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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2003年12月10日

その4 コーチングとアサーティブネス

<アサーティブネスって 表現というより 生き方の姿勢 >


 このホームページで何度かご紹介している私の専門プログラムにアサーティブネスがある。数年前から文京学院大学の生涯学習センターで社会人を対象に講座を行っている。
 今年はさらに縁あって文京学院大学の大学生の選択科目「ビジネス・コミュニケーション」の中にも取り入れている。参加メンバーや学生と学びながらつくづく思うこと。「上手に自己表現したい」「きちんと言いたいことを相手に伝えたい」と誰もが願っている。だけど、それがとっても大変、難しいと自覚している、だからアサーティブネスを身に着けたいのだと。

 先日、社会人のメンバーが とてもハッとする発言をした。「自己表現の勉強にきてわかったこと、それは表現以前に物事に対して常に自分の意思を曖昧にしてきたんだなあと 自分を振り返って気づきました。たとえば、誘われたら、そのときはいってみたいと思うのでイエスと返事する。でも やっぱり 本当は行きたくないなあと思って、土壇場でノーという自分がいました。アサーティブネスって、表現だけではなく本当にどうしたいか自分の気持ちを見つめ、物事を決めることが大切なんだということを気づかせてくれたように思います」と。

 こういう発言から 私自身が教えられることが多い。こういう夜はそっと「やったね」と自分につぶやいて、一人で乾杯するのだ。


<コーチ業をはじめました!! あなたのコーチになります>

 03年8月にPHP研究所の<ビジネス・コーチ 認定>を受けた。時々「コーチングとアサーティブネスは どう違うのですか?」という質問を受ける。端的にいえば、「アサーティブネスは自己表現」であり、「コーチングは相手の中にある考えや問題解決能力を引き出すコミュニケーション・スキル」といってよい。今 目標管理を導入している大企業ではマネジャーにこのコーチング・スキルを身につけてもらおうとする研修プログラムが盛んである。もっと具体的にいうと「表現すること・話すこと」と「質問して聞きだすこと・傾聴すること」のコミュニケーション・スキルの違いがある。

 しかし、私自身がこの2つを学べば学ぶほど、その根底にある<人間に対するまなざし>は共通だと確信している。「人はみな 本来 対等である」「自分と相手のもっている力を信じて向き合うことで 理解しあえる」という理念はどちらにもあるのだから。

 さて、そういうわけでまだ新米のコーチではありますが、コーチ業をスタートさせました。私自身もコーチングを現在も 受けています。まるごと受け入れてもらえるコーチの存在は嬉しいです。そういうコーチにわたしも なれるよう 歩んでいきます。
コーチングに興味がある方は 遠慮なく お問い合わせください。



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