わったりすることから、ダイオードなども入っているらしい。ということは、アタッチメント内部でRS-232Cでも使えるような細工をしているのだから、このアタッチメントをこのまま使うことはできないに違いない。
アタッチメントはゴムでモールドしてあるのだが、これをカッターナイフで切って内部の配線を調べようとした。ゴムは結構簡単に切れる。問題は、ゴムの内部で、配線がプラスチックで固めてあることだ。どうも溶けやすい材質のものを使っているらしいので、これをガスであぶって溶かす。だいたい取れたところで、配線を調べたら、確かに配線されていない端子が2本ある。それぞれが、PS2マウスのクロックとデータだと思われる。PS2マウスの端子配置の資料はなかったが、PS2キーボードとどうも同じらしいので、それを流用して判断する。アースは正しく配線されてあるし、+5Vは逆流防止にダイオードが入っているものだ。これらをマザーボードのマニュアルに記載されている端子配置の通りに配線し直す。
接続して動かしてみる。全く認識しない。配線を再確認するが異常なし。オシロスコープでクロックを調べてみたら、どうもクロックも出ていないようだ。マザーボードからの配線をよく調べたら、違う。こっちは改造する必要がなかったんだ。(マザーボード上の端子番号の順序を誤認していた)で、元に戻してもう一度。でも認識しない。ジャンパ線を再確認し、次にC-MOSセットアップを調べる。するとどうだ。Adbanced SetupにMouse Enableがあるじゃないか。これは知らなかった。これをEnableにして再起動すると、やっと認識した。Windowsでの動作も問題なし。もう4時を回っている。今日は休みだったからよかったものの、こんなに苦労するとは思っていなかった。分解・改造したアタッチメントは、当日夜にアロンアルファで固めて完成。
WindowsMagazine誌にWindowsNT Workstation DAYTONAの試用版が付録していたので、衝動買いしテストしてみた。正直言って、これには全く期待していなかった。ディスプレイドライバは汎用のものを使わないといけないし、どう考えてもWindows3.1より速いとは思えなかったからである。それでも試してみたかったのは、この試用版が複数のWindows誌に付録していたことで、Microsoftが相当力を入れていることがわかったことと、試用にあたっての説明に削除方法まで説明されていたことで、安心して試用できそうだったからである。
導入は、あまりにも順調であった。WACOMのペンドライバを導入しようとして、おかしくなってしまったこと以外、何のトラブルもなかった。注目すべきは標準付属のディスプレイドライバの品質である。とにかく速い。32bit化されているせいもあり、汎用ながらNumberNine社の作成したWindowsドライバより、少なくとも数割は高速化されている。しかも垂直同期の設定も行うことができ、1024×764の解像度で16bit色を使用して垂直同期72Hzにてフリッカーフリーの表示が得られる。DACのBt485を認識していることも、安心感が持てる。ディスクのドライバもすばらしい、SCSIチップAIC7770を自動認識したうえで、起動時から安定して使用できる。しかも、速い。Windsockでのディスク性能は700を越える。ある程度割り引いて考えても、ディスクの性能をフルに使いきっている印象だ。
Windowsアプリケーションの互換性についても記述しておく。単独で動作する小物以外は、SYSTEMディレクトリにドライバが必要になったりするので、再インストールなどの作業が必要になる。それでもWord5.0やExcell4.0などドライバをコピーするだけで簡単に動作したし、CCT、Photoshopも同様である。卓駆が動作しなかったのは、割と危ないことをしてそうなのでまあいいとして、IllustratorがATMがないといって動かないことはちょっと困る。NT自体にType1フォントが使えるようになっているのだが、日本語フォントは組み込めなかった。問題が大きいのは、ドライバ関係だ。ATOKを組み込もうとしたが、今のところ成功していないし、WACOMのペンドライバもまだ動いていない。
整理すれば、問題はドライバ関係だけだ。これが解消されれば、通常の使用には全く問題がなくなるし、NTの安定度や性能からして、WindowsからNTへ移行することも考えられる。
前回うまくインストールできなかったOS/2であるが、割と評判もいいそうなので、日経バイトに付録されてきた機会に導入してみた。これは、前回のβ版から相当改良されていると思われるし、相当期待できそうである。
しかし、進歩のあとは全くみられなかった。まず、SCSIカードを全く認識しないので、AIC7770のドライバを起動FDにコピーし、configの修正が必要だった。マルチメディア関係は順調に導入されたが、これも初期導入時には全くサポートがなく、あとから手動でコマンドを起動して導入しないといけないという不便きわまりないものだ。最低なのは、ディスプレイドライバである。VGA以外の導入方法が記述されていないので、Dos/V Magazineを参照して導入しなければならなかったのをはじめ、640×480dot8bit色では無事動いたものの解像度を変えるとモニタが同期しないというトラブルに見舞われた。Dos/V Magazineを頼りに何度かVGAに戻して(これ自体FDから起動して、複雑なコマンドを入力したあと再起動しないといけないという、とんでもない面倒な作業である)同期周波数を設定する方法を試みてみたが、うまくいかず、最後にたどり着いたのはNiftyのOS/2フォーラムでのWin OS/2を利用したもので、Windows環境を壊したくない私にとって実施できそうもないものであった。
そんなわけで、OS/2は動いてはいるものの、今だVGA16色というとんでもない環境であり、全く使えない。しかも特殊なドライバを導入したわけでもないのに、一部のゲームで不具合が発生して、動かなくなる。これも、ハードウェアリセットが必要なほどひどいものだ。まだOS/2 Werpを使っていないので、こちらには期待できるかもしれないが、現バージョンのOS/2は正直言って全くメリットがない。
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