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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2009年7月1日

2.6月のミステリーツアー

S県に住む友人からの誘いをうけて、6月初めに小旅行に出かけた。
1泊2日の、その宿の名前・電話番号だけ連絡がきて、あとは「新幹線S駅で待っています」というだけ。だからまるで気分はミステリーツアー!!

 

           


 今回は年下の友人も誘って、S駅で初めて旅のメンバー4人が合流できた。
高速道路をぶっ飛ばして、さらに金谷から千頭まで大井川鉄道と平行してまだまだ雨の中のドライブが続いた。千頭からあぷと式鉄道に乗り込んで、さらにもっと山奥へ。終着駅井川にたどり着いたときはもう、夕暮れ近くだった。
小雨にけむる新緑、稜線はまるで墨絵のよう、、線路の下、70Mは大井川が悠々と流れていた。

 

           


 その宿・大西屋旅館はどうやらこの町一番の老舗らしかった。私たちが通された部屋は庭に面していてたぶん、この宿一番の上等な部屋に違いなかった。が、この宿で度肝を抜かれたのは、夕食だ。次の日明らかになったのだが、この宿の大女将の娘さんが(といっても40代後半?)がイタリアで修行してきたというなかなかのシェフだった。井川の素材を生かしたフレンチともイタリアンともつかない洋風料理を次から次へと提供してくれた。絶品は山女のカルパッチョと猪のワイン煮込み。赤ワインを1本あけて、思いがけない山奥の宿でおしゃれなデナーを堪能した。


           


 部屋にひきあげてから、友人の一人がリュックに忍ばせて担いできた一升瓶の日本酒もきれいに飲み干して、夜は更けていった。
S在住の友人2人は、すでにビジネスの第一線を退いたリタイア組。しかし、今でもボランテアや以前在職していた企業に頼まれて仕事をしているという。
そういう現場での話、現役時代の苦労話などについつい引き込まれてしまった。

 翌朝はからりと晴れた。来た道を折り返してまたあぷと式鉄道に乗り込んだのだが、お天気が違うと見える風景さえも異なって見えた。
ガタゴトと汽車に揺られて、友人と並んで二人とも言葉を失ってまぶしい緑に見入っていた。「ああこんなにも、美しい静かな日本がまだあったのか」という思いが湧き上がってきた。





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