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ざっくばらん ゆき子のおしゃべりコーナー
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2012年5月1日

3.アメリカで考えたこと
    ー お年寄りがたくさん 働いている!!



プライベートな目的があってアメリカに行ってきました。今回は日本―アメリカ往復はアメリカン航空、アメリカ国内の移動はデルタ航空を使った。まず改めて再確認したこと、客室乗務員(かって、スチワーデスと憧れをこめて呼んだ職業)が「なんと年寄りが多いんだろう」と思いました。年齢だけでなく、みなさんとてもがっちりした体形で逞しい印象です。若くて美人でスタイルがよくて、などという形容詞は全く当てはまりません。



 私には大変年の離れた兄がいます。その兄は60歳までNYで働き、現在はリタイヤしてフロリダに住んでいます。その妻、つまり義理の姉にあたる人は現在も看護士をしています。彼女はとてもアクティブな女性で50歳を過ぎて、わたしの兄と再婚し「実は若いころからの夢だったの」と兄を説得にして学校に入り看護士の資格を取りました。兄はそのとき「僕と結婚するんだから、もう働かなくてもいいじゃないか」と言ったそう。そうしたら、「あなたが将来病気になったら、看護士の妻がいたほうがいいでしょ」という言葉がかえってきたそうです。彼女は確かもう76才、もちろん 全く年齢には見えませんが。



本場のデズニーランドに行ってきました。ここでも働いている人の年齢層が本当に幅広いと感じました。いわゆる表舞台のショウに出ている人たちも もちろん、園内のゴミの集配や案内係、パレードでダンスをする人・楽器を演奏している人にも 明らかに70代80代とみられるお年寄りが楽しそうに働いていました。

世代交代とか、若者にバトンタッチという言葉がなんだかとても空疎な言葉に思えてならなかったアメリカの現実の姿でした。

もう1つおまけの話。

NYに住む姪が最近仕事を始めました。彼女は48歳。その姪の夫は今50歳。あと5年でリタイアすることを楽しみにしています。「わたしは16年間子育てのためハウスワイフだった。今度はわたしが、彼を養ってやる番。だからいいのよ、彼が仕事をやめても 全く問題ないわ」とあっけらかんと姪は話していました。この話を友人にする、「まさに アメリカンですね。そういう カップルが多いですよ」と。






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