トップページのバックナンバー mailはこちらまで yukikoh@gol.com Copyright (C) 2006 Hirai Yukiko. All Rights Reserved. 2002年1月24日 その２　再会そして　それから 　昨年は　不思議なことに何人かの古い知人との再会がありました。単純にいえば，年のせいといっていいのでしょうが。高校時代の友人そして，20代の生意気盛りに仕事で関わりのあったクライアントの人事担当者など。会っていた当時はこんなに「話をしたかしら」と思うほど，会うと話が弾みます。 なぜ？会話が楽しいのか。「昔，こうでしたね」という懐かしい話は，再会1回目で終りです。なぜなら，そんなにその人との接点がありませんから。問題はそれから，，，です。「今　何をしているか」はモチロン　大きなテーマになりますが，同時に相手から引き出す何かが　常に自分に問われます。 （えーっ，そんな！　面倒くさいこと！？） お互いが抱えている個別の問題を　どう相手にわかってもらえるように伝えるか，共感してもらえるか，アドバイスをもらえるか。そんなことを頭のどこかに置きながら会話できる相手は最高です。 そして　何よりも興味深いこと。いままで，，ほとんど私が知らなかったその人の優れている面・意外な面を見つけること。たとえば　話の中に寺田寅彦の小説の場面がさりげなく出てくる，「今も　毎日初恋の女性のことを必ず思い出す」というフレーズ，「僕は奥さんを大事にしてますよ，たぶん今夜も　電車がなくなったら，，彼女は車で迎えにきてくれます。反対に彼女が来てほしいといったら　僕もアッシー君ですから」と言いのける　などなど。 「再会の後」がどう展開していくのか，それは他ならぬ私自身がドキドキしているのです。そう，ドキドキするのは，，，相手が素敵な男性ばかりだから。 << メニューへ戻る