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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2010年11月1日

1.男女共同参画社会について ―私の周辺では


なぜ、いまさら?今頃?―という気がしないでもない。機会均等法が施行されたのが1986年、早20年余もたってしまった。その後すぐに 男女共同参画基本法ができて、私自身の中では 率直にいって「過去の法律」というイメージが強い。

しかし、このところ 行政から「男女共同参画社会の実現に向けて」とか「男女共同参画社会の推進のために」というテーマでの講演・セミナーの依頼が多い。対象は行政の職員だけでなく、広く市民・住民の方を対象したもの、企業や学生を対象にしたものなどさまざまである。

 また 特に最近「いくめん」という言葉もよくマスコミに登場している。育児を積極的にやっているお父さんや、それらの活動を促進するNPOなどである。同時に 子育てしているシングルファザーの記事も目にする。
不況により夫に代わって妻が世帯主となって外で働き、夫が主夫をするという家庭も話題になっている。

いままでの男女の分業が明らかに、ジワジワと崩れてきているような気配がある。
女性が社会に出て活動をするためには、家事(育児・介護も含めて)労働を男女が分担し合うことが不可欠である。特に、育児に関してはずいぶんと変化がおきているように感じる。幼い子供を保育園に送っていくお父さん、休日に小学校くらいの子供と出かけているお父さんをよく見かける。休日くらいは 働くお母さんを“ひとりにしてあげる”というのも身近な男女共同参画社会への試みではないだろうか。

 



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