過日、友人と話していて大いに盛り上がったこと。「どうして、中年男性は幹事役ができない？　ヘタなんだろう？」ということ。

　この日、昼間同世代のある知人とのメールでのやり取りで私は苛立っていた。その夜会った友人に　＜いつまでたっても忘年会の段取りが決まらないのよ！！＞と話したら、、。

「そうなんです、私の会社でも同じです、職場の懇親会など女性にばかり幹事をやらせるので、私　部長に言ったんです。女性はもう全員幹事を経験しました。まだやっていない男性社員にもやらせてくださいってーね。そうしたら　部長は“彼らには無理だろう、できないから”というんですよ。そこで“そうやって甘やかしていては、いつまでもできませんよ”と言ったんですけど、、結局　部長が自分でお店を見つけて段取りしていました。何かこれって　おかしくないですか？」

　会社に入って新人や２・３年生の頃はよく幹事役を経験させられた。「こういうことも仕事のひとつか」と割り切って、でもどうせやるならといろいろ工夫したものだ。

　私の同世代といえば、もう企業・組織の中ではそれぞれ立派な立場の方々である。これまで何回となく忘年会などの仕切りも経験されてきたはずだけど、、？
これを中年男性であるボーイフレンドに言ったら「誰かがやってくれるだろう」という甘えがあるからではーと言われた。
「ところであなたがそういう立場になったら、やっぱり億劫ですか？」と訊いたら、「いや、全然。僕はそういうのは好きだから、、」という返答。やっぱり人によるのですね！？

　最初の友人に「平井さん、イライラして、、結局　わたしがー　と　やったら駄目ですよ」と釘をさされてしまった。決めたら、なぜそのために行動しないのかー　できないなら、最初から幹事役など引き受けなければいいではないか。――と　腹をたてている私がいる。

　こういうことに腹をたてない、イライラしないでいるーのも　わたしにとっては修行だなあと思う昨今です。