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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2007年11月1日

2.評価すること、されること

 「人生は評価の連続である」そして「人間は常に他者からの評価を求めている」とつくづく思います。

 たとえば<赤ちゃんが生まれたとき> たいてい女性の間で交わされる会話。「何キロあったの?」という質問。どうしてそんなに重さが重視されるのか? 関心があるのか?不思議でした。「それは ある程度の重さがあると、安心」という意識があるからー と 友人が応えてくれました。なるほど、と思いましたが、今はまた「小さく産んで大きく育てるのが主流」ということも聞きました。

 そして 人が亡くなったとき「本当にいい人だったわね」という言葉もある意味でお通夜の席での定番の言葉です。
まさに「人は生まれてから死ぬまで、人からの評価にさらされている」といってもいいかもしれません。

 若者、わたしが日々出会っている大学生はとても「自分が評価されることに敏感」です。
わたしもそうだったなあ、と思います。自分に自信がもてないので「他者評価」がとても気になります。友達から、あるいはアルバイト先の上司から、そして成績についても同様。
それは自然なことではありますが、いわば<ある場面のひとつの評価>に過ぎないのだーということを 早く理解してほしいと思います。プラスの評価は自信につながりますが、マイナスの評価に対して落ち込んだり、へこんだりめげてしまいがちです。

 いかなる評価であっても 率直にそれを受け入れ、自分の糧にできるようにタフな自分を持っていてほしいと願います。
 もちろん、私自身にも 言い聞かせていることですが。
そして評価する側になったら、あくまで具体的な事実を挙げること。あいまいな表現はさける。「みんなが言っている」のではなく、「私はこう思う、こう改善したらもっと良くなる」というメッセージを発信したいと心がけています。




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