平井ゆき子事務所


トップページ

プロフィール

現在の活動

ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー


トップページのバックナンバー


メール mailはこちらまで
yukikoh@gol.com

Copyright (C) 2006
Hirai Yukiko. All Rights Reserved.

ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
green_line
2010年5月1日

5.今どきの卒業式と謝恩会

 大学で教えて数年。今年初めて卒業式・謝恩会に出席しました。非常勤講師とはわかりやすく言えば”パートタイマー”ですから、大学への帰属意識が希薄です。むしろ、そのユルやかさで続けることができているのです。でも今年は、とある事情があって出席を要請されました。その様子をちょっとレポートします。

わたしの出席したJ短大の卒業式は総数1000名ほど参加の大きな規模のものでした。都内の有名なホールを借り切って行なわれました。 新聞で話題になる”荒れた!?成人式”にやや近いものがありました。もちろん、こういう傾向は大学によって格差があるでしょうが。ほとんどが若い女性の短大生は、2Hの式典に集中することができません。やや平坦な挨拶になると、ザワザワしだします。自ずと挨拶している人の声も大きくなり、怒ったような口調になりー。内心、この場を誰がどうやって納めるのか!? ちょっとドキドキものでした。

       

  それとほとんどの女子学生は古典的な袴・着物・髪形で来ていました。朝 早くから美容院に行き、着付け・髪をやってもらうそうです。式典が終わったらすぐ着替えて貸衣装店に返却する人、あるいはダンボールで返送する人、さまざまらしい。
お行儀の悪さとファッションとしての袴姿がなんともミスマッチでおかしい!?風景でした。

2部の謝恩会では、私の授業(夜間部)で一緒だった二人(女性1年生、男性2年生 )が電撃結婚したので、そのサプライズセレモニーがありました。そこで「主賓として祝辞を述べてください」と頼まれたわけです。初めての入学式・謝恩出席にはこういう事情がありました。

わたしにとっては??10年ぶりの披露宴(もどき)出席で、珍しく?スピーチの練習までして臨みました。無事、大役を果たしてほっとしています。2部の学生は社会人が多く、謝恩会も趣向を凝らしていました。今年度はサプライズセレモニーがありましたが、その他にも参加した先生ひとり一人にその授業を受けた学生がプレゼンターとしてプレゼントを渡すなど、盛り上げる工夫をしていました。

                
満開の千鳥が淵の桜・撮影は荘 絵里子さん



<< メニューへ戻る