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2006年11月5日
3.“息づかい”が聞こえる ナマの醍醐味
月に1度はコンサートに行く。最近は<Eプラスの得チケ>で格安チケットを探して芝居やダンスも見る。なんといっても、やっぱり演じている人の“息づかい”を感じることができるのは最高だ。
先日、チャロの演奏を聴いた。私の席は東京芸術場の前から3番目、しかもど真ん中なので、いつもはコンダクターのお尻をもろ見ている感じ。今回はチェロ奏者の指から足の動きから、そして呼吸の音まで捉えることができた。
短い20分の演奏だったが、もうその演奏者は汗だく。そしてコンダクターも上着の背中に汗の跡がありありだった。
新宿の劇場で「フラメンコ」を観た。圧巻は「ボレロ」。主役のダンサーの男性は上半身、素肌を出して踊ったので、体から呼吸・筋肉の動きを全部 見えることができた。衣装を着ているとわからないが、体全体で表現するその姿から、“情念という炎”が見ているこちらが息苦しくなるほど迫ってきた。
もちろん、時間とお財布との相談だが、せっかく[TOKOY]という世界有数の大都市に暮らしているのだから、こういう芸術に触れる場を享受したい。少々お酒を我慢してもこういうナマの感動に浸りたい。
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