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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2009年5月1日

2.<信頼>のものさし

「あの人は信頼できる」という場合、あなたは何を基準・ものさしにして「信頼」を判断していますか?
わたしは「約束を守る」特に「時間の約束を守るか、どうか」が大きいものさしになっています。それと強いてあげれば「ホウレンソウがあるかないか」でしょうか。



  私の身近な友人・知人の中で「決めたことは原則、実行する。が、状況の変化にも柔軟に対応する」Aさんがいます。具体的にはここ10年来の高尾山歩きのパートナーですが、月ごとの山歩きの日程を決めます。が、時には当日のお天気やお互いの都合によってもちろん取りやめることもあります。でも、この連絡のタイミングも誠に絶妙です。最近は、前夜のうちにメールで来ることが多いのですが、当日の朝 迷っていると「どうしますか?」と電話がくる、という按配です。事前に決めていたことをすっぽかされたことは、10年余のつきあいの中で一度もありません。


  Bさんは ある意味でAさんの対極にあるといってもいいかもしれません。「こういうイベントがあるけどいかがですか?」というわたしの誘いに、大抵「いきますよ」という返事。ただし、ほとんど実現したことがありませんでした。軽い口約束の後、必ず「――で 都合が悪い、行けなくなった」という断りが入ります。その結果、もう「Bさんに声をかえるのは辞めよう、あてにならないから」という気持ちになりました。最近はBさんから「今度、――はどう?」と 誘われても「いいですね」とだけのクールな反応になってしまっていますね。そして、心の中では「あら、またこの人、空手形を発行しているなあ」と苦笑しています。


 Cさんは1対1で接しているときはとても、やさしくて楽しい人です。ところが何度か<待ち合わせ>をして気づいたこと。この人の辞書には「時間厳守」という言葉はないのかしら?と思うほど。最初は、何か不都合がおきたのかしら?と心配してのですが、どうやらそういうことではないらしい。「時間を守る」という感覚そのものが欠如しているらしい。
相手を待たせても、「ごめんなさい」も言い訳もなし。こちらからの問いかけに「なんで、そんなに怒るの?」という顔をされてしまった。
3度ほどすごく待たされた経験をして、Cさんとは決して「外では待ち合わせをしない」と決心しました。そして、ついには疎遠になってしまいました。


 Dさんとはいわばメル友です。超多忙な方ですが、定期的に<お役立ち情報>をメールしてくれます。私は短くても「情報感謝、――が 興味深い内容でした」など原則、返信を書きます。すると必ずDさんからも 返信があります。Dさんいわく「数十人の人にメールしても返信があるのは、ほんの一握り」とか、それでもメールを発信し続けているDさんには頭が下がりますね。Dさんも、わたしにとっては心から信頼できる友人です。「友達であり続けるためには、会う努力が必要」という明確なポリシーをもっています。お互い、“会う時間を作りましょう”と呼びかけることができる間柄です。



写真はすべて前述Aさん(高尾山歩きのパートナー)によるもの。
1〜4枚目・多摩森林科学園の桜、5枚目・友人の飯塚さんと茶屋の前でニコリ。



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