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2007年9月1日
1.最後の授業で
今夜は S短大2部「会議運営の実際」の最後の授業だった。4月からスタートして15回目、抜き打ちで<スピーチ>を全員にやってもらった。テーマは<A この授業で得たもの>か<B 私のお勧めの○○>のいずれかを選んでもらった。
準備時間3分、スピーチの時間も3分。果たして、立ち往生?する学生がいるかも、と一抹の不安をいだいておこなったが、これが全くの危惧に終わった。
みんな とても上手いのだ。テーマはBが圧倒的に多かったが、Aのテーマでも2人が話した。
「この授業で学んだことを職場で実践した。特に 時間を区切って上司に説明してもらい、ダラダラした話を簡潔に言ってもらえるよう頼んだら、うまくいった。自分から上司に働きかけることもできるんだ、と嬉しかった」「この授業で繰り返し討議の司会など経験したが、文字通り場数を踏むことの重要性を実感した。質問が出ても、自信があるところはきっぱり答える。自信がないところは、それをはっきり口に出して“後ほど お答えします”と、対応する。どんな場面でも経験を積んで自信がもてるようになるとわかった」
前に出て行って、10数名のクラスメートに話す場面で、それぞれが自分の言葉で時にはユーモアを交えて話した。黒板を活用したり、中には体操の実演までいれて みんなを巻き込みひきつけていた。Bのテーマでは「おすすめのシャンプー」「おすすめの温泉」「選挙でお勧めの人」など、それぞれの生活や好みが端的に表現されていた。あらためてそれぞれの学生の個性が際立って見えた。
「みんな、話し方・内容も魅力的でしたね。もっと授業の最初のほうでスピーチをやるべきだったか、と考えてしまいました。でも、やっぱり 授業の中でいろいろ交流ができたからこそ、こういういい話が聞けたのかしらねえ!?」と最後にコメントした。
みんな、一様にうなずいていた。それにしても、こんなに楽しい場を最後に学生のみなさんと共有できて、とってもハッピーな気分になった夜だった。
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