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2003年8月20日
その3 私は大学講師 1年生 ―― Q&Aで鍛えられる
「どうしよう!?」「さて 困ったなあ」当惑、迷いから 最初はスタートしました。 教室の机の上にはペットボトル、パンなど。後ろの席の学生は プリクラを広げていました。ワイワイ ガヤガヤ、、、おしゃべりが止まない。「本日はオリエンテーションですから出席はとりません」と言った途端、教室を出ていく学生がいました。
さて どのようなスタンス(厳しさ)で学生と向きあうべきか、正直悩みました。今年の春から社会人入学を果たし大学生になった友人のアドバイスです。「平井さん、確かに騒がしい学生もいるけど ほとんどの学生は真面目に授業を受けたいと思っているのよ。最初が肝心。キチンとあなたの姿勢・授業への取り組みを話して、臨めばいいのでは」と。
最近まで学生だった若い友人からも貴重な意見をもらいました。「僕が燃えた授業は、先生と一体感のあるもの、そこに自分も参画していると実感できるもの」
そして わたしは 毎回授業の始めに質問表を配布し授業終了時に回収、その質問を分類・分析して次週に必ずフィードバックしました。これが とても私にとって<宝物>になりました。
学生のアルバイトでの悩み、経験を知ることができました。また わたしの教え方の欠点・不十分さも理解できました。回を追うごとに 学生が真剣に話をきくようになり、質問の内容も深まっていきました。「わたしたちの質問に真剣に向き合ってくれる先生の姿勢に心から感謝します」という感想を眼にしたとき、ウルウルしてしまいました。
後期にまた どのような学生に出会うのか、今はワクワクしています。
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