Last Update: 1998.19th.Jun.

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6月18日、natsuko 、ロワールで遊ぶ

シャンボール城にて

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ほとんどドラクエの世界・・・

早起きしてオプショナルツアーのロワール古城めぐりに出発。 パリから南西、ロワール川にそって高速を走る。 やがてみわたす限りの小麦畑。ちょっと北海道を思わせる。

まず信じられないほどスケールの大きなシャンボール城に到着。 何でも敷地の周囲が32キロもあるそうです。 ここは外からながめるだけ。続いてロワール川を下ってブロワ城に 向かう。

ブロワ城の外の広場では子供たちがサッカーをしていて、こぼれ球がわたしの足元に。 蹴って返そうとしたら、ノン、ノン!と叫ぶひとがいて、 どうやら彼がレフェリーで試合をしているらしい。 ここは城下町の中世風の雰囲気が素敵でした。

最後にロワール川の支流、シェール川に張り出したシュノンソー城を見学。 広いお花畑に囲まれて、城の大部分が湖のように穏やかな川の上にかかる、 ロマンチックな古城。
わたしはこのお城が一番気にいりました。
はね橋をわたって城に入るとき、頭の中で自然にドラクエのテーマが 流れてしまう・・・


巨大スクリーンを探す

どこへ行っても日本人が多い。次にブラジルのレプリカを着た集団。 韓国の方も結構見かけました。あと、修学旅行(?)のフランスの学生。
シュノンソーで昼食をとって(デザートがかわいい!) 急いでパリに向かう。
今日は9時からフランスvsサウジアラビアの試合がある日。 どうせなら一番大きなスクリーンがあるというパリ市庁舎前の広場で フランスのサポーターといっしょに観戦したかったんです。

パリ市内は異様な雰囲気。
地元フランスのサポーターにまざって オランダやデンマーク、メキシコのレプリカを着たサポーターたちが 続々と広場へ集まって行く。
途中、停車中のBMWの車内が燃え出して煙があっという間に吹き出す。 多分、発煙筒。消防車が駆けつける騒ぎに。

少し早めに現地に着く。
あちこちで各国のサポーターがサッカーをして遊んでいる。 スクリーンに近い側から徐々にひとが座り始めて、やがて 広場はぎっしりと世界中のサポーターで埋まっていく。

食べちゃうのが惜しいデザート

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くるまは燃えてるしぃ

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パリ市庁舎前にジャイアントスクリーン出現!

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ナントでの再会をちかう

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パリは燃えていた

オーロラビジョンにナイキのCMが流れると大ブーイング。 (特にロナウドが写ると激しかった)
画面がいよいよスタジアムからの中継に切り替わると、 座っていたひとたちがみんな立ち上がり、一斉に前に押し寄せていく。
大きなひとが多くて、わたしは何も見えなくなってしまい、しかたなく 最後尾に移動。最後尾の柵に上ってなんとか視界を確保。 9時だというのにまだ太陽が出ている・・・

フランスのサポーターは日本のようにまとまった応援はあまりない。 だけど熱気は変わらない。
意外だったのは、デュガリーが写るたびに湧き起こる猛烈なブーイング。 人気があるのはジダンとアンリのようだった。

試合はご存知のようにデアイエの好セーブもむなしく4−0で フランスの圧勝。
ゴールが決まるたびにみんな飛び跳ねて喜ぶ。1点めが入ったときには 前の方で発煙筒がたかれたけれど、警察が入ったのか、 二点めからはなくなる。

後から後からひとが集まってきて、広場はもういっぱい。 噴水や街灯、店の屋根の上にまでひとが登ってスクリーンを見ている。
遠くのビルから双眼鏡でスクリーンを見ているひとも。 なぜ、テレビで見ないのでしょう。


ホテル到着は今日も深夜

後半から陽も落ちて、試合が終わる頃にはすっかり夜。 (11時だから当たり前だけど)
今日、パリは眠らないらしい。

大通りはほとんど歩行者天国状態。フラッグを持った地元サポーターが 歌いながら集団で走り回る。 クラクションを鳴らしながら、はこ乗りのサポーター、パトカーも 何も言わない。
交差点でとまった車のボンネットや屋根に勝手にサポーターが乗っていく。 ドライバーもそのまま腕を振りながらクラクションをたたいて走り出す。

なぜかわたしは、ジャポネ、ジャポネ!と握手を求められる。
いいなあ。みーんな、サッカーが好きなんだなあ。 わたしもサッカーを好きな仲間だから、 深夜のパリもぜんぜん恐くありませんでした。
お祭り騒ぎの地元サポーター集団について歩いているうちに 地下鉄3駅分を歩いてしまいました・・・

natsuko from Paris.
優勝したような騒ぎ

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