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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2010年3月1日

1.現代の管理職像
   ―そのコミュニケーション・スタイル



最近、自治体組織や企業の管理職研修で「コーチング」を担当することが続いている。
コーチングの原点は「相手が答えをもっている」ことを前提に、それを上手に引き出す「訊きかた」と「聴き方」にあるーといってもいい。
そのため、研修の中では質問のしかたや答えをもらったときの受け取り方など、実習をたくさん取り入れて行なっている。

このプログラムを担当しながら、特に最近に気になることがある。質問に対しての返答が長い、ずれる人が結構いるのだ。もちろん、現実の1対1の会話(コーチング)では話が冗漫になり、ピントがぼけることも大いにあっていい。会話のプロセスの中でそれらをクリアにしていくこともコーチングなのだから。


ここでわたしが危惧するのは、全体の研修場面で参加者に私が問いかけたとき、どんどん話が広がって何を言いたいのか自分でもあいまいになってしまっている管理職が相当数存在すること、なのだ。
中堅社員研修に行くとよく聴かされる上司像。「私の上司は、わたしがまだ半分しか意見を言ってないのに、すぐ途中でさえぎって自説を話しはじめる。それで、自分は部下の話をよく聴いていると自認しているようです」

研修場面で参加者の発言が長くなると、私は「もう一度 ポイントを押さえてご発言ください」と促す。言われた本人がポカン!とする場合もあるし、「私の話が回りくどかったですね」と気づく人もいる。そして、もっと根本的なことー発言の前提である「自分は今、何を求められているのか」をキャッチしないまま、言葉が口をついて出る、しゃべり始める管理者が多いという傾向もある。

誠にコミュニケーションは奥が深い。いろいろな話し方・聴き方に直面すると、私自身はどうか?と問いかけている。



 



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