2011年11月1日
5.10月 とっても嬉しかったこと
――― 10月にとっても嬉しかったことが続きました。
1 美容室でー そこで働くスタッフから 言われた言葉
「平井さんは、私にとって とっても興味のある人です。だって“わたしはどっちでもいいけど、あなたにとってメリットはどっちがあるの?”なんて、今までお客様から言われたことがありません。失礼ですけど、普通の専業主婦は自分のことだけで精一杯です。相手のことも考えて判断するなんて、まずあり得ません。きっと、平井さんは今までいろいろな経験・苦労をなさって、相手のことも考えられるようになったんでしょうね」
40歳くらいの女性から、こんな風に言われて、私自身が実はびっくりしました。
月2回お願いしているお顔のマッサージについて、クーポン券を購入した方がいいか、1回毎に代金を払った方がいいかーという場面での会話です。
わたしにとって何気ない会話だったのですが、彼女の反応にむしろわたしが驚きました。そして「そうね、勝ち負けではなくあなたも私も同時に得する、Win Winになったらいいんじゃない」とWin Winの考え方を話しました。
2 ある組織で − 一緒に働く同僚からのアドバイス
「そうですね、私は平井さんの考えは間違っていない、的確だと思います。その考えを担当者レベルではなく、部門長にも話してみたらどうですか。たとえば、今日私に平井さんが話したように、さりげなく伝えておくことも案外大切なことですよ、たぶんわかってくれる方ですから」
これは仕事上の改善について、ランチを食べながら同僚と交わした会話の後に、彼からアドバイスされた言葉です。もちろん、改善をあきらめたわけではないのですが、なんとなく<自分のできる範囲でやろう>と腹をくくった後で 私の中でトーンダウンしていた事柄でした。そのタイミングでまた、心強い言葉で背中を押された気がして部門長へも提案することができました。結果はどうであれ、やるだけのことはやった、という爽やかな気持ちになりました。
3 大学の授業の場面 − 帰りしな、学生から
「先生ってすごいですねえ!?」
私「何が?」
「授業を終えて帰る学生が、“先生 さよなら”なんて挨拶する授業は他にないですよ。学生がちゃんと先生に挨拶するのは 僕、初めてみました」
私「―えーっ そうなの? わたしの他の授業も学生はみんな挨拶するけど、、、ね」
たったこれだけのやり取りなのですが、私にとってこの学生の言葉は晴天のヘキレキでした。「では これから授業を始めます」「今日はここまでね、お疲れ様でした」私にとって空気のような、当たり前の終わりと初めの挨拶を他の教員はやっていないのかしら?
挨拶をする、言葉をかけるーこれは コミュニケーションの基本中の基本です。待っていないで自分からやること、これを実践しているだけなのですが。
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評価されることは嬉しい。ましてプラスの評価はモチベーションアップにつながる。―これは、いつも管理職研修で話していることですが、思いがけない“評価”で、私自身が心から実感できました。もっと、相手のいいところを見つけてほめようと
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