4月になってやっと時間がとれるようになったので、いろいろなことを始めた。それらについて記述する前に、1月から3月までの間にあったことを簡単に整理しておく。ほとんどゲームしかしていない・・・・。
これでフライトシュミレーター関係は完璧のはずだったが、設定ファイルを作るのが難しくて(めんどうくさいし)頓挫している。完璧に使えるのがAcesOfPacificだけで、FS5とStrikeEagleIIIはだましだまし使っている状態。StrikeCommanderに至ってはまだまともに使えていない。これは暇があればそのうち何とかしよう。
このソフトはよくできている。SVGA対応なのもよい。
これもWindows版になってますます遊びやすくなった。絵柄の色が悪いのと、壁紙と共存できないのが難点。
巷にCD-ROMソフトがあふれてきたので、昨年からずっとCD-ROMドライブがほしかったのだが、購入を決断できずにいた。というのも、SCSIインターフェイスをどうするかということに結論を出せなかったからだ。近い将来マザーボードをPCIにしてしまうとVLバスのSCSIインターフェイスは使えなくなってしまう。それまでのつなぎにISAのインターフェイスを買うのももったいない。それならSB16ASPにつなぐのはどうかというと、なかなかいいドライブがなさそうだし、運用に柔軟性がなくなってしまう(常にSB16とセットで動かさないといけない)。そんなこんなでずっと決めかねていたのだ。
それもやっと結論がでた。PCIの立ち上がりの遅さと、CPUの3.3V対応がまだ先になりそうなこと、そしてPCIバス自体の3.3V化が見えないことを考えあわせたら、マザーボードのPCI化は当分見合わせた方が良さそうな雰囲気だ。せっかくブランドのSuperVoyajerIIを買ったのだし、これでしばらく粘ってみよう。そうなるとやはりSCSIインターフェイスが必要だ。最後まで迷ったのが、ISAかVLかだ。ISAなら安価だし、CDで使う分には問題ないが、SCSIのハードディスクを使うとなると、バスマスタにしないと遅いだろう。アドレスバスが24Bitなので、RAMを増設したときにアクセスできない可能性もある。それならいっそのことVLバスにしてしまってもいいかもしれない。AHA-1422とAHA-2842VLの差額は約2万円だ。ここは思い切ってVLを選択した。
CD-ROMドライブの方はあまり迷わなかった。SBにつなぐ選択肢は消えていたので、後はSCSIドライブだけの選択だ。XM-3401(TOSHIBA)とDM-3028(PLEXTOR)とCDR-510(NEC)が候補だが、価格とシークタイムでXM-3401にした。
4月20日の代休に若干の変動要素(価格によっては)を残して動いた。チェックをいれたのはいつも通りDOS/Vパラダイスとソフマップだ。たいていDOS/Vパラダイスの方が安いのでこちらで価格を調べてから、大して変わらないようなら安全なソフマップにすることにする。XM-3401はソフマップ、AHA2842VLはDOS/Vパラダイスにしか日本語対応版がなかったのでこちらで買うことにした。
インストールはほぼ順調だった。電源の分岐を買い忘れたりもしたけれど、余ったのが一つあったし、IRQやIOの衝突もなかったうえ、どちらも日本語マニュアルがあったので大きな苦労もなかった。ただ、内部の線の引き回しの加減で、ドライブを認識しなくなることがあったくらいである。それも、後日FIRST-SCSIを使わない設定にしたらクリティカルな部分はなくなった。デバイスドライバのたぐいが増えて、メモリー管理は厳しくなったが、MSCDEXのバッファをEMSに取ることでコンベンショナルメモリーの減少は数キロバイトに抑えられた。WindowsでCD演奏ができないと言うトラブルもあったが、これはCDオーディオのドライバ(Windows標準付属)を組み込んでいなかったためで、EZ-SCSIのマニュアルにこそ記載がないものの、どちらかというと私の不注意に近い。
一番困ったことは、おもむろにWindowsがお亡くなりになるという現象だ。ソフトの問題なら、Alt+Ctrl+Delで止まったプログラムを殺せるのだが、それすら効かない。StealthProと旧ノーブランドマザーで起こった相性の問題に近いものがある。VLバスのタイミングが怪しいので、Waitを増やしてみることにする。waitlessでかなり無茶な設定にしている部分もあるので、いろいろ試してみた。VLバスを同期モードにすると、問題はなくなるが、いかんせんビデオ速度(3D-Bench)が遅くなる。結局MemoryWriteのWaitを1増やして3にすることで解決した。(倍クロックなので元々2のWaitがある)こちらはビデオ速度への影響はない。いずれメモリーを増設したら、インターリーブが効いてこれは必要なくなるかもしれない。
