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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2010年1月1日

4.ちょっと怖かった体験

 Wさん   平井です  

最近 ちょっと怖いことがありました。

 (その1)市民対象のアサーションの公開講座にて。参加者の若い男性(30歳)が、講座後わたしのそばに近づいてきて「今日先生は僕のことを例にあげて話をしたでしょ? とても傷ついたのでやめてください」というので、わたしは 一瞬 ぽかん??と。
 若い男性一般のことを例にあげて確かに説明したのだけれど、彼本人のことではないのですが、、、、。

(その2)旅先で会った女性(40代半ば)とその後東京で再会した。そのとき、彼女の友人2人も交えて4人で会食した。楽しく会話が弾んだのだが、少々この女性が神経質な印象がしたので、御礼のはがきを出してそのままとなっていた。
 ところが2日前にまた食事の誘いと「前回、プライベートな私の家族の話をしていたが、それはやめてほしい」というメール。この文面にも??私は首をかしげてしまった。 プライベートな話を私から言い出したことはないし、むしろ彼女が話し出し、それを聴いていた状況だったのだが。しかし、そういうわたしを不快に思ったらなら、なぜまた食事に誘うのか?これも不可解でした。

               


思うに、非常に私に関心をもちつつ、私の小さな言動がすべて、”自分にむいている”と 引き寄せて考えてしまう傾向があるようです。こういう人に出会うと一瞬”萎縮してしまう”のも事実ですが、といって本来のわたしの性格・個性は変えられないですね。

 平井さん  Wです。

2人の男性と女性、目に浮かぶようです。最近、そのような方が増えていると思います。
そこまで極端ではなくても、“うーん”と思う方が私の周りにも多いです。
自殺者が11年連続で3万人を越えている。欝や人格障害などの方が増えている。
カウンセリングや心理学のセミナーの人気が高い。
などからも推測できるように、自分で自分の気持ちを正す力が落ちているように思います。
                

そのお二人は、平井さんに抗議?するだけまだ強い方ですね。コミュニケーションに課題があるから、アサーションを受講しているのではと思います。
一番困っているのは本人ですね。そのような対応だと、友達や知り合いをどんどん減らしていきますから。私はそのような人に興味があり、結構相手をしてしまいますが。



本、『「この人、痴漢!」と言われたら―冤罪はある日突然あなたを襲う』 (中公新書ラクレ) では、いかに冤罪が作られてしまい、作られると是正ではなく、冤罪を維持するように組織が働くか、恐ろしいです。組織は訂正や是正することを極端に嫌いますね。社内でも人事は間違っても、修正を出しません。後は運用でやって欲しいと。私は、部下が間違ったことの訂正は、それを問い詰めることはしないようにしています。問い詰めたりすると次からはミスそのものも表面化しませんから。そこを分かっていないマネジメント層が多いように思います。

 

 



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