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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2002年8月12日

その1 その時 私は気合をいれた!燃えた!
    (2度目のTVナマ放送に向けて)


なぜ,こうもギクシャクするのか? 6/18の本番に向けて準備しているときこの原因が掴めなかった。私以外の出演者を決め,話していただく内容も詰め 本来なら十分落着いているはずなのに。  しかし その原因が何だったのか,ある時を境にいっぺんに氷解した。 デレクターS氏はどうやらベテランらしい。昨年のA氏とは全く違うタイプ。 「お任せ」より「一家言ある」ようだ。大変穏かな口調で話すが,私に対して「何がどの程度できるのか」値踏みをしている。自分の尺度ではまだ「平井ゆき子を計りかねて」いたのだった。,,ということを 本番が迫ったある日の打ち合わせで私は理解した。
 
 この時から,,わたしは燃えたのだった。「ここはきっちり 私のやり方を手抜きをしないで,,プレゼンしておこう」と心に決めた。「もう,いいですよ。お任せしますよ」というS氏の言葉を遮って「いいえ,最後まできっちりやらせて下さい」と途中でやめなかった。 朝の10.00から始まって打合せ終了は13.00をまわっていた。もちろん 食事のことなど誰も眼中になかった。 「いやあ,,お昼も出さずに失礼いたしました」とスタッフが恐縮した。 お昼なんてどうでも良かった。  今 ここでの最重要課題は番組に対しての私の見解と思い,そして私の力を目の前のS氏にわかってほしい。 純粋にこれだけだった。  この後 S氏の態度が豹変した。(ように 感じられた) 私とS氏の間には堅い信頼が生まれ,,無事に昨年以上の中味の濃い番組を生み出すことができた。
 
 はじめての相手に自分を,自分の力をわかってもらうには,,,「エネルギーを傾けて,その時間に全てを注ぎ込むこと」。久しぶりに 気合を入れた打ち合わせを終えビルを出ると,そこは真っ青な 真夏の空が広がっていた。




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