せっかくVLバスの高速SCSIインターフェイスを買ったことだし、インターフェイスボードの高速性のテストもしていないから、ここは是非ともSCSIのドライブがほしい。DOS用ゲームドライブもいっぱいになっていてドライブ再構成が必要になっていたから、思い切ってSCSIの大容量ディスクを買うことにした。
DOS/Vマガジンを調べていると、だいたい1GByte程度のものが9万円ほどになってきている。容量あたりの単価を考えれば、このあたりが妥当な線だ。候補に挙がったのはどちらも新製品、QuantumのEmpire1080とCONNERのCFP1060Sである。DOS/Vパラダイスの店頭価格は、前者が\89,000後者が\89,500といい勝負。何となくQuantumの方が速そうな気がしたので(全く根拠はない)、Empire1080を買うことにした。
さっそくつないでみようとして、困ったことに気がついた。ドライブのSCSI-IDはどうして設定するんだろう、説明書のコピーすらない。(もらい忘れた)とりあえずそれらしきジャンパーを見つけて、それが6になっていることを確認したから、CD-ROMの5とはバッティングしない。裸のまま配線だけで立ちあげてみたら、aspi7dosがすんなり6で認識したので、このジャンパーをすべて取り去ってSCSI-IDを0にしてみる。これも成功。こんなトラブルの陰で、実はとても恥ずかしい失敗(ターミネータの外し忘れ)をしていたのだが、それについては後述する。
ドライブの認識がうまくいったので、ケースにとりつけて(従来のIDEドライブ2台のすぐ上)再度立ち上げテストを行い、afdiskでドライブ全体のベリファイをする。これも問題なし。さらにパーティションを切る。1GByteあるので、256KByteづつの4パーティションとした。aspidiskをいれて、CD用のlastdriveをLに変更、再立ち上げするとHからKまでの4ドライブが認識される。aspidiskのメモリ占有量は思ったより少なく(3KByte弱)なので何の問題もない。scandiskなどを使って各ドライブのクラスタスキャンをしたり、ファイルをコピーしてみて書き込みテストをしてみたりする。確かに速い。
どれくらい速いのか調べたくなって、Qbenchを使ってみようとしたら、今回のドライブが認識されない。確かQbenchはBIOSコールでテストするはずだから、このドライブをBIOSに認識させてやらないといけないらしい。そこでいままでは使っていなかったAHA-2842のBIOSを使ってみることにした。
BIOSを使えるようにDIP-SWを設定しないといけないので再度ケースを開けてびっくりした。3台重なったHDDが相当熱い。触れないほどではないが、じっと触っていれないほどなので5、60度になっているだろう。どうも3台まとめてしまったのがまずかったようだ。とりあえず今はどうしようもないので、長時間電源を入れないことにして、テストを継続する。BIOS認識のDIP-SWを入れて再立ち上げしてみたが、うまくいかない。IDEドライブを1台はずしたりしてみたがダメ(マスター・スレーブの切り替えを忘れていた)のでマニュアルをよく見るとソフト的に3台以上使えるように設定しないといけないらしい。ROMのユーティリティーを起動して3台以上のHDDを使えるように変更するとすんなり起動した(ただしQEMMのstealthROMがSCSIのBIOSとバッティングして悪さをするのでFDDから立ちあげた)。Qbenchの結果はあまり良くなかった。アクセスタイムは他のIDEドライブより悪いくらいである。どうもおかしいと思ったら、IDEのROMはRAMにマップされているのに、SCSIのROMはROMから直接読み出しているせいだ。CMOSの設定でSCSIのBIOSのあるアドレスにもRAMをマッピングする。再テストしたら、アクセスタイムは7ms、データ転送速度は3600KByte/sと予定通りの高性能だ。
HDDの過熱は放置すると致命傷になりかねない。元々ある程度の熱環境には耐えられるように製造してあるだろうが、バックアップすらきちんとしていない今の状況では安全対策は最重要だ。いろいろ考えたあげく以下のようにドライブ移動をした。
従来 | 移動後 |
---|---|
IDE#0 WesternDigital AC2340 C:起動用システム(120MByte) E:アプリケーション(120MByte) |
