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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2005年5月7日



 大人になれきれない大人!?


2度目の冬ソナツアーを満喫してきましたが、面白い出会い? 観察しがいのあるご夫婦と一緒でした。題して「大人になれない大人って 結構 いるのね」という気分でした。


<エピソード 1>
偶然にもこの夫婦とは飛行機の座席が隣り合わせ。わたしが旅行の日程表を見ていたら「あなたも 冬ソナツアーですか?」と妻が声をかけてきた。それからが大変、ずーっと おしゃべりが止まらない。いわく「たった2・5Hというから、飛行機に乗る前にうどんを食べてきたから、、お腹がすかないわ、誰も食事が出るといってくれないから」など、、、どうでもいいことを まくしたてる。わたしは かなり露骨に読書にふける姿勢をみせてもおかまいなしに 話かけてくる。

<エピソード 2>
最初のソウルでの夕ご飯のときは、夫が隣。カルビクッパがお気に召さないらしく、誰にというのでもなく「こんなもの、食べさせて、、、」と言う。心で思っていても いちいち口に出さないで、、と、言いたくなった。「せっかく、外国にきたのですから、、、異文化を楽しまないと、郷に入れば郷に従え、、じゃないでいか」とやんわり たしなめたが。

<エピソード 3>
万事がこういう感じ。次の日、ホテルのモーニングコールが鳴らなかった。たぶんそのせいか? ロビーの待ち合わせ時間にいたのが、わたしとこの夫婦だけ。さっそく「モーニングコールが 鳴らなかったから、他のみんなはまだ 寝ているんじゃないの。あんた!! 部屋番号知らないの?」と のたまう。
「わたしは知りません。そのうち、みなさん着ますよ。そういう仕事はガイドさんの仕事ですから」と 言ってやったのでアリマス。

<エピソード 4>
明日は帰国という日、釜山の魚市場でこの妻は財布をすられた。「だから、わたしは嫌なのよ、買い物もしないのに、、こんなところに連れてきた。もう帰りたい!!」と子供のよいにワメイタ。困ったガイドさんは、「それでは 引き上げていいですか」と他のメンバーの了解をとって、、この市場を後にした。本当は わたしはもっと居たかったのになあ。




<エピソード 5>

最後の最後、釜山の飛行場でガイドさんにみんなが別れの挨拶をした場面のこと。
妻が「ちゃんと顔をみて 挨拶しなくちゃ」と促すと、夫は「なんで、お礼なんかいうんだよ」という 捨て台詞、、、を わたしは キャッチした。

<そして わたしの つぶやき>
あーあ、こういう大人になれ切れない大人っているのね。同じ日本人として、とっても恥ずかしかった。
この夫はかって都庁勤務のお役人だったとか。少なくてもわたしには、あまり不愉快な態度はみせなかったが、韓国人のガイドさんには どうでもいいことにつっかかる、ひっかかる。それが、同じツアーに参加しているメンバーに「楽しくない気分を味わわせていること」に全く 目がいかない。自己客観視ができない「俺さま」というのは、こういう人のことかなあ。















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