2008年7月1日

４　再会　―以前より　素敵になっているって、嬉しい！！

＜卒業生　Yさんのこと＞

大学で教えるようになって、早6年目。最初に教えた学生が社会人になって、それぞれの場で活躍している。

先日　卒業生Yさんから「久しぶりにお会いしたい」と連絡を受けて、再会した。まず　驚いたのが綺麗になったこと。特別、やせたとか、メークがうまくなったとかということではないのに、輝いている。活き活きした表情で、職場・仕事の事を話してくれた。

　学生のときから“しっかりした”印象の女性だったが、仕事の経験をつみ人事異動もあって、なかなか苦労しているようだ。
「上司が自分の仕事の状況を把握してくれないまま、次々と仕事量を増やしてくる」というのが悩み、という。「あなたができると思うから、任せるということかもしれないわね。でもやっぱり、きちんと自分の状況を上司に伝えないと大変！うまく伝える工夫をしてみたら、、」とアドバイスした。どうか乗り切ってほしいと願う。「先生と会って元気がでました」というメールが何より嬉しかった。


＜大学のクラスメートたち、今はオジさんでもー＞

　大学の法学部のクラスでわたしは女性一人だった。クラスメートは　そろそろ早期退職したり、企業の本社を離れてグループ企業で働いている人も多い。過日、かってのクラスメート3人の男性と会った。立派な背広姿だけれど、、ちょっと話すとたちまちーー１０年前の野暮ったい学生服姿の顔がもどってくる。あの頃はこんなに会話が弾んだかしら？と思うほど、アルコールの勢いもあって、みんな舌が滑らかになった。イチバン気持ちがいいなあと感じたのは、昔話ではなくお互いが「今とこれから」を語っていること。一人は「そば打ちをはじめて、年末の年越しそばを家族にふるまいたい」と言っていた。他のひとりは「今の仕事で、残間江里子さんに会うことがあるけど、いつも僕の頭には“平井ゆき子”が浮かんでくるよ」とのこと。また、「最近　能を習い始めたんだ」という人もいた。

　「なんだか、楽しい夜だったね。また、たまにこうして会って話そうよ。まだ数回会って話してもネタはつきないね」と言うので、「数回なの？　数十回会っても、ネタはあるわよ」と言い返した私だった。
　再会した人が、前よりずっと素敵になっているって嬉しいですね。

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