IDE#0 WesternDigital AC2340 C:起動用システム(120MByte) D:スワップ&テンポラリ(205MByte) F:WindowsSwap&Temp.(85MByte) |
IDE#1 CONNER CP30254 D:コンパイラ&データ(120MByte) G:DOS用ゲーム(120MByte) |
SCSI#0 Quantum Empire1080 E:アプリケーション(256MByte) F:コンパイラ&データ(256MByte) G:DOS用ゲーム(256MByte) H:開店休業(256MByte) |
SCSI#5 TOSHIBA XM-3401B L:CD-ROM |
ポイントは容量の割に消費電力が大きく転送速度も小さいCP30254をはずしてドライブ間の風通しを良くしたことである。ここで問題となるのは、旧ドライブD:と新ドライブF:の間でデータが移動することだ。まず第1条件として、膨大なWindowsのアプリケーションを再インストールしたくないので、E:ドライブの内容は変えられない。またゲーム(G:)にしても同様だ。ディスクのことだけを考えれば、EmpireをBIOS認識させれば、AC2340のC:E:F:はそのまま残せるので、ドライブ間の移動はなくなる(EmpireはD:G:H:I:となる)が、それではBIOSがメモリーを食ってしまって使いづらい。また、Empireに移るデータ量(E:)が減るのでディスクの高速化ができない。別の方法として、今の構成でF:を遊ばせてD:をスワップとコンパイラ&データ用に共用してもよいが、壊れても作りなおせばよいスワップと壊れたら血を見るデータの共用は危険である。そんなわけで昔D:にあったBorlandC++関係のアイコンやその他もろもろの設定と、通信ソフトのデータ出力先を軒並み変更する羽目になった。
まあこれで大半のデータがEmpireに移ったし、あとは起動用のパーティションのバックアップをH:に、データのバックアップをD:に作れば万全の体制となる。(どちらかのドライブが壊れてもアプリケーションとゲームを再インストールすれば回復できる)
前述の恥ずかしい失敗というのは、Empireを増設するときに、SCSIのターミネータを外し忘れていたのだ。あとで取り付け位置を変えるときにふと見たら集合抵抗がきちんと並んでいらっしゃる。よくまあこれで動いたものだ。マニュアルがないのでどうしていいかわからなかったが、集合抵抗と、それに電源を供給しているジャンパ(どうもアクティブターミネータになっているらしい)を取り外してみたらうまくいったので、まあこれでいいのだろう。考えてみたら、この作業といい、SCSI-IDの変更といい、電気音痴の人だと厳しいだろう。DOS/Vが難しいと言われるのもこの辺かもしれない。いくらドライブの裸売りとはいえ、マニュアルのコピーを付けるのは徹底すべきだろうな。大してコストアップになるわけでもないし。(和訳する必要はない)
HDDの追加にあわせて入力環境の改善もしたかったのだが、ATOK8Winがいきなり店頭に並んでいたので衝動買いした。(Windows上のワープロはMS-Wordで十分なので一太郎Winを買う気はしなかった)インストール、運用とも順調で、変換も完璧に近い。これを一度使ったら、今までのMS-IMEやWX-IIなど使う気になれないほどだ。
これも環境改善の一環である。DOS/V環境は閲覧とゲームだけにして、かな漢字変換のWXIIを外してしまおうと考えたのだ。秀丸TERMを使う手もあったが、これだと今までのCCT/Vの環境が使えない。単に慣れだけの問題かもしれないが、98を使ってきた頃からCCTになじんでいるので、捨てがたいものがある。CCT/Vからのバージョンアップは\11,000だが、OAシステムプラザで\9,980だったので買った方が安くて正解だった。環境の移行は順調で、Nifty・AsciiNet共に全ての移行が完了した。
今までQEMMでStealthROMをmappingで使っていたが、VideoROMの先頭領域(C000-C0FF)にEMSフレームを取るとWindowsがうまく起動しないと言う問題があって、EMSをEC00からに移動していた。(SystemROMはFBFFまでStealthしても問題ない)最近Windowsのディスプレイドライバが変わったり、Windows自体リビジョンアップがあったりしているので、ダメで元々と考えてEMSフレームを移してみたら、すんなりWindowsが起動した。どうもStealthPro用の新しいドライバを動かすために24xddを常駐させるようにしたのが原因らしい。これで、UMBの領域も増えたうえ、分断が減ったので、今後の常駐ドライバ増にも対応しやすくなった。
