6月18日、natsuko 、ロワールで遊ぶ
シャンボール城にて
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ほとんどドラクエの世界・・・
早起きしてオプショナルツアーのロワール古城めぐりに出発。
パリから南西、ロワール川にそって高速を走る。
やがてみわたす限りの小麦畑。ちょっと北海道を思わせる。
まず信じられないほどスケールの大きなシャンボール城に到着。
何でも敷地の周囲が32キロもあるそうです。
ここは外からながめるだけ。続いてロワール川を下ってブロワ城に
向かう。
ブロワ城の外の広場では子供たちがサッカーをしていて、こぼれ球がわたしの足元に。
蹴って返そうとしたら、ノン、ノン!と叫ぶひとがいて、
どうやら彼がレフェリーで試合をしているらしい。
ここは城下町の中世風の雰囲気が素敵でした。
最後にロワール川の支流、シェール川に張り出したシュノンソー城を見学。
広いお花畑に囲まれて、城の大部分が湖のように穏やかな川の上にかかる、
ロマンチックな古城。 わたしはこのお城が一番気にいりました。
はね橋をわたって城に入るとき、頭の中で自然にドラクエのテーマが
流れてしまう・・・
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巨大スクリーンを探す
どこへ行っても日本人が多い。次にブラジルのレプリカを着た集団。
韓国の方も結構見かけました。あと、修学旅行(?)のフランスの学生。
シュノンソーで昼食をとって(デザートがかわいい!)
急いでパリに向かう。
今日は9時からフランスvsサウジアラビアの試合がある日。
どうせなら一番大きなスクリーンがあるというパリ市庁舎前の広場で
フランスのサポーターといっしょに観戦したかったんです。
パリ市内は異様な雰囲気。
地元フランスのサポーターにまざって
オランダやデンマーク、メキシコのレプリカを着たサポーターたちが
続々と広場へ集まって行く。
途中、停車中のBMWの車内が燃え出して煙があっという間に吹き出す。
多分、発煙筒。消防車が駆けつける騒ぎに。
少し早めに現地に着く。
あちこちで各国のサポーターがサッカーをして遊んでいる。
スクリーンに近い側から徐々にひとが座り始めて、やがて
広場はぎっしりと世界中のサポーターで埋まっていく。
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食べちゃうのが惜しいデザート

くるまは燃えてるしぃ
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パリ市庁舎前にジャイアントスクリーン出現!

ナントでの再会をちかう
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パリは燃えていた
オーロラビジョンにナイキのCMが流れると大ブーイング。
(特にロナウドが写ると激しかった)
画面がいよいよスタジアムからの中継に切り替わると、
座っていたひとたちがみんな立ち上がり、一斉に前に押し寄せていく。
大きなひとが多くて、わたしは何も見えなくなってしまい、しかたなく
最後尾に移動。最後尾の柵に上ってなんとか視界を確保。
9時だというのにまだ太陽が出ている・・・
フランスのサポーターは日本のようにまとまった応援はあまりない。
だけど熱気は変わらない。
意外だったのは、デュガリーが写るたびに湧き起こる猛烈なブーイング。
人気があるのはジダンとアンリのようだった。
試合はご存知のようにデアイエの好セーブもむなしく4−0で
フランスの圧勝。
ゴールが決まるたびにみんな飛び跳ねて喜ぶ。1点めが入ったときには
前の方で発煙筒がたかれたけれど、警察が入ったのか、
二点めからはなくなる。
後から後からひとが集まってきて、広場はもういっぱい。
噴水や街灯、店の屋根の上にまでひとが登ってスクリーンを見ている。
遠くのビルから双眼鏡でスクリーンを見ているひとも。
なぜ、テレビで見ないのでしょう。
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ホテル到着は今日も深夜
後半から陽も落ちて、試合が終わる頃にはすっかり夜。
(11時だから当たり前だけど)
今日、パリは眠らないらしい。
大通りはほとんど歩行者天国状態。フラッグを持った地元サポーターが
歌いながら集団で走り回る。
クラクションを鳴らしながら、はこ乗りのサポーター、パトカーも
何も言わない。
交差点でとまった車のボンネットや屋根に勝手にサポーターが乗っていく。
ドライバーもそのまま腕を振りながらクラクションをたたいて走り出す。
なぜかわたしは、ジャポネ、ジャポネ!と握手を求められる。
いいなあ。みーんな、サッカーが好きなんだなあ。
わたしもサッカーを好きな仲間だから、
深夜のパリもぜんぜん恐くありませんでした。
お祭り騒ぎの地元サポーター集団について歩いているうちに
地下鉄3駅分を歩いてしまいました・・・
natsuko from Paris.
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優勝したような騒ぎ
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