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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2005年10月25日

4,
相性のよかったドクター


 9月の半ばに 自宅でお掃除をしているとき 頭を打ってしまいました。「たいしたことはない」とたかをくくっていたのですが、どうにも頭痛がとまらない。夕方になると、ズキズキしました。思い余って、N大の脳外科へ行き、CT・MRIをうけたのです。2回目にその診断を受けました。結果、「ご心配にはおよびませんよ」といわれて、ほっとしました。不思議なもので、頭痛も消えてしまいました。


そこで 感じたこと。医者と患者の関係は、もしかしたら 恋愛?に似ているなあと。
担当のドクターは若い、まだ30歳そこそこの印象でした。丁寧に話をきいてくれ「今後、何か気をつけることは?」というわたしの問いかけに「頭を打たないことですよ」とズバリと、ユーモアたっぷりにおっしゃったのです。

「じゃあ、もう 来なくていいんですか?」と続けたら「はい、そうです」と。
「なんだか 残念、だってS先生に会えなくなるのは、、さびしいです」とつい口走った私でした。

「平井さんは 大学の先生(問診表に職業の記入欄あり)ということですが、、、一体 何を教えているのですか?」と反対に質問されました。「コミュニケーションですが、、他大学の医学部6年生にも教えています」と話したら、、「そうですよね、医者には 絶対 コミュニケーション能力は 大切ですよ。僕なんか そういうこと、ちっとも教わらなかったなあ」と 率直な言葉を聞かせてくれました。
そして かたわらの看護士さんに向かって「この人は怖い人だから、お言葉に気をつけて、、、」とまたまた 軽いジャブを、、、、。

ユーウツな 気分で行った病院でしたが、なんだか 楽しい気分で帰途につきました。
相性があったのですね。




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