時間があるのにまかせて、HDDの移動による高速化作戦を実施した。まず第1作戦は、EmpireをROM認識させて、D:F:G:H:の各ドライブとし、D:に常駐スワップを取るというものである。これは、前述のROM移動に伴い、AHA2842のROMがUMBを分断しないエリア(EMSの続きD000-D3FF)に設定できるようになったことから、試してみる価値が生じた。
まず、現在E:にあるデータをD:(将来E:になる)へコピー、Windowsのスワップを変更し、D:での一時ファイルとしておく。次にAHA2842のROMを有効にするためにDIP-SWを変更する。ここでQEMMのStealthオプションがあるとハングして起動しないので、いろいろ試した結果、SystemROMのF800-FBFFを除外するとよいことが判明した。AHA2842のROM部分は全てStealthしても問題なかった。この状態でUMBの減少は16KByte、許容範囲である。Windowsを立ちあげて、スワップの設定をD:(この状態ではすでにEmpireに変わっている)に常駐と変更し、Windowsを再起動する。立ち上げ速度、運用速度とも大した変化はない。作戦は失敗である。Windowsアプリケーション(AC2340上のE:にある)を読みに行くのが遅い。
次に第2作戦として、全てをEmpireに置いてしまう方法を考えた。今まで合計500MByte強で運用していたのだから、ディスクがEmpireの1GByteだけになっても問題ないと思われる。そこで現在C:のシステムファイルを全てD:(将来C:になる)へコピー。続いて、E:のWindowsアプリケーションをG:(将来E:になる)へコピー。Windowsのスワップも一時ファイルに変更して、CMOS設定でIDEドライブを無効にする。この状態で再起動すると、全く問題なく立ち上がる。さらにWindowsを立ちあげようとしたところでつまずいた。wdctrlというデバイスドライバが使えないと言うのだ。IDEのドライブがないから当然と言えば当然だが、これだけで32bitディスクアクセスが使えないとのこと、Adaptecのドライバでこの辺はフォローされているかと思ったのだが、そうでもないらしい。とりあえずBIOS経由の常駐スワップを作って試してみたが、やはり今一つ。ちょっと速いかなといった程度なので、これだけのためにUMB16KByteと325MByteのディスクを無駄にするのはもったいない。結局高速化作戦は全て失敗で、元のままが一番という結論がでた。Windowsの高速化には、IDEの高速ドライブが一番である。
CreativeのWaveBrasterを衝動買いした。MIDIの音源には昔から興味を持っていたが、互換性などの点で不安があり、躊躇していたものだ。WaveBrasterはGM規格であり、予想通りMT-32などを想定したソフトではうまく使えない。ちょっと古いゲームは全てダメだった。唯一使えるのが最近買ったSimCity2000である。これはWaveBrasterの選択肢まであり、完璧である。最近のソフトのデモなどでは、GMの選択肢があるので、これからは大丈夫だろう。Windows環境ではMIDIフォーマットの互換性の問題などがあって、データをいじってやるか、マッパーを触らないといけない。まあこれは、WaveBrasterに限った問題ではないからよしとする。それにしてもMIDIというのは今までのPCの世界が全く通用しない。WaveBrasterのマニュアルすら、それぞれの説明間の関連がわからなかったりする。これは凝りだすとはまるだろうなぁ。
英語版だが、これはよくできたCD-ROMだ。音楽と解説(音声)と絵柄と文字をうまく組み合わせて、しかもそれぞれが美しい。音楽部分にCD演奏を使うことで、WAVの解説とミキシングされたりする。
しばらく前から、立ち上げの時にVRAMのエラーがときどきでていたのだが、リセットすると元気に動き出すので、あまり気にしていなかった。OS/2のテスト版を入れたときからなので、それが原因で内部のフラッシュROMかなにかが機嫌が悪いのだと思っていたら、28日に新しく買ったTFXで遊んでいるときにいきなりうんともすんとも言わなくなった。リセットしてもダメ。カードを入れ直してもダメ。基板の接触不良まで調べたけどやっぱりダメ。結局あきらめて、ビデオカードを買い換えることにした。修理に出したところで、しばらく返ってこないだろうから、なにか代わりがいるのは確かだ。
