昔から井上ひさしさんの芝居が好きで、よく劇場に通っていました。
　 新国立小劇場での東京裁判三部作　の最初の作品「夢の裂け目」を見る２日前に訃報がはいりました。

「見ておかなければ、、」という胸騒ぎがして、三部作　全部を観ることができました。最初の作品を見たのが訃報の直後だったので 何か、因縁めいたものを感じました。

＜いつまでも過去を軽んじていると、やがて私たちは未来から軽んじられるようになるだろう＞という　井上ひさしさんの言葉が一層、胸に染み入ってきました。

わたしができることはこれからも彼の芝居を見続けること。これから　広島の原爆を題材にした「父と暮らせば」の上演が始まります。ぜひみなさまも、劇場に足を運んでください。

東京裁判三部作のチラシ中面より

詳しくは新国立劇場のホームページをご覧ください。 （冒頭のイラストはいわさきちひろ　戦火の中の少女）

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