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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2011年1月1日

3.SOSを発信できる人になりたい!!


12月10日が わたしのゼミをもっている大学の卒論の締め切りだった。「最後の追い込み」とばかり、学生のメール攻勢が11月下旬から続いた。学生は多くは夜型である。午後のゼミ指導で「今夜のうちに、ここまで書き直してメールで送って!!」と言っても彼らと私の<今夜中>の時間帯がずれる。たいてい夜中の2時3時くらいに書いてメールしてくるので、それのチェック・確認は朝5時おきでやることにした。

 そんな嵐のような日々が過ぎて、いよいよ学生の論文をまとめて<講評>を書き、優秀論文を選び、目次をつけていざ、大学へ提出となった。
提出の形式はプリントアウトしたものの他に最終的にCDにして学生へ配布するため、USBにする、ということだった。小さなキー?のようなものを渡された。

 さあ、大変!!かってのフロッピーがこのように進化したということなのだが、私は全くご縁のないもの。早速、職員Iさんへ SOSを発信した。「あのー ちょっと、この手のコトに弱いのでサポートしていただけませんか?」と。「はい、わかりました」と笑顔で言われたときは、本当に嬉しくほっとした。そして本日3時間ほど、PCの前につきっきりで サポートしてもらい、なんとか無事期限内にUSBを提出することができた。

 終わって帰りしな、Iさんと雑談。「私も万能ではありません、できることもあるし、不得手なこともたくさんあるんです。でも、早めに声をかけていただければ、できることはお手伝いします。結局、一人で仕事を抱え込んだら 結果としてみんなが迷惑するんですよね。一番困るのは、タイミングが遅いときですね。見ていて、早めにSOSを言ってくれればいいのに、ギリギリになって人に頼るのは、、困りますよね」
本当にその通りだ。今回の卒論にしても、もっと早めに組み立てて文章を書けば推敲できるのに、学生はやはり“お尻に火がつかないと、動き出さない”のだ。締め切り間際になって、一斉に提出してきても、今度はチェックするこちらの能力がパンクしそうになっってしまった。

そうして、ふと自分自身を振りかえってみる。わたしはどうなんだろう!? 今回はIさんに率直にSOSを発信できたけれど、仕事を抱え込んだり溜め込んだりしていないかーと素直な気持ちになって身のまわりを見回してみたのだった。




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