2009年5月1日
3.一 とき 二 とも 三 さかな
これは 酒飲みの友人から聞いた言葉。「美味しいお酒の飲み方」の3原則だそうです。
なるほど、、と思いました。
最近 「多人数で(といっても数人の範囲ですが)飲むこと、会うことが億劫」になってきました。単純に年のせいかもしれないし、そうなると「年齢を重ねる」ことの意味というか、年寄りの生態?傾向?にも興味がわいてきます。
具体的には、最近ある趣味の仲間で会ったとき<そこにいるのがちっとも楽しくない、苦痛ですらあった>という経験をしました。
このときふとこの<1時 2友 3肴>という言葉が頭に浮かんできたのです。お酒を飲むタイミングは 本当に大切ですね。これまでは、打ち上げ、接待などが多かったのですが、今はほとんど義理やフォーマルな場で飲むことは少なくなりました。世の中全般に“お酒で接待”というのも少なくなってきましたね。仕事がらみでも、個人的なおつきあいでも“飲みたい相手と飲みたいときに飲む”のが理想ですね。
友と肴というのも、また大いにつながっているようにも感じます。
まず、食べ物に興味がない人は、正直いってあまりご一緒したくないですねえ。「つまみはなんでもいいです」と言われるのも好きじゃない。「わたしはこれとコレに拘る」という人がどっちかというと好きです。私自身は食べ物に好き嫌いが全くないのですが、他人の薀蓄を聞きつつ飲むのは、大好き。そういう状況のほうが楽しい。が、しかし「あなたに食べ物はお任せ」と言われることも結構あって、こういうときは<お世話係>になってしまうので(というか 期待されるので)あまりくつろげないですね。
肴とは文字通りお酒のさかなーということもあるでしょうが、友と同様に<会話が弾むかかどうか>すなわち<いわゆる酒のさかな=話題・会話のネタが共有化できるか>という深い?意味があるようです。
そして、極めつけは<一人酒>でしょうか。仕事を無事に終え、部屋で好きな肴をつまみつつ、“孤独”という友人を相手に飲む。− ちょっと格好つけすぎですねえ!?(微苦笑)
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