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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2008年11月1日

4 旅先で、見知らぬ人とー

日曜日の昼下がり、昨日も行ったレストランへ続けて行った
かなり混んでいる
「ご相席でもいいですか? こちらへどうぞ」
「はい、私はかまいませんがーー」と 答えた
お洒落な場所でランチを楽しみにしてきたカップルだったらーー
ちょっと申し訳ないな、という気持ちがして、その2人と同じテーブルに座った


 

座って、10秒位して気がついた
わたしと同じテーブルのいい雰囲気の大人のカップルは、お二人とも耳が不自由な聾話者の方々だった
わたしが同じテーブルに座るまで、手話で会話が弾んでいたようだ
でも、わたしが相席になったとたん“居心地の悪さ”と“緊張感”を持ったようだった

さて、どうしたものか?
わたし自身も“困惑”してしまった
店の人に言って席を替えてもらうか? お二人を見て見ぬふりをして無視すべきなのか?
どちらも 不自然だし、失礼ではないか!?



おそらく10分位して、お二人がデザートに入ったとき思い切ってメモを書いた
「おいしかったですか? この店は始めてですか?」と
そして このメモをわたしの隣にいる女性(たぶん奥さん)に渡した

それから、、、、
たぶん 30分余、私 奥さん 夫さんの間で
メモとジェスチャーが飛び交い、話が弾んだ
「近辺に いい喫茶店がありますか?」
「ご趣味は?」など


出会ったときのお互いの緊張感はいっぺんに吹き飛んで、本当に楽しい時間だった
一人旅のわたしは むしろお二人と違和感なく、たわいもない話ができたことが 
とても嬉しかった
「芸術家ご夫妻ですか? とっても服装のセンスがいいから、、、」
と訊いたら、照れながらーー
「サラリーマンです、IT関連の」というメモの返事がきた

「では、一足お先に失礼します、楽しかったです」というメモと
人懐っこい笑顔を残して、お二人は 立ち去った

―伊豆高原の、ひっそりとしたたたずまいの小さなレストランにてー




お二人と出会った伊豆高原うどん料理「切麦屋あいだ」のチラシ



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