ビデオカードを買い換えるに当たって、いろいろな作戦を考えた。一番ベストなのは、マザーボードごとPCIにしてしまうことだ。#9GXE64PROが6万円ほどだから、いずれPCIにするのだし、PCI版を買ってしまえばいい。だが、マザーボードはろくなものがない。ちょうどIntelDX4が発売されたところで、対応しているものは少ないし、拡張IDEも同じ状況だ。もう一つ問題なのは、SCSIをどうするかということ。この前VLバスのAdaptecを買ってしまっているから、(A)VL/PCIの両用型を買ってSCSIボードを流用するか、(B)SCSIが付いているマザーボードを買うか、(C)SCSIボードを買い換えるかの3択になる。
いずれにしても、PCI/DX4/拡張IDEの3条件を満たした本格的に次世代を任せられるようなものは今のところ存在しないことがわかったので、PCIにするとしたらまともなマザーボードを買うまでのつなぎを考えないといけない。しかしこれも難問で、今のマザーボード(AMI-SuperVoyajer)がよくできたものだけに、おかしなものを買うとかえって苦労することになってしまう。日本橋をうろうろしたけれど、安価なPCIとなると検討に値するものはAIRの486VPとか言う72P-SIMMと30P-SIMMが混在した、しかも簡易マニュアルしかないという訳の分からないVL/PCIのマザーボードしかなかった。これは、IDEを含めて全て外付けなので、別にマルチIOカードを買わないといけない。そうなると、メモリーは遅いは、IOは遅いわといる困ったことになる可能性が大だ。マザーボードが25K、IOとで35Kほどになるので、それならつなぎ用のビデオカードを買った方が安全性を考えたらよい選択だと思われる。
最初Accelaあたりでお茶を濁そうかと考えたが、以前cirrusには痛い思いをしているので、ここはPCIにするのをじっくり待つためにもそれなりのものを買ってしまえと考えて、#9GXE-L12を55Kで買ってしまった。ちょっともったいない気もするが、20Kは綺麗な画面代だと考えたら、そんなに高いものでもない。今も目の前にあるのだが、画面の美しさはStealthProと比べたら格段に違う。これなら一線を退いたSuperVoyajerとセットにして、サブマシンとしてしばらく使えるような気がする。
Niftyで画像データをダウンロードしてみてから、PCでのお絵かきを俺もしてみたいなと思うようになった。音楽の素養がないだけに、MIDIなど始めたくても今一つ苦しいところがあったけれど、グラフィックの方ならそれなりにできそうだ。グラフィックボードも新しくなって、絵柄が綺麗にみれるようになったこともある。今までも何度か始めようとして挫折していたのは、高解像度でフルカラーにならないことと、使いやすいエディットソフトがなかったからだ。Windows付録のペイントブラシは問題外としても、シェアウェアのRCSなど使ってみたが、今一つ使いづらい。フォトエディットソフトはいろいろ発売されているが、会社のMacでPhotoShopが使えるので、できればこれがいい。問題は高いこと、10万円ほどする。最近の雑誌のレビューで調べてみたら、Aldas PhotoStylerあたりが割安そう(それでも5万円)だ。もっと安いのもあるが、いい加減なものを買って嫌になるもの困るし、かといって高いのも困る。PhotoStylerで決まりかけたが、しばらく落ちついて考えることにした。
1週間いろいろ調べたりして考えたが、やはり会社と共通性がある方がと思い、奮発することにした。カラースキャナも高くてどうしようかと思ったが、グレーだけでは使いづらい。フラットベットでEpsonのGT6500Winが7万円と安くなっていたけれど、置場所がないのでパス。結局互換性とかを考えたら、ScanManColorになった。合計で16万円強と高い買い物になったが、PhotoShopの機能の豊富さ、しかもそれが使いやすく組み合わされているあたり、さすがに高いだけのことはある。ScanManColorもPhotoShopからTWAINで制御できるので、便利に使える。買ってから1週間ほどたったが、毎日いろいろいじって遊んでしまい、睡眠不足で困ってしまう。それでもIllustratorがキャンペーンで安いしフォントも付いているからほしいなとか、メモリが不足気味なので32Mにしたいなとか、やっぱりCPUをV-upして、PCIと64bitアクセラレータでグラフィックも高速化したいなとか、お金のかかることばかり考えてしまうあたり、恐ろしい。