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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2004年11月10日

その1 今も 大家族!!で暮らしている叔母さん

この夏の一番の思い出は「??10年ぶりに おばさん(母の妹)との再会」です。
アメリカ在住の兄が帰国したのをきっかけに90歳のおばに会いにいきました。90歳の叔母は仙台に在住、この叔母と叔父はわたしの両親の妹と弟。従兄弟達とは 子供のときはしょっちゅう仙台と新潟を行き来していたものです。それぞれがすでに一家をなし、だんだん疎遠になっていました。

           

この夏仙台のおばを訪ねてびっくり!!
 叔母さんは長男夫婦と一緒に住んでいるのですが、その長男の長男も結婚して同居。はじめて会ったその人は「わたし、長男の嫁です」と挨拶をしたので、「へえー 今どき こういう若い女性もいるんだ」と驚きました。
わたしの兄弟は両親の他界後は、顔をあわせることは少なくなりました。でも 叔母さんの一族は同居している長男とその長男家族、さらに近所に嫁いだ娘の子供も 始終、家にきており さながら「私設 保育園」のよう。叔母さんにとっては いつも孫、ひ孫に囲まれているわけです。
 総勢 90歳の叔母さんを筆頭に、50代の長男夫婦、30代の孫夫婦 そして小さな子供をあわせて8名が 狭い家に泣いたり笑ったり暮らしているのです。

「よく 来てくれたね。もう会えないかもしれないけど、元気でね」と 玄関までしっかりした足取りで送ってくれた叔母さんは、穏やかな表情をして、、、。
「どうかアメリカにも みなさんで遊びに来てください」と 兄が挨拶したけれど、、、「まあ、先立つものがないからね」と笑って返してくれました。

<この家族にとって、東京もアメリカも遠い 遠い場所>に違いありません。仙台の高台の小さな家に、こんな 大家族がいるとは!!わが身とのあまりの落差に軽い眩暈を覚えた訪問でした。

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11月6日 この叔母が亡くなりました。
「叔母さんの笑顔に会えて本当に良かった」と心から思いました。
昔の職業婦人だった私の母の代わりに、この叔母は自分の子供とわたしの兄弟を一緒に育ててくれた人でした。トシイ叔母さん、ありがとうございました。